2016-01-01から1年間の記事一覧

きらきら輝く「光の都」パリ コンコルド広場とメリーゴーランド

コンコルド広場を夢のような感じで写していますね。 自分が初めてパリに行ったときの最初の夜、コンコルド広場の近くで食事したので、そこからタクシーひろってホテルに向かったときのことを思い出します。 こちらはパリのチュイルリー公園のメリーゴーラン…

パリ産ワインはいかが?フランスでアーバンワイナリー復興

【12月30日 AFP】ボルドー(Bordeaux)やシャンパーニュ(Champagne)地方といったフランス・ワインの名産地から遠く離れた首都パリ(Paris)で、「アーバンワイナリー」(都会のワイン醸造所)が定着しつつある。 パリでワインメーカー「ビニュロン・パリジ…

パリの環境対策にセーヌ川の電動水上タクシー

【12月29日 時事通信社】国際的な地球温暖化対策の枠組みを定めた「パリ協定」合意の舞台となったパリが、深刻な大気汚染に頭を痛めている。放置すれば、2024年五輪や25年国際博覧会の誘致にも影響しかねないことから、電気自動車(EV)の普及や水上…

NHKラジオフランス語講座 インタビューで広がるフランス語の世界

12月はテキストを買いそびれたのでサボってしまいました。 1月はテキストをちゃんと買ったので、勉強を再開します。 それでも先日、応用編の「インタビューで広がるフランス語の世界」をテキスト無しで聴いたので、そこから村会議員さんにインタビューし…

パリの住人の日記Ⅰ 1405-1418

パリの住人の日記Ⅰ 1405-1418 堀越孝一 訳・校注 2013年7月14日 初版第1刷発行 ㈱八坂書房 発行 先ごろ、読売新聞の書評欄で、このⅡ巻を取り扱っており、面白そうに書かれていたので、興味を持って本屋に出かけました。 街で一番大きいと思…

ちいさな城下町 安西水丸 著

ちいさな城下町 安西水丸 著 2016年11月10日 第1刷 文春文庫 自分はフランスのお城はこのブログに書いてあるとおり、そこそこ訪問しているのですが、日本の城下町はそんなに訪問していません。 今後訪問する参考にならないかなあという気持ちもあり、この本…

川面に映るシャンボール城(来年のカレンダー)

この写真は、先日さる信用金庫に行ったときにもらったカレンダーの表紙です。 上から青い空に黒い屋根、白い城、黄緑の芝生、そしてコソン川の川面に映るシャンボール城の姿が見事です。 本当に気持ちのいい風景ですね。 こういうカレンダーを貰うと、来年は…

柳田國男全集 3

柳田國男全集 3 1989年10月31日 第1刷発行 ちくま文庫 この巻では「水曜手帖」というエッセイ集、「北国紀行」という少壮官僚時代の旅行の記録、「五十年前の伊豆旅行」、「瑞西日記」、「ジュネーブの思い出」、そして「菅江真澄」がおさめられて…

ユネスコ「無形文化遺産」 生きている遺産を歩く

ユネスコ「無形文化遺産」 生きている遺産を歩く 国末憲人 著 平凡社 2012年9月12日 初版第1刷 無形文化遺産となりうるものとならないものの違いは? コミュニティの伝統があるかどうか ユネスコの無形文化遺産の条件として ①伝統的だと認証され、味わい深…

柳田國男全集 2 樺太紀行 等

柳田國男全集 2 1989年11月15日 第四刷発行 ちくま文庫 この巻では主に柳田國男の紀行文「雪国の春」「秋風帖」「豆の葉と太陽」「樺太紀行」等を掲載しています。 改めて、柳田の豊富な旅の経験が、彼の民俗学の基礎となっていることを実感します…

フランス右派陣営の決選投票、フィヨン氏が圧勝

【11月28日 AFP】来年4~5月のフランス大統領選に向けて、最大野党・共和党など右派陣営の予備選の決選投票が27日行われ、即日開票の結果、「小さな政府」を掲げる保守改革派のフランソワ・フィヨン(Francois Fillon)元首相(62)が圧勝した。アラン・ジュ…

