2014-01-01から1年間の記事一覧
1825年、パリにウルク運河が完成する。 これによりパリへの給水量は飛躍的に増大した。 他は水源泉、水道、水力ポンプ揚水場、蒸気ポンプ揚水場、私設給水場、セーヌ川より取水した水売り人だった。 ウルク運河は全体の60%占めていた。それ以前のパリ…
パリの聖月曜日 19世紀都市騒乱の舞台裏 喜安朗 著 2008年3月14日 第1刷発行 岩波現代文庫 19世紀前半のパリは、増大する人口と近代に特徴的な社会の流動化とを制御するに足る政治社会の多様なシステムがほとんど欠如していた。都市騒乱の形をと…
この建物はシノン城の中央城郭にある城主の住居です。 二階建てになっており、一階部分は武器庫やキッチン、社交室やワインセラーとして使われていました。 二階部分に寝室など城主やその家族の居室があったそうです。 一階より二階のほうが居住性はよかっ…
うーん、ベルギーだからフライドポテトとマヨネーズということですが、やはり笑えないですね。気分が悪いです。 愉快犯と言うより不愉快犯という感じです。 こんなことすると、政治家に対する警備が更に厳重になり、政治家と国民の距離がますます遠くなって…
今日は朝早く起きて、決勝の前半途中から見る。 レアル・マドリッドがフランチェスコ法王もサポーターだというサン・ロレンソと戦う。 前半に一点、後半に一点と、順当にレアルが得点を重ねて勝つ。点差以上に差を感じた試合で、サンロレンソにロングシュー…
Take Away Phoenix フェニックスのライブ演奏集です。 最初の曲"Bourgeois"はアルプス越えの飛行機の中です。乗務員用のマイクの持ち方が可愛いです。 残り三曲は彼の出身地ヴェルサイユの宮殿近くでの収録です。 中国風のイントロが印象的な"Entertainment"…
こんなのがあるんですね。 動物園もいろいろ考えますねえ。 でも確かにこれは楽しそう。 くまこうがしょっちゅう窓際に来てくれるかどうかはわかりませんが。
Phoenix - One time too many [Blogotheque] Fさんのブログを拝見して、はじめて知ったPhoenixと言うバンド 英語の発音がちょっと?だったので、調べてみるとフランスはヴェルサイユ出身とのこと。 それだけでもひいきしたくなりますが、曲もよかった…
アンリ選手といえば、サッカーにあまり詳しくない自分としては、フランス代表のイメージが強い。 特にユーロ2000の時がいい思い出である。 フランス側はジダンやゴールキーパーのバルテス、そしてアンリなど、自然にしろファッションにしろ、禿げた選手…
次の本へ 苦楽堂 編 2014年10月31日 初版第1刷発行 84人の方々が、ある本を読んだ後、次の本とどうつながったが、出合ったか、を述べています。 「権力を取らずに世界を変える」から「権威と権力」 権力者が間違ったことをしているときは、革命でその権…
「軍師官兵衛」も後一回を残すまでとなりました。 この機会に舞台になった御着城跡を訪問しました。 この場所には、今は城をイメージした建物である、市役所の東出張所が建っています。 また黒田家廟所などもありますが、この日はちょうどそのあたりの広場で…
なんだか寒そうな画像ですね。 空港にある外交用施設で行われた首脳会談と言うことで、かなり急ごしらえだったようです。 プーチンさん側にすれば 経済制裁によってますます悪化するロシア経済。 ルーブルも下落している。 もうそろそろ、ウクライナ問題の…
シノン城からの最西端からの眺めです。 このあたりの城壁は954年に造られ、シノン城最古の城壁だそうです。地理的にも西側から攻めることは極めて困難になっています。 ここのクードレィの城郭が、軍事的には本丸といえそうです。 ヴィエンヌ川はこの先で…
オランド大統領の人気がない中、2017年大統領でサルコジさんの復帰もありえますね。 ただ、別の記事では フランスの保守系野党、国民運動連合(UMP)の党首選が29日行われ、サルコジ前大統領が党首復帰を決めた。党首選は2017年大統領選での返…
シノン城のミリュー(中央・真ん中)の城郭から西端のクードレイの城郭まで行きます。 画像はそこにあるボワシィの塔です。もともと12世紀に建てられました。その中では礼拝堂のような部屋もあったようです。しかし同じ城郭内にサン・マルタンの礼拝堂がで…
