フランス物語

ニームのサント=ペルペデュ教会(フランス)

古の写真で巡るフランスのニーム編、主に古代ローマ関係遺跡の画像が多かったのですが、ニームの最後はこの写真を撮っていました。 ファサードとそれに伴う尖塔の美しさに魅かれていたのかもしれません。 改めてグーグルマップ等で確認すると、サント=ペル…

ニームのアウグストゥス門(フランス)

画像はニームのアウグストゥス門、別名アルル門と呼ばれる古代ローマ遺跡です。 古代ニームの主要な城門の一つです。 入り口は4つあり、大きな中央の2つは車両通行用で、その両側の小さい入り口は歩行者用だった、とのことです。 右側の大きな入り口の向こ…

ニームの古代ローマ貯水槽(Castellum Aquae)

画像はニームの古代ローマ時代の貯水槽です。 紀元1世紀中ごろに造られました。 大きさは直径5.9m、深さ1.4mです。 ユゼスの泉からここニームまで、なんと50㎞の導水路を建設しました。かの有名な水道橋であるポン・デュ・ガールもその一部です。…

マーニュ塔からのいい眺め(ニーム、フランス)

マーニュ塔からニームの街並みを眺めます。一枚目は中心街です。この日は霞がかったように、薄ぼんやりしていました。全体的には橙色と黄土色の間の色になるのでしょうか?どの色名で表現したらいいのかよくわかりません。そんな中、中央の白い建物がやや目…

マーニュ塔へ(ニーム、フランス)

フォンテーヌ公園・ディアナの神殿から、丘を登ってマーニュ塔に到着します。 この塔は、古代ローマのアウグストゥス皇帝が築いた城壁と一体となった監視塔のようなものではないかと言われています。 このような城壁と一体だった廃墟の塔は、ヴィエンヌ(ビ…

ニームのディアナ神殿(フランス)

画像は前回のニームのフォンテーヌ公園内にある、ディアナ神殿です。 崩れかけた建物のすき間に草も生えていますが、ずっしりとした廃墟の美も感じます。 石灰岩の大きな切り石を積んだ、紀元後2世紀頃のガロ・ロマンの代表的な建築物、とのことです。 とり…

ニームのフォンテーヌ公園

ニームの歴史的中心地区から、フォンテーヌ通りを歩いていきます。 水路と並木道が涼やかな雰囲気を醸し出しています。 こちらがフォンテーヌ公園となります。 フォンテーヌとは泉を意味します。直訳すると「泉公園」となります。と聞くと、大阪の「泉の広場…

野心的なニームのカレ・ダール

ニームのメゾン・カレに相対するように建っているカレ・ダールです。 メゾン・カレを現代的にしたデザインで、あたかもパリの凱旋門に対する新凱旋門のような野心的な建物です。 ノーマン・フォスターにより設計されました。 メゾン・カレはフランス語にする…

ニームのメゾン・カレの建造時期について

画像はニームのメゾン・カレです。これについていろいろ書こうと思い、手元の資料とか見てたら、いきなり建造時期でつまずいてしまいました。以前読書メモで書いた時は西暦315年頃と書いていました。というのは訪問した2000年当時、ニームでもらった日本語パ…

ブレグジットによる、フランスの税関のストについて、など

ブレグジットによる、フランスの税関などに関連するニュースです。 英の合意なき離脱 仏も備え 税関・検疫 建設急ピッチ 3/30(土) 20:25配信 英下院で29日、欧州連合(EU)との離脱合意案のうち離脱条件を定めた「離脱協定」が否決され、離脱問題の行方はよ…

ニームのローマ円形闘技場からの眺め

円形闘技場から、ニームの街並みを眺めます。高さ的には街並みというよりも、その上っ面という感じですね。遠くの緑の丘の上にポツンと見える岩のような物体はマーニュ塔です。この辺りにはこの後に訪ねることになります。オレンジ色の屋根が目立つ中、にょ…

今も生きてる古代ローマ円形闘技場(ニーム、フランス)

ニームの古代ローマ円形闘技場の中に入ります。 内部はきちんと整備され、現在でも様々な用途に使用されています。 まさしく今も生きている円形闘技場と言えるでしょう。 最近ではサイクルロードレースにも使われていました。 Summary - Stage 1 - La Vuelta…

ニームの古代ローマ円形闘技場の外観

ニームのプラディエの噴水のそばにある、古代ローマ円形闘技場に着きます。 まずは外観から。 二層からなる、がっしりとした造りになっています。 一階も二階も同じような感じなのですが、よく見ると、一階は角型の「付け柱」(ピラストル)で飾り、二階は変形…

ニームを象徴するプラディエの噴水

古の写真で巡るフランスシリーズ、続いてはニームを取り上げます。 この時はアヴィニョンからほとんど人が乗っていないバスでニームまで行きました。 駅前でバスを降りて、フシェール大通りの突き当たりが画像の場所です。 この場所はシャルル・ド・ゴール広…

マクロン大統領 7時間にわたるマラソン国民討論会

Grand d辿bat: le marathon de 7 heures d'Emmanuel Macron 仏大統領、デモ収拾へ国民討論会 7時間にわたり答弁 1/16(水) 17:39配信 【パリ=三井美奈】フランスのマクロン大統領は15日、「黄色いベスト」の政府抗議デモ収拾を目指し、北西部ウール県で「…

