#建築デザイン

各国史がわかるシリーズ 歴史が見えるフィンランド図鑑

各国史がわかるシリーズ 歴史が見えるフィンランド図鑑 表紙 各国史がわかるシリーズ 歴史が見えるフィンランド図鑑 石野裕子 編著 町田季句 絵 エクスナレッジ 発行 2025年12月25日 初版第1刷発行 本書は建物等を入口として、フィンランドの歴史や文化、社…

地中海の慰め 旅と物語の思い出(シャルトル大聖堂)

シャルトル大聖堂のパンフレット表紙 聖なる百科全書 シャルトル大聖堂 1976年、フランスでも特に暑い夏に、シャルトルへ行きました。自動車で近づいて行きますと、暑気をはねつけて、地平線に聖堂の塔が現れました。私はその時は巡礼についてエッセイを書き…

北側から見た姫路城天守

北側からの姫路城天守 姫路城の北側から見た天守閣です。 いわゆる裏側になってしまいますが、それでも堂々とした姿に圧倒されます。 姫路城の内部はもちろんいろいろ興味深いですが、城の周りをのんびり歩くのも、優雅な時間を過ごせそうです。 天守の様々…

廃墟のリモナ城(Leamaneh Castle)(アイルランド クレア県)

リモナ城(Leamaneh Castle) 巨人のテーブルの後、画像のような廃墟の前でバスは止まりました。 席と反対側で、どのような建物かもよくわからなかったのですが、せっかくの機会なので、写真を撮っていました。 改めて画像検索するとLeamaneh Castleだという…

マルセイユのユニテ・ダビタシオン ル・コルビュジエ著

マルセイユのユニテ・ダビタシオン 表紙 マルセイユのユニテ・ダビタシオン ル・コルビュジエ 著 山名善之 戸田穣 訳 筑摩書房 発行 ちくま学芸文庫 2010年2月10日 第1刷発行 第1章 罵りの声 1950年2月の竣工時、セーヌ県医師会会長を務める精神科医は、こ…

古代のローマ水道 フロンティヌスの『水道書』とその世界(第二・三編)

第二編 古代ローマ水道の遺跡 6 ローマ水道の補修の歴史 スペイン広場とコルソ通りを結ぶ「コンドティ通り」は、現在では革製品のグッチ、フェラガモ、陶器のジノリなど、ローマ最高級の店が並び、観光客にも人気のある目抜き通りとなっているが、通りの名…

古代のローマ水道 フロンティヌスの『水道書』とその世界(第一編)

古代のローマ水道 フロンティヌスの『水道書』とその世界 表紙 古代のローマ水道 フロンティヌスの『水道書』とその世界 今井宏 著訳 原書房 発行 1987年10月31日 第1刷 第一編で古代ローマ水道の概要を解説し、第二編で水道遺跡について述べ、第三編で『水…

地球の細道 安西水丸 著

安西水丸 著 地球の細道 表紙 地球の細道 安西水丸 著 エーディーエー・エディタ・トーキョー 制作・発行 2014年8月25日 発行 以前、安西さんの文・イラストによる日本の城下町巡り『ちいさな城下町』を読みましたが、こちらの『地球の細道』は、日本国内だ…

革命と住宅

革命と住宅 革命と住宅 ゲンロン叢書015 本田晃子 著 ゲンロン 発行 2023年9月25日 第1刷発行 ソ連成立からの建築、特に住宅の歴史が詳しく書かれています。 はじめに ソ連建築の2つの相 ソ連、そしてロシアでは、絶対王政の時代のように指導者が国民を分断…

水道が語る古代ローマ繁栄史(第二章より古代ローマの各水道幹線)

クラウディア水道橋 第二章 古代ローマはなぜ長大な水道を造り、トンネルや水道橋を多用したのか 古代ローマの水道幹線の話 首都ローマには紀元前312年に造られたアッピア水道をはじめとして、11本の幹線の水道があった。226年に最後のアントニアーナ水道が…

中世ハンザ都市のすがた コグ船と商人

中世ハンザ都市のすがた コグ船と商人 表紙 中世ハンザ都市のすがた コグ船と商人 ハインツ=ヨアヒム・ドレーガー 作 中島大輔 訳 朝日出版社 発行 2016年12月24日 初版発行 1400年頃の、中世ハンザ都市の情景を生き生きと描いています。 ご挨拶 わずか数十…

絵で旅する ローマ帝国時代のガリア(劇場・ブドウ畑 等)

オランジュの古代ローマ劇場の外側ファサード 劇場と見世物 ガリアに150ほどの劇場があり、そのうち15以上が、1970から80年代に実施された航空考古学によって確認されている。 古典的なローマの劇場が手本としたギリシャ劇場は、3つの区域で構成されている。…

絵で旅する ローマ帝国時代のガリア(水道・浴場・円形闘技場・戦車競技場)

ヴィエンヌのピラミッド 水道と都市における水 ガリアの水道といえば、思わずガール橋を思い浮かべてしまうが、水道の経路の大半は、ごくわずかな傾斜をつけて地下に埋設された導管という形態をとっていたことを忘れてはならない。 ニームの水道の平均斜度は…

絵で旅する ローマ帝国時代のガリア(都市と集落・市壁・フォルム) 

絵で旅する ローマ時代のガリア 表紙 絵で旅する ローマ帝国時代のガリア 古代の建築・文化・暮らし ジェラール・クーロン、ジャン=クロード・ゴルヴァン 著 瀧本みわ、長谷川敬 訳 マール社 発行 2019年12月20日 第1刷発行 本書では、紀元前1世紀から5世紀…