犬が星見た 武田百合子 著 中公文庫 2011年8月30日 19刷発行 昭和44年にソ連や北欧を、夫の作家武田泰淳さんや竹内好さん、更にはたまたま一緒になった銭高老人らと訪問した紀行です。 題名は「犬が星見た」となっていますが、実際は、わがままな王…
この画像はパリの建築博物館にある、パリの高層建築の建設案です。 黄色い三角の建物が今回否決された建物です。 この写真だけだと、エッフェル塔手前の黒い建物、もともとのオテル・ド・ニッコーあたりと大してかわらない様な気もしますが、いわゆる印象操…
西洋音楽の歴史 高橋浩子 中村孝義 本岡浩子 網干毅 編著 東京書籍 発行 1996年3月29日 第1刷発行 ヨーロッパの中世が始まる9世紀から現代に至るまでのヨーロッパが育んできた音楽の歴史を述べています。 記述の起点を9世紀としたのは、この時期からヨー…
(前回の記事に自分が書いたところは出なかったので改めて載せます) このような景観論争が繰り広げられるパリはある意味健全ですね。 最初、このニュースを読んだとき、パリに高層ビルなんてけしからん、と思ったのですが、場所がパリの南西部の市境のポル…
高層ビル建設、議会が否決=パリ市議会 【パリAFP=時事】パリ市議会は17日、市内に43階建ての高層ビルを建設する計画を否決した。イダルゴ市長は、議員の投票手法に違反があったとして不服申し立てする方針。 計画では、2017年までにパリ市南西…
この手のランキングってよくあるのですが、どうもよくわからないですね。 国家ブランド評価は、対象国の「文化」、「国民性」、「観光」、「輸出」、「統治」、「移住・投資」の6つの側面に関する質問への回答をまとめ、各国の順位を決定するもの。 というこ…
修道士さんもワインやシャンパンやビール造って嗜んでおられたので、フリスビーくらいは問題ないですよね。 そういえば、あらためて修道士さんの服装に目がいったのですが、基本的には宗派によって違います。 まずこの二人、服の色が違うことから、異なる宗…
シャルトル幻想 辻 邦生 著 阿部出版 発行 1990年9月30日 第二刷発行 辻邦生さんによる短編小説集です。エッセー的なものもありますが、全て短編小説として数えています。その理由は「これらを書いていた時、このロマネスクな震えのようなものが、た…
横長のシノン城を歩いていくにつれ、風景もヴィエンヌ川沿いに微妙に変化していきます。 鐘楼が印象的な建物はサン・モーリス教会です。この鐘楼はロマネスク様式です。周りの建物も中世のような住居に見えてきます。 そして川沿いの並木のある通りはシャル…
激動の1989年から25年、この年は天安門事件、そして東欧革命があり、世界の東西で大きな動きを感じたものでした。 ベルリンでも様々な催しが行われているようですが、いろいろ感慨がある一方、この壁も歴史の一ページとしてめくられてしまう様な気が…
この塔はシノン城の入り口にある時計の塔門です。 12世紀に創建され、14世紀に増改築されました。 内部は今はジャンヌダルクに関する小さな博物館になっています。現地の英語パンフレットによると、七つの部屋とthree storiesと書いてありましたが、写…
兵庫県は福崎町にある民俗学者柳田國男の生家と記念館に行ってきました。 上の画像が柳田の生家です。 「私の家は日本一小さい家だ」とご自分で書いてましたが、現代人の感覚からするとそんなに小さな家ではありませんでした。 ただ昔の大家族からすれば、…
再びシノン城からヴィエンヌ川の方に目を向けます。 巨大な中州が見えます。トゥール島と呼ぶそうです。近くの大都市トゥールにちなんだ名前など思うのですが、その理由はわかりません。 城から見る川と中州、アンボワーズ城からの景色も同じような感じでし…
雷神帖 エッセー集成2 池澤夏樹 著 みすず書房 発行 2008年11月10日 発行 コンピューターというのは遅れてきた道具である。 だから新顔として既成の社会に参画する際にはメタファーの衣をまとって登場した。ファイルとかフォルダー、ゴミ箱やメー…
世界を巡る美術探検 木村重信 著 思文閣出版 2012(平成24)年7月1日 発行 実際に著者が訪問しフィールドワークを行ってきた遺跡や古代美術を、ヨーロッパ・アジア・アフリカ・オセアニア・アメリカに分けて紹介しています。 歴史という時間的縦軸と、地…