フィリップ美男王の塔から見た、夕暮れのアヴィニョン

フィリップ美男王の塔から、アヴィニョンへ目を転じます。 法王庁などの歴史的建造物がよく見渡せます。 中洲の緑に少し遮られているものの、サン・べネゼ橋も見えます。 いろいろ調べ直した後、この写真を見て改めて思いをめぐらせると、アヴィニョン法王庁…

ヴィルヌーヴ・レ・ザヴィニョンののどかな町並み

フィリップ美男王の塔から、サンタンドレ要塞へのカメラを少し引いて、ヴィルヌーヴ・レ・ザヴィニョンの町並みを捉えます。 この町について、「須賀敦子のフランス」(稲葉由紀子・文 河出書房新社)から引用しますと、 “ヴィルヌーヴ(新しい町)といっても、…

サン・タンドレ要塞の威容(ヴィルヌーヴ・レ・ザヴィニョン フランス)

フィリップ美男王の塔に登り風景を眺めると、画像のような堂々とした要塞に目を奪われました。サン・タンドレ要塞です。1362年から68年に建てられたそうですが、その目的は、・その町を守り、11世紀に建てられた大修道院を保護した(現地の観光パンフレットよ…

フィリップ美男王の塔へ(ヴィルヌーヴ・レ・ザヴィニョン フランス)

アヴィニョンの街から、ローヌ河に架かるダラディエ橋を渡り、ヴィルヌーヴ・レ・ザヴィニョン、つまりアヴィニョン新町に歩いて入ります。 この街では時間と体力の関係で、画像のフィリップ美男王の塔、だけしか行けませんでした。 この塔は13世紀から14世…

サン・ベネゼ橋二景(アヴィニョン・フランス)

ローヌ河の河畔からサン・ベネゼ橋を撮ります。 河のそばは芝生地になっています。 日本なら野球のグラウンドとかに使われていそうな場所です。 そして日本ならしっかりとした堤防がありそうですが、こちらでは見当たりません。 やはり河川の流れの緩やかさ…

マクロン大統領の言う「40年に及ぶ沈滞」とは?

【AFP=時事】(更新)フランスのエマニュエル・マクロン(Emmanuel Macron)大統領は10日、国民向け演説を行い、最低賃金を来年から月額100ユーロ(約1万3000円)引き上げると発表した。同国を揺るがした「ジレ・ジョーヌ(黄色いベスト)」運動のデモを受…

アヴィニョンの橋の上で…(サン・べネゼ橋)

アヴィニョンのサン・べネゼ橋の上に降り立ちます。 この橋を語る時、必ず「♪橋の上で輪になって踊ろう♪」との民謡の歌詞に触れられます。 そして「こんな幅の狭いところで輪になって踊れないよ!」とのお約束の返答になってしまっています。 確かに、写真で…

再びアヴィニョン法王宮殿

、 ドン岩壁から、再び法王宮殿前に戻ってきました。 現地で手に入れたパンフレットには、「la plus belle et la plus forte maison du monde 」と書いてありました。 訳すと、「世界で最も美しくて、最も堅固な建物」となるのでしょうか。 「美しさ」という…

アヴィニョンのドン岩壁から見たサン・べネゼ橋など

ドン岩壁(Rocher des Doms) からの眺めです。 ローヌ河に架かる有名なサン・べネゼ橋が見え、更にその延長線上にフィリップ美男王の塔が建っています。 このドン岩壁は、小高い裏山のような場所で、公園としてアヴィニョン市民や観光客の憩いの場になってい…

アヴィニョンの街並み

アヴィニョンの法王宮殿の上から眺めたアヴィニョンの街並みです。 少し前に紹介したブルターニュ地方のカンペールでは黒を基調としていましたが、ここでは全体的に黄土色を色調とした街並みになっています。 色調にも地域性が表れています。 そしてやはり屋…

フランス人の支払い方法

NHKテキスト まいにちフランス語 10月号より P66 フランス人の支払い方法 支払う方法はいろいろありますね Oui, on peut payer par carte, par chèque, par chèque de voyage, par virement, en espèces. (はい、カード、小切手、、トラベラーズチェック…

アヴィニョン法王宮殿を睨むサンタンドレ要塞

アヴィニョンの法王宮殿の上から外を眺めます。 手前に宮殿広場があり、隣接する建物はプティ・パレ美術館です。 そして向こうにはローヌ河とそれに半分架かるサン・べネゼ橋が見えます。 ローヌ河の緑の中洲の向こうに見える集落はヴィルヌーヴ・レザヴィニ…

アヴィニョン法王宮殿の歴史

アヴィニョンの法王宮殿の入り口であるシャンポー門から建物内部に入ります。 画像のようながらんとした中庭がありました。 すすけた感じが枯淡な味わいを見せています。 このあたりはいわゆる新宮殿と呼ばれるエリアになっています。 法王宮殿の歴史を振り…

マクロン政権のコロン内相、辞任を表明

朝日デジタルからの記事です。 フランスのコロン内相は2日、仏紙フィガロ(電子版)とのインタビューで、仏南東部リヨン市長選に立候補することを理由に内相を辞任すると表明した。同国では8月以降、すでに2人の閣僚が辞任。コロン氏は政権ナンバー2の内…

法王宮殿そばのノートルダム・デ・ドン大聖堂(アヴィニョン)

アヴィニョンのPlace du Palais(宮殿広場)にたどり着きます。 この広場から法王宮殿を見上げます。 正面から見ただけでも、宮殿というよりかは、要塞のような感じがします。 2つの尖塔の下が入り口となるシャンボー門です。 一番左側の塔は法王宮殿の一部で…