2005-11-01から1ヶ月間の記事一覧

パルテノン神殿を巡る

パルテノン神殿に向かう。 参道を進み、前門をとおり、中に入る。 目の前に巨大なパルテノン神殿が広がる。圧倒的な迫力で迫ってくる。 この時は、ちょうど逆光になっていたので、写真を撮るのはひとまずあきらめた。 神殿の周りを時計回りとは逆に進んでい…

巨大な砦を巡って(アクロポリス周辺)

翌朝、早くに目を覚まし、窓からアクロポリスを見つめる。 普通の家も建てられている、こんもりした丘の上に、巨大な岩盤がへばりついている。 そして人工的に作られた壁の中に、神殿の上部が見える。 ホテルのさらに上の階なら、神殿がもっとよく見えると思…

夜空のもとで響くステップ(ギリシャ民族舞踏)

岩場を降りて、アクロポリスの入り口に行く。 もう閉まっているのはわかっていたが、明日の入場時間を確認したかったのだ。 入り口の標示を見ておき、明日の参考にする。 夕食を食べれるところを探す。 ギリシャに着いたばかりで、慣れていないため、「ファ…

アテネを照らす夕陽

空港からのバスはアテネ中心部、国立庭園前に着く。 バスを降りて、予約していたホテルを探す。 プラカ地区にある「Aphroditi Hotel」だ。路地をうろちょろし見つけ、チェックインする。 カードで3泊分を払う。最初機械が上手く作動せず、支払いが出来るか…

ヨーロッパ文明発祥の地へ(ギリシャ)

年末の休みを利用して、旅行の計画を立てる。 といっても、ヨーロッパは寒い時期である。必然的に目はヨーロッパ地図の南側にむかう。 そうなれば行くのはギリシャでしょう、ということになった。 ヨーロッパ文明発祥の地である。ヨーロッパとの名前も、ギリ…

パリのボジョレー・ヌーヴォ解禁の日

パリにいた時、ボジョレ・ヌーヴォ解禁日の夜、ビストロに出かけた。 場所は、Le Rubisという店である。ブランドストリートとして有名なフォーブル・サントノーレ通りから一本路地に入ったところにある。 その店の前で待ち合わせになったのだが、来てみて驚…

アトス 神様のリアルワールド 村上春樹著

アトス 神様のリアルワールド 文:村上春樹 写真:松村映三 新潮社 S図 村上春樹氏と写真家たちによるギリシャ・アトス半島の旅行記。 ギリシャ正教の聖地で、女人禁制の場所。 半島の修道院を渡り歩く。 「遠い太鼓」のギリシャの島々なら、まだ行ってみた…

オペラ初体験(オペラ・バスティーユ)

同僚からオペラのチケットがあるので買わないかと言われた。 オペラは全くの門外漢なのだが、「これも人生経験だ」と思い行くことにする。 場所はかのオペラバスティーユである。 題名は“La Dame de pique”。日本語題だと「スペードの女王」になるらしい。 …

ブルージュの怪しい二人組

昼も過ぎ、おなかも減ってきたので、食事のできるところを探す。 聖母教会の近くに小さなレストランがあったので入る。 Gruuthuse Hofというところだ。前に書いた記事にはってある写真のレストランである。 その写真のバックにある教会は、救世主大聖堂だと…

運河をこえてカリヨンは響く(ブリュージュ)

ダムの広場に戻る。 観光案内所もあるということだが、この時は開いていなかった。 しかし広場近くのお土産屋は開いていたので、中に入る。 ここでダムの絵葉書を買う。 牧場と聖母教会が写ったものと、風車をモチーフにしたものを買う。 ダムを離れ、ブルー…

フランドルに広がる平原

自転車に乗り、ダムの村を、離れていく。 広い平原と並木が見える。こんな風景でも、全然飽きない。 少し村から離れたところで振り返ってみる。 静かな小川と、ゆるやかな曲線を描く牧草地。 そこには羊がのんびりと草をついばんでいる。 牧草地が、少しこん…

フランドルに射す朝日(ダム)

運河のそばに、昔の白い風車が、でんと構えていたのだ。 ただし、もう今は動いてないようだ。 こんな風車があることだけでも、結構嬉しかった。 単純な人間は本当に幸せだ。 運河を離れ、ダムの町に入る。 小さな町の小さな広場、その前に小さな市庁舎がある…

ツール・ド・フランドル(ブリュージュからダムへ)

翌日、ホテルをチェックアウトし、ブルージュの中心街に行く。 ここのレンタルサイクルさんに行き、自転車を借りる。これでダムという小さな町まで行こうというのだ。 ダムはブルージュの北東約7キロに位置する。 ヨーロッパで自転車に乗るのはこれが二回目…