#ヨーロッパ

廃墟のリモナ城(Leamaneh Castle)(アイルランド クレア県)

リモナ城(Leamaneh Castle) 巨人のテーブルの後、画像のような廃墟の前でバスは止まりました。 席と反対側で、どのような建物かもよくわからなかったのですが、せっかくの機会なので、写真を撮っていました。 改めて画像検索するとLeamaneh Castleだという…

マルセイユのユニテ・ダビタシオン ル・コルビュジエ著

マルセイユのユニテ・ダビタシオン 表紙 マルセイユのユニテ・ダビタシオン ル・コルビュジエ 著 山名善之 戸田穣 訳 筑摩書房 発行 ちくま学芸文庫 2010年2月10日 第1刷発行 第1章 罵りの声 1950年2月の竣工時、セーヌ県医師会会長を務める精神科医は、こ…

ウラジオストクの旅 海の向こうにあった日本人町(前半)

ウラジオストクの旅 海の向こうにあった日本人町 表紙 ウラジオストクの旅 海の向こうにあった日本人町 杉山公子 著 地久館 発行 原書房 発売 1989年12月15日 発行 1989年の5月、新潟港からウラジオストク(ウラジオストック)に客船で旅行した著者の紀行文…

近寄れなかった「巨人のテーブル」(アイルランド バレン高原)

バレン高原の「巨人のテーブル」 エルウィ洞窟を出て、再びバスに乗り込みます。 その途中で、画像のようなモニュメントに出くわしました。 ここではバスから降りることなく、バス内部からの見学でした。 そばで見ることができなかったのが残念です。 これは…

エルウィ洞窟の鍾乳石(アイルランド バレン高原)

エルウィ洞窟の鍾乳管 エルウィ洞窟の鍾乳管 エルウィ洞窟の鍾乳石 エルウィ洞窟の石筍 アイルランドのエルウィ洞窟の内部です。 いわゆる鍾乳石が写っている画像を集めてみました。 鍾乳石については全く詳しくないのですが 、Wiki を元に説明してみます。 …

古代ローマ歴史散歩 最盛期の帝国の街並みをたどる

古代ローマ歴史散歩 最盛期の帝国の街並みをたどる 表紙 古代ローマ歴史散歩 最盛期の帝国の街並みをたどる フィリップ・マティザック 著 大槻敦子 訳 原書房 発行 2026年1月30日 第1刷 本書では4世紀末から5世紀にかけてローマの街を散歩した情景を描いてい…

マルテの手記 リルケ著

リルケ著 マルテの手記 表紙 マルテの手記 リルケ 著 松永美穂 訳 光文社 発行 2014年6月20日 初版第1刷発行 ヨハネス22世(1245〜1334 在位1316〜1334)の時代に、彼を支持するキリスト教徒が大挙してアヴィニョンをやってきたのだった。彼らが不本意ながら避…

姉・米原万里 思い出は食欲と共に

姉・米原万里 思い出は食欲と共に 表紙 姉・米原万里 思い出は食欲と共に 井上ユリ 著 文藝春秋 発行 2016年6月5日 第2刷発行 米原万里さんの妹で、井上ひさしさんの妻である井上ユリさんによる、米原万里さんのエピソード集です。 ご家族というだけあって、…

関口俊吾画伯の思い出

関口俊吾展のお知らせ 『パリと日本人 近代文学セレクション』の中に出てくる関口俊吾画伯とは、一度お会いしたことがあります。 パリの県人会での食事会でした。小さなレストランで、参加者は画伯と県の方、女性二人と自分、くらいだったように思います。20…

パリと日本人 近代文学セレクション

パリと日本人 近代文学セレクション 表紙 パリと日本人 近代文学セレクション 高村光太郎、林芙美子ほか 著 和田博文 編 平凡社 発行 2025年12月5日 初版第1刷 平凡社ライブラリー1004 第一次世界大戦期にあたる1910年代から、五月革命が勃発する1960年代後…

