2023-10-01から1ヶ月間の記事一覧

NHK テレビ語学講座 しあわせ気分のイタリア語・フランス語・ドイツ語・スペイン語

NHKテレビ語学講座 しあわせ気分のイタリア語 テキスト表紙 10月開講のNHKテレビ語学講座。 月から木まで、イタリア語、フランス語、ドイツ語、スペイン語と、勉強しているわけではなく、朝の準備をしながらヨーロッパの映像を楽しく観ています。 しっかり…

中世イタリア都市国家成立史研究

中世イタリア都市国家成立史研究 表紙 中世イタリア都市国家成立史研究 佐藤眞典 著 ミネルヴァ書房 発行 2001年2月25日 初版第1刷発行 この本の具体的な内容 ・興隆してきた北イタリアのコムーネが、十二世紀後半、帝国の再建に粉骨砕身するフリードリッヒ…

パリとアヴィニョン 第二部 アヴィニョン 教皇庁の再編 第四章 人間たち

アヴィニョンの教皇宮殿 第四章 人間たち 第一節 教皇 1 クレメンス五世 クレメンス五世の行動は一貫性を欠き、フランス王権の理不尽な主張に十分に対抗しえていない。 クレメンス五世の気質は、きわめて慎重にして温和であり、極端な判断・決定を嫌い、妥…

パリとアヴィニョン 第二部 アヴィニョン 教皇庁の再編 第一~三章

サン・ベネゼ橋から見たアヴィニョン教皇庁 第二部 アヴィニョン 教皇庁の再編 第一章 問題のありか ペトラルカや聖カタリーナ、ヴィラーニなどイタリア人によるアヴィニョン教皇庁への強い反発 その一方、ローマにあっては、伝統的なローマ市貴族の支配下で…

パリとアヴィニョン 西洋中世の知と政治 樺山紘一 著 第一部 パリ フィリップ四世王政府

パリとアヴィニョン 樺山紘一 著 表紙 パリとアヴィニョン 西洋中世の知と政治 樺山紘一 著 人文書院 発行 1990年3月30日 初版第一刷発行 題名は「パリとアヴィニョン」という曖昧なものになっていますが、具体的な内容は ・1285年から1314年のパリにおける…

歴史家のひとり旅 堀米庸三 著 (後半)

フランス、ロワール地方のシノン城(2001年当時) Ⅲ 思い出と再考 運動神経について 雪のカノッサ行 1966年11月25日、ミュンヘンを出発 雨期のイタリアのアペニン半島を縦横に走り回る。 カノッサは、アペニン山脈がロンバルディアにいたって、西方に大きく…

歴史家のひとり旅 堀米庸三 著 (前半)

歴史家のひとり旅 堀米庸三 著 表紙 歴史家のひとり旅 堀米庸三 著 新潮社 発行 昭和46年12月10日 発行 Ⅰ ヨーロッパ中世の旅 アイルランド紀行 1959年5月、ボストン空港から生まれて初めてのヨーロッパ旅行の途につく堀米さん。 アイルランドのリメリ…

ケルト海三か国、花と散る(ラグビーワールドカップ)

ケルト海の範囲 ラグビーワールドカップ応援していた三か国、ウェールズ、アイルランド、そしてフランスが準々決勝で揃いも揃って負けてしまうとは。ショックです。この三か国、6カ国対抗以外の共通点を無理やり探しだすと、ケルト海が共通の海ということに…

古代ローマの建築家たち 場としての建築へ

古代ローマの建築家たち 表紙 古代ローマの建築家たち 場としての建築へ 板屋リョク 著 丸善 発行 平成13年8月25日 発行 はじめに 本書では古代ローマ時代以後の二千年間にとって重要な建築が集中的に現れた特別な時期に注目しています。 その時期は、マルグ…

聖母の都市シエナ 第二部 都市建設 第三部 美術作品

第二部 都市建設 第四章 城壁・道路・フォンテ ある十九世紀の歴史家は「イタリア語ほど道という言葉の縮小辞(つまり細道、小路、路地といった類の言葉)をたくさん発明した言語はない。もしいろいろな方言を集めたならば、相当の数にのぼることだろう」と…

聖母の都市シエナ 第一部 都市国家

聖母の都市シエナ 表紙 聖母の都市シエナ 中世イタリアの都市国家と美術 石鍋真澄 著 吉川弘文館 発行 昭和63年4月10日 初版発行 本書は、まず十三世紀末から十四世紀前半のシエナの都市国家体制とその市民たちの姿を生き生きと語り、つづいてシエナの市民た…

ラファエッロと古代ローマ建築 教皇レオ10世宛書簡に関する研究を中心に

ラファエッロと古代ローマ建築 表紙 ラファエッロと古代ローマ建築 教皇レオ10世宛書簡に関する研究を中心に 小佐野重利 編 小佐野重利、姜雄 翻訳・注解・解説 平成5年11月25日 発行 中央公論美術出版 ラファエッロの教皇レオ10世宛書簡の翻訳およ…