建築が語るフランスの歴史

建築が語るフランスの歴史 表紙 建築が語るフランスの歴史 デルフィーヌ・ガストン=スローン 著 飯竹恒一 訳 小川順子 ブックデザイン 草思社 発行 2025年4月25日 第1刷発行 わかりやすい構成で、なおかつデザインがおしゃれな本だと思いました。 なお原題…

秋の姫路城

秋の姫路城 兵庫県立歴史博物館わきから撮った、秋の姫路城です。 青空が透きとおって、姫路城の白が映えています。 少し色づいた木々の間に、城が浮かび上がっているようです。

チェコとスロバキア 歴史と現在 4 チェコスロバキアと私

チェコのプラハ城の遠景 4 街角は歴史の舞台 チェコスロバキアと私 1 私の大事な散歩道 プラハの空港に出迎えてくれた車の運転手にちょっと遠慮がちにロシア語で話しかけてみると「ロシア語で話すなんてとんでもない」という英語の返事。 著者はプラハに到…

モスクワ地下鉄 「地下宮殿」の世界

モスクワ地下鉄 「地下宮殿」の世界 モスクワ地下鉄 「地下宮殿」の世界 岡田讓 著 東洋書店 発行 2009年7月25日 初版第1刷発行 以前フランスのパリのメトロ(地下鉄)の名称の由来について詳しく書かれた本を読んだのですが、こちらはモスクワの地下鉄の名…

海港と文明 近世フランスの港町(第三・四章)

マルセイユの旧港と市庁舎 第三章 商人社会のなりたち 1 官と民のまなざし 近代歴史学は、19世紀のヨーロッパで成立した。 史料とはすなわち公文書 20世紀後半の歴史学において、私文書も使われるようになった。 商人書簡を読んでいて印象的なことの一つは…

姫路城二景

動物園方向からの姫路城 こちらは動物園辺りから撮った姫路城です。美術館あたりからだと、姫路城が少し平板に見えてしまうのですが、こちらからだと、小天守やその前の建物も見えてきます。緑の中に浮かんでいるようです。 兵庫県立歴史博物館に映された姫…

ニームの古代ローマ貯水槽(Castellum Aquae)

画像はニームの古代ローマ時代の貯水槽です。 紀元1世紀中ごろに造られました。 大きさは直径5.9m、深さ1.4mです。 ユゼスの泉からここニームまで、なんと50㎞の導水路を建設しました。かの有名な水道橋であるポン・デュ・ガールもその一部です。…

旅行が楽しくなる 日本遺産巡礼 西日本30選

旅行が楽しくなる 日本遺産巡礼 西日本30選 磯達雄 文 宮沢洋 イラスト 日経アーキテクチュア 編者 日経BP社 発行 2014年12月8日 初版第1刷発行 日本の歴史遺産30件を実際に訪問しリポートしています。この本は西日本版ですが、東日本版もあります。 …

パリ市議会、三角形の高層ビル建設計画を僅差で否決

この画像はパリの建築博物館にある、パリの高層建築の建設案です。 黄色い三角の建物が今回否決された建物です。 この写真だけだと、エッフェル塔手前の黒い建物、もともとのオテル・ド・ニッコーあたりと大してかわらない様な気もしますが、いわゆる印象操…

シュノンソー城のもう一人のカトリーヌ

シュノンソー城のカトリーヌといえば、庭園の名前にもなっているカトリーヌ・ド・メディチですが、もう一人忘れてはいけないカトリーヌがいます。 その名はカトリーヌ・ブリソネです。 彼女はこの城の、上の画像で言えば手前部分、を夫のトマ・ボイエととも…

古典主義建築、19世紀建築、モダニズムの建築(西洋建築入門 より)

古典主義建築 17世紀から20世紀初頭に流行 エリアはヨーロッパ全域 キーワード=シンメトリー、ダブル・キューブ、三層構成 ・シンメトリー 中央部分をはっきり区別し、左右両端を翼廊として変化をつけ、かつ抑制をきかせるという構成が生まれた。 ・ダ…

ローマ建築・ビザンチン建築(西洋建築入門より)

ローマ建築 紀元前6世紀頃から4世紀頃 キーワード=フォルム、アーチ、ドーム ・フォルム ローマ都市の中心を成す都市広場 神殿、バシリカと呼ばれる多目的ホール、市場、凱旋門などがこの広場に面して建てられた。 ・アーチ 石やレンガを円弧状に積むと…

歴史的な町の中心部が保存されると

歴史的な町の中心部が保存されなかったら? ・近代的な商業ビルが建てられる。きらびやかであっても安普請な建物 みすぼらしい感じのビル。町の伝統や個性も殺してしまう 保存されれば ・歴史的な建物は元のように改修 ・街路はアスファルトをはがして、石畳…

ユニテ・ダビタシオンの悪影響

ル・コルビジェにより、1946~52年にマルセイユの郊外に建設されたユニテ・ダビタシオン 住宅計画として 幼稚園や商店街などの共用施設を備えた巨大な集合住宅として、当時流行の社会主義思想を具体的な建造物の形とした 建築デザイン 打ち放しコンクリート…

地中海を臨むワヤワヤした博物館、仏マルセイユにオープンへ

なんだかワヤワヤした建物ですね。 写真の建築家さんは悦にいっておられるようですが。 まあユニークだからよしとしておきましょう。 どういう意図があるのかはよくわかりません。 強引に考えれば、アール・ヌーヴォ的な、植物的なデザインとも考えられます…

教会建築を読み解く

教会建築を読み解く デニス・R・マクナマラ 著 田中敦子 訳 ガイアブックス 発行 2012年6月15日 発行 教会建築について、さまざまな角度から、図像を交え、コンパクトに解説しています。 内容は 建築物・教会堂の種類、様式の文法、建材、平面プラン、等の…