漢字が日本語をほろぼす(後半)

第三章 漢字についての文明論的考察 漢字文化圏は亀井孝が言うように、「日本を最終の局限」とし、「最後の実験室」として、「それ以上先へ進む」ことはなかったのである。つまり日本は漢字文化圏の行き止まりの役目を果たしたのである。そして、これ以後、…

古代のローマ水道 フロンティヌスの『水道書』とその世界(第二・三編)

第二編 古代ローマ水道の遺跡 6 ローマ水道の補修の歴史 スペイン広場とコルソ通りを結ぶ「コンドティ通り」は、現在では革製品のグッチ、フェラガモ、陶器のジノリなど、ローマ最高級の店が並び、観光客にも人気のある目抜き通りとなっているが、通りの名…

古代のローマ水道 フロンティヌスの『水道書』とその世界(第一編)

古代のローマ水道 フロンティヌスの『水道書』とその世界 表紙 古代のローマ水道 フロンティヌスの『水道書』とその世界 今井宏 著訳 原書房 発行 1987年10月31日 第1刷 第一編で古代ローマ水道の概要を解説し、第二編で水道遺跡について述べ、第三編で『水…

星の王子さまのトートバッグ

星の王子さまのトートバッグ 駅前の百貨店に行ったら、「星の王子さまマルシェ」と題して、『星の王子さま』のイラストをあしらった小物類の販売会をしていました。 嬉しくなって色々見ていましたが、結局、写真のようなトートバッグを買ってしまいました。 …

北への扉 ヘルシンキ

北への扉 ヘルシンキ 表紙 北への扉 ヘルシンキ 伊奈英次 写真 小原誠之 文 萩原誠 構成・装幀 プチグラパブリッシング 発行 2011年7月5日 第1刷発行 この本は、ヘルシンキを拠点として訪れたフィンランド各地の旅、そしてエストニア、ラトヴィア、ノルウェ…

地球の細道 安西水丸 著

安西水丸 著 地球の細道 表紙 地球の細道 安西水丸 著 エーディーエー・エディタ・トーキョー 制作・発行 2014年8月25日 発行 以前、安西さんの文・イラストによる日本の城下町巡り『ちいさな城下町』を読みましたが、こちらの『地球の細道』は、日本国内だ…

おそロシアに行ってきた

おそロシアに行ってきた 表紙 おそロシアに行ってきた 嵐よういち 著 彩図社 発行 2020年1月9日 第1刷 2020年4月9日 第2刷 2017年の7月後半から8月にかけて、ウラジオストック、樺太(サハリン)、カリーニングラード、首都モスクワと周り、同年の11月後半から…

革命と住宅

革命と住宅 革命と住宅 ゲンロン叢書015 本田晃子 著 ゲンロン 発行 2023年9月25日 第1刷発行 ソ連成立からの建築、特に住宅の歴史が詳しく書かれています。 はじめに ソ連建築の2つの相 ソ連、そしてロシアでは、絶対王政の時代のように指導者が国民を分断…

水道が語る古代ローマ繁栄史(第五・六章)

第五章 大規模な施設は、どのように造られたのか 古代ローマの水道建設技術の話 コーロバテースによる高さの測量 現在の水準器(長さが約30m)と同じだが、コーロバテースは長さ6m 古代ローマ以前は石を積み上げて 構築したが、古代ローマ人はアーチ構造の対応…

水道が語る古代ローマ繁栄史(第四章 浴場等)

カラカラ浴場 第四章 大規模な公共浴場は、なぜ作られたのか 古代ローマの泉と浴場・水車の話 古代ローマ時代、大型の装飾用噴水が38箇所あったことが、フロンティヌスの「水道書」に記載されている。 日本語では「泉」は自然、「噴水」は人工という意味合い…

水道が語る古代ローマ繁栄史(第三章)

