2012-03-01から1ヶ月間の記事一覧
パリのメトロ歴史物語 ピエール=ガブリエル=ロジェ・ミケル著 蔵持不三也 訳 原書房 2011年11月30日 第1刷 パリの街には、メトロの駅があっちこっちにある、という印象がある。 実際400近くもの駅があり、パリ市内ならどこからでも500メートル以内に駅が…
城門の手前にあった 観光客用のアンフォルマシオン そこで村の地図をもらう ふとかたわらを見れば 画像のような シスレーに関する小冊子の見本版 パラパラめくると カラーの綺麗な装丁で シスレーが描いた所々を 丁寧に示している 値段は30フランなり これ…
ラヴェル ジャン・エシュノーズ 著 関口涼子 訳 みすず書房 発行 2007年10月19日 発行 先日、「題名のない音楽会」を見ていたら、佐渡裕さんが大震災支援のため、「ボレロ」の指揮をしておられた。 個々のソロパートが、震災関連のコンサートでもあり、より…
いままで書いてきたように、中世の大学とは外見上かくもみすぼらしいものであった。 全ヨーロッパの若者のあこがれのパリ大学が、それこそ寺子屋以下だともいえるものだった。 書物はまだ書写一本の時代で、大きな変化はグーテンベルグの活字印刷まで待つほ…
1Q84 BOOK1 著者 村上春樹 発行所 ㈱新潮社 6刷 2009年6月20日 この日曜日に図書館で見かけたので、すばやく借りてしまいました。 途中は最後まで読めるか心配だったが、結局今日の休みでBOOK1は読破してしまいました。 このようなベストセラーについて…
パリ左岸、セーヌ河沿いの肉屋横丁にあるネッカムの下宿は、一階が家主の部屋と台所になっており、二階が学生の部屋である。 ネッカムは、グラン・シャトレの衛士の鳴らす夜明けの角笛とともに起床する。 この角笛は太陽の上縁が地平線に見えたときにならす…
若きアレクサンダー・ネッカムはパリのシテ島から、左岸にわたるプチ・ポンに近づく。 はじめてパリを訪れた中世の学生にとって、この橋をわたるのは教会の内陣に入るような神聖な感動をおぼえるのであった。 というのは、この橋こそ、パリでの学問精神の中…
秋のある日 パリの日本語新聞で見かけた モレ・シュル・ロワンへと思い立つ この街は 印象派の画家 アルフレッド・シスレーが 様々な場所で その美を描き続けた地 パリ15区の下宿から 地下鉄を東へ乗り継ぎ パリ・リヨン駅にたどり着く そこで黄色い小さな…
グルノーブルでは、写真のような低床式のトラムが走っていました。 ちょうどここは停車場のようです。 そこにあるフランステレコムなどの屋外広告も見苦しくなく、綺麗に感じます。 路線は街中を中心に、三方向に向けて伸びていました。 グルノーブルは、周…
グルノーブル美術館に入ります。 白を基調とした、モダンですが落ち着いた建物です。 内部の写真です。 ひょっとしたら、内部は撮影禁止なのかもしれません。 もしそうだったらごめんなさい。 外側の、鉄製のモニュメントらしきものを撮った、ということに…