2015-09-01から1ヶ月間の記事一覧
アンギアーリの戦い アンギアーリの戦い自体は、実際の戦死者は皆無で、落馬による死者一名だけだった。 当時の傭兵同士の戦いはそのような穏やかなものだった。 絵画での「アンギアーリの戦い」に見られる、圧倒的な迫力とはかなり違う。 チェーザレの創設…
第2章 壁画と板絵 ダ・ヴィンチを、フィレンツェに呼び戻したマキャヴェッリの目的は? ①軍事土木技師としてフィレンツェの防衛に寄与すること。具体的にはピサ奪還 ②画家としての壁画制作 ③外交官として、フィレンツェの防衛に尽力してもらう フィレンツェ…
第1章 《アンギアーリの戦い》と『君主論』 ダヴィンチの研究書で、マキアヴェッリとの関係を中心テーマとしたものはほとんど存在しない。 むしろ美術史家はマキアヴェッリを生理的に嫌い、避けているといったほうが適切だろう。 (トラバの記事の本はダ・…
ダ・ヴィンチ封印《タヴォラ・ドーリア》の500年 秋山敏郎 著 論創社 発行 2013年9月20日 初版第1刷発行 2011年11月27日、イタリア政府は、一枚の板絵《タヴォナ・ドーリア》が日本の東京富士美術館から寄贈されたと発表した。 このたった一枚の絵画は、一…
キリエンカ選手おめでとうございます! サイクルロードレースではいつも風圧に耐えてチームスカイを、そして集団をクールな表情で引っ張っていますね。 そして全精力を使って献身的に一仕事終えると、すうっと後ろに下がっていきます。 キリエンカ選手の驚異…
画像はシャンボール城のランタン塔です。 本丸の中央にあり、この下が有名な二重の螺旋階段になります。 高さは32メートルで、アーチ状の支柱に支えられています。そして頂上にはフランス王家の百合の紋章があります。 こうして見ると、装飾がどうもごちゃ…
学びなおすと世界史はおもしろい 太田竜一 著 ベレ出版 発行 2015年8月25日 初版発行 世界史の全体像を要領よく学べる新しいタイプの入門書 地域を行き来しつつらせん状に時代を下るという、教科書的な構成ではなく、 「農業と都市」「宗教と文明」「交易…
se faire plaisir(自分自身を喜ばせる) 86% déclarent avoir l'intention de profiter de cette période de prix barrés pour se faire plasir. 86%の人が、この値下げの期間を活用して、自分自身を喜ばせるつもりだと明言しています。 「自分自身への…
シャンボール城のラセン階段のある棟です。 この城でラセン階段といえば、本丸の中心にあるのが有名ですが、このように中庭にあたる場所にもありました。 石造りのラセン階段はブロワ城にも見られます。 石造建築に階段を造り付けにする場合、ラセン階段は最…
シャンボール城の中に入り、庭園の写真を撮ります。これは城の裏側にあたります。 ロワールの城では、近くに川が流れているのが多いのですが、このシャンボール城もロワール河の小支流であるコソン川が流れており、堀のような役割も果たしています。 その向…
aprèsを使った「~を追うごとに」という意味の表現 la spécificité de ce pays [...] s'estmpant année après année 年を追うごとに弱まってきているこの国の特徴 Mois après mois, j'ai mis de l'argent de côté pour pouvoir partir en vacances. バカンス…
午前中、アゼ・ル・リドー城とヴィランドリー城を巡り、午後は別の会社の乗り合いバスで城めぐりをしました。 まずアンボワーズ城の前の中州で少しだけ止まり城の眺めだけを見ました。そしてシュベルニィ城を見学し、その後このシャンボール城にやってきまし…
現地の日本語パンフレットに載っていた、ヴィランドリー城の全景イラストです。 やはりこれで見ても、庭園中心の城である事がよくわかります。 水の庭園とか迷路などもあります。ただ15年前ほどのものなので、今はどうなっているかわかりません。 パンフレ…
ブエルタ・ア・エスパーニャ第14ステージ、コースはスペイン北部である。 南部でのレースと違って、暑さもほどほどだが、そのコンディションの変化もまた選手にとっては大変そうである。 コース自体は地図で見ると海に近いが、地形は高原から山岳となる。 …
現代人の論語 呉智英 著 ちくま文庫 2015年8月10日 第1刷発行 論語について、原文に忠実でありつつも経学(キリスト教における神学のようなもの)的解釈から離れ、歴史学、民俗学、宗教学などの研究成果を踏まえた論語像、孔子像、儒教像を描くように試…
ここが一番おもしろい 世界史と日本史裏話大全 歴史の謎研究会 編 青春出版社 発行 2015年8月5日 第1刷 原始・古代から近現代まで、世界史・日本史の裏話について述べています。 なぜこうなったのかという理由を書いているため、わかりやすくて楽しい歴史の…