第三章 七つの丘の町と称され、起伏に富んだ首都ローマ全域に、どのように動力もなしで給水できたのか ローマ水道の市内給水の話 現代の浄水・送水設備は各所にポンプ圧送するが、ローマ時代は重力による自然硫化しか手段がなかった。このため、各設備の工程…

水道が語る古代ローマ繁栄史(第二章後半)

首都ローマの水道幹線の分析 ローマ水道の水源の考え方を整理すると、河川の表層水を水源としてるのは旧アニオ水道だけで、他は湧水や湖の深層水を利用している。古代ローマ人が湧き水や湖の深層水を利用するという思想は信仰にも近い。この考え方は現代のヨ…

水道が語る古代ローマ繁栄史(第二章より古代ローマの各水道幹線)

クラウディア水道橋 第二章 古代ローマはなぜ長大な水道を造り、トンネルや水道橋を多用したのか 古代ローマの水道幹線の話 首都ローマには紀元前312年に造られたアッピア水道をはじめとして、11本の幹線の水道があった。226年に最後のアントニアーナ水道が…

水道が語る古代ローマ繁栄史(序章・第一章)

水道が語る古代ローマ繁栄史 表紙 水道が語る古代ローマ繁栄史 中川良隆 著 鹿島出版会 発行 2009年8月20日 第1刷発行 古代ローマ時代の水道について、江戸時代の水道との比較も含めながら、詳しく書かれています。 自分は塩野七生先生の『ローマ人の物語』…

西欧精神の探究 革新の十二世紀(下)(後半)

Ⅺ 近代科学の源流 スコラ自然学と近代 伊東俊太郎 12世紀ルネサンスの真の担い手は十字軍のような宗教的狂熱の虜にとなった人々ではなくて、もっと一層冷めた知的精神の持ち主たちでありました。彼らは当時のアラビア文化の優れた点を謙虚に認め、それを吸収…

西欧精神の探究 革新の十二世紀(下)(前半)

西欧精神の探究 革新の十二世紀(下) 表紙 西欧精神の探究 革新の12世紀 (下) NHK ライブラリー 堀米庸三 木村尚三郎 編 日本放送出版協会 発行 2001(平成13)年7月30日 第1刷発行 この書物は、昭和49年11月上旬から、同50年3月上旬にかけて録画・放映された…

ヨーロッパ科学史の旅(フランス、ドイツ、スイス)

バーゼルの市庁舎 フランス 13 デカルト、パスカルのパリ 1648年、パスカルはサン・ジャックの塔で気圧の実験を行った。 サン・ジェルマン・デ・プレ聖堂に眠っているデカルト 14 18世紀啓蒙思想のパリ 1830年、7月革命が始まったというニュースが ワイマー…

ヨーロッパ科学史の旅(イギリス)

グリニッジ天文台、経度0の原初子午線(裏表紙より) イギリス 7 ニュートンの生家とりんごの樹 ニュートンの生まれたウールスソープ の村にあるりんごの樹 幹は根元から2つに分かれている。 初代の樹は1820年に枯れて、これは接ぎ木をしておいた2代目だそ…

ラファエロ作「聖チェチリア」の逸話(ヨーロッパ科学史の旅 より)

ラファエロ作「聖チェチリア」 ボローニアの国立絵画館に展示されている ラファエロの『サンタ・チェチーリア(セシリア、チェチリア)』を忘れてはなるまい。 ヴァザーリの『優れた画家、彫刻家、建築家の生涯』(1550年)より ボローニャにフランチェスコ・…

ヨーロッパ科学史の旅(イタリア)

ヨーロッパ科学史の旅 表紙 ヨーロッパ科学史の旅 高野義郎 著 日本放送出版協会 発行 昭和63年11月20日 第1刷発行 イタリア、イギリス、フランス、ドイツ、スイスの街々の著名な科学者の跡をたどりながら、彼らのエピソードや研究成果を分かりやすく述べて…