2012-11-01から1ヶ月間の記事一覧

シスレーのモニュメント(モレ・スール・ロワン、フランス)

モレ・スール・ロワンの町をうろちょろし、最後帰る前に観光案内所のそばにある、シスレーの像のそばにきました。 この像は1911年に、ウジェーヌ・ティヴィエによりつくられたものです。 除幕式はその年の7月11日に行われたそうです。 後ろのポスターに書…

モレ・スール・ロワンのベル・エポックのダンサー(フランス)

ロワン川沿いから、観光案内所あたりに戻ってきます。 そこでは、写真のような、黒いドレスを着た女性によるダンスが行われていました。 BELLE EPOQUEとの表示がありますので、おそらくその当時のダンス(チャールストンダンスとでもいうのでし…

モレの製粉所(シスレー作、モレ・スール・ロワン、フランス)

ロワン川の橋のたもとに行き、中州を写真に撮ります。 おそらくこの中州に、橋から降りていったようなおぼろげな記憶があります。 この橋はシスレーの時代には2、3の水車小屋(水力による製粉所)があったそうです。 上の作品はシスレーが1883年に描いた…

神の代理人 塩野七生 著

神の代理人 塩野七生 著 新潮文庫 平成24年11月1日 発行 二十代後半から三十代前半の、若かりし塩野さんによる作品。 キリスト教の総本山のあるローマに来て、ルネサンスは創り出したけれど宗教改革はしなかったという、宗教的には少々不真面目な、そ…

ロワン川の対岸にて(モレ・スール・ロワン、フランス)

パンとジュースを買って、再びロワン川沿岸に行きます。 この写真は今までとは反対の沿岸になります。 こちら側から見る、橋などの風景は地味ですね。 やはり教会の建物はシスレーの絵画の中でも目立ちますね。 まあそれでも、のんびりと流れる川と、水鳥を…

シスレーの描いたモレの教会

この写真は、モレ・スール・ロワンのノートルダム教会です。 シスレーはこの教会を14点描いたそうです。 天候や季節は変えても、角度は全て同じです。 現地で買ったパンフレットには、そのうち二点が載っていました。 この作品から真っ先に連想されるのは、…

シスレーの家(モレ・スール・ロワン、フランス)

この家は、シスレーの終の住処となった場所です。 ここはモレ・スール・ロワンの教会の近くで、モンマルトル通り19番地になるそうです。 シスレーがモレに移り住んだのは1889年なのですが、1892年ごろにこの家に移りました。 そして1899年1月29日に、この家…

自転車道のロードヒーティングを検討 オランダ

こんな考えがあるのですね。 自分も通勤には、自転車も利用しているので、これからの寒い冬を考えると夢のある話です。 まあそれでも、現実にはやはりコストの部分でかなり難しいと思います。 オランダはともかく、日本ではまず自転車道の整備自体が遅れてい…

モレ・スール・ロワンのパレード(シスレーの絵画の舞台)

再び橋に戻ると、この写真のようなパレードがありました。 ジャズの楽団がいる一方、中世の巡礼らしきの扮装をした人たちが歩いていました。 振り向いているお姉さんの服装なども、ベル・エポック時代になるのでしょうか? 更にはらくだなどもいますね。 ち…

シスレーのモレ・スール・ロワン

ピサロのポントワーズに寄り道していましたが、再びシスレーのモレ・スール・ロワンに戻ります。 対岸から、橋や聖堂を臨みます。 これに近い角度は、シスレーの多くの絵に残っていますね。 現地で買ったパンフレットからです。 橋や聖堂、またその間の建物…

20世紀美術 マチスを回顧する など

20世紀美術 宇佐美圭司 著 岩波新書337 1994年5月20日 第1刷発行 マチスの「ピアノのレッスン」 全体の半ば以上をおおったグレー・トーンが色を感じさせる。 色だけでなく形の省略の仕方、単純にするやり方が心憎い。 マチスの絵にはごちゃごちゃして整理に…