2020-11-01から1ヶ月間の記事一覧

シャンティイ城庭園の大運河

シャンティイ城庭園と大運河 シャンティイ城庭園の大運河(LE GRAND CANAL)のそばに出ます。この大運河は、庭園設計の一環として、やはりアンドレ・ル・ノートルにより造られています。時期は1671年から1673年です。水路を東西に掘り、領地を横切るノネット川…

岩倉使節団の足跡を追って・欧亜編 「米欧回覧」百二十年の旅

岩倉使節団の足跡を追って・欧亜編 「米欧回覧」百二十年の旅 泉三郎 著 図書出版社 発行 1993年8月30日 初版第1刷発行この本では岩倉使節団の回覧の内、十か月余にわたった米英の回覧を終え、1872年12月、欧州大陸に入ってから日本に帰るまで…

シャンティイ城庭園の噴水と英仏海峡

シャンティイ城庭園の噴水と英仏海峡 シャンティイの庭園に戻ります。画像の手前の円形の場所はLA GERBE「噴水」です。真ん中の岩のようなところから水が吹き出すのでしょうが、この時は使われていませんでした。その向こうの水面はLA MANCHEと呼ばれていま…

柳田国男の青春(第7章~第11章)

第7章 農政学者 農政学を専攻した国男が農商務省に入るのは自然の道筋だが、世間的にみて、これは官僚としてのエリートコースではなかった。しかも国男たちは、帝国大学を出ればすぐに、文学部なら中等学校長に、法学部なら高等官になれた時代に、すすんで…

柳田国男の青春(第1章~第6章)

「柳田国男の青春」 表紙 柳田国男の青春 岡谷公二 著 筑摩書房 発行 1991年2月28日 初版第1刷発行 柳田国男の幼少期から、39歳で「郷土研究」を発行し、民俗学の道に決定的に歩み寄るまでの様々な出来事や出会いを述べた好著です。 第1章 二つの…

播磨の峠ものがたり

播磨の峠ものがたり 表紙 播磨の峠ものがたり須磨岡 輯 著神戸新聞総合出版センター 発行2012年12月13日 第1刷発行柳田国男も愛した峠。本書では、播磨(神戸市、朝来市の一部を含む)の66峠を取り上げ、一覧では198峠を記しています。西脇市住吉町ー篠山市今…

父 柳田國男を想う

父 柳田國男を想う 表紙 父 柳田國男を想う柳田為正 著筑摩書房 発行1996年4月25日 初版第1刷発行柳田國男の五児の唯一の男子であり、理学博士である著者が、長男から見た父柳田國男の想い出を述べています。世間の評者間には、父の書くものに文学的側面か…

シャンティイ城のフランス式庭園

シャンティイ城から見たフランス式庭園など シャンティイ城のフランス式庭園の画像です。まずどこから撮ったかということですが、どうやら城内部からのようです。濠が広がり、その向こうがフランス式庭園となります。この庭園もお馴染みのル・ノートルにより…

シャンティイのグランシャトーへいらっしゃい!

シャンティイ城のグランシャトーとプティシャトー 「古の写真でめぐるフランス」シリーズ、今回からはシャンティイになります。訪問したのは2001年の1月です。天気は良かったのですが、冬で、なおかつ緯度の高いフランスということで、太陽光線がいかにも斜…

東京するめクラブ 地球のはぐれ方

東京するめクラブ 地球のはぐれ方 表紙 東京するめクラブ 地球のはぐれ方村上春樹 吉本由美 都築響一 著文藝春秋 発行2004年11月15日 第一刷発行村上春樹さんを隊長とする、東京するめクラブが、名古屋・熱海・ハワイ・江の島・サハリン・清里を訪問し、独自…