ニャンて曲だ! 世界初 「猫向け音楽」 チェロ奏者が作曲

字幕:ニャンて曲だ! 世界初 「猫向け音楽」 チェロ奏者が作曲 What a purr-formance! Cellist creates album for cats ロンドンのネコカフェでのひとときです。 本当ににゃんこに気に入ってもらえているのかはよくわかりませんが・・・ まあにゃんこ各自に…

フランス右派予備選でフィヨン氏が優勢に

<仏大統領選>野党候補、選出大詰め…与党現職は支持低迷 毎日新聞 11/22(火) 20:14配信 【パリ賀有勇】来年春のフランスの大統領選に向けた最大野党・共和党など中道・右派の統一候補を決める決選投票が27日に行われる。現職のオランド大統領(62)は1…

フランス大統領選 左派(中道?)・右派 それぞれの動き

仏大統領選、マクロン前経済相が出馬へ 政界刷新に意欲 【11月17日 AFP】フランスのエマニュエル・マクロン(Emmanuel Macron)前経済相(38)が16日、来春の大統領選に出馬する意向を明らかにした。投資銀行出身で公職選未経験の同氏は、仏政界を支配する「…

トランプ旋風の衝撃、17年フランス大統領選でFNルペン氏も続くか

11月10日 AFP】米大統領選で共和党候補のドナルド・トランプ(Donald Trump)氏が驚くべき勝利を収め、欧州連合(EU)離脱を選んだ英国民投票に続いて専門家の政治予測を覆す展開となる中、フランスでも来年の大統領選で極右政党、国民戦線(FN)のマリーヌ…

マクドナルド、出店拒否の伊フィレンツェに21億円賠償請求

マクドナルド、出店拒否の伊フィレンツェに21億円賠償請求 AFP=時事 11/8(火) 6:46配信 【AFP=時事】米ファストフード大手マクドナルド(McDonald's)は、イタリア・フィレンツェ(Florence)の歴史地区への出店申請が却下されたことを受けて、同市に対…

世界にかけた七色の帯 フランス柔道の父 川石酒造之助伝 からの読書メモ

1905年10月26日、フランスで「噛みつくこと、眼をつぶすこと、下腹部を傷つけること以外はすべて許される」とのルールで柔術教師のレ=ニエはボクシング教師のデュボワと闘う。 結果はあっけなく終わる。レ=ニエがデュボワを「腕ひしぎ」で押さえ込…

世界にかけた七色の帯 フランス柔道の父 川石酒造之助伝

世界にかけた七色の帯 フランス柔道の父 川石酒造之助伝 吉田郁子 著 駿河台出版社 平成28年10月15日 二版発行 第二次世界大戦前、そして戦後にフランスで柔道を広めた川石酒造之助(1899-1969)について書かれている本である。またそれに伴いフランス…

鶴林寺での第6期加古川青流戦決勝

兵庫県加古川市の鶴林寺で行われた、第6期加古川青流戦決勝の解説を見に行ってきました。 ここを訪問するのは王将戦の時以来です。 こちらが本堂です。木枯らし第一号とのことで、落ち葉も多かったです。 こちらは三重の塔です。 秋空の下、見事にそびえて…

北斎の肉筆画と判明 「作者不明」西欧の水彩画風の6枚

オランダのライデン国立民族学博物館所蔵で、長く作者不明とされてきた6枚の絵が、江戸時代後期の浮世絵師、葛飾北斎(1760~1849)の肉筆画であることが、同博物館の調査で分かった。西欧の水彩画の技法をまねた、北斎としては異色の絵。親交があったドイツ…

フランスの詩人ヴェルレーヌが詩人ランボーを撃った銃、競売に

【10月20日 AFP】詩人ポール・ヴェルレーヌ(Paul Verlaine)が愛人アルチュール・ランボー(Arthur Rimbaud)に向けて発砲したレボルバー式の拳銃が、11月に競売に掛けられる。競売大手クリスティーズ(Christie's)が19日、明らかにした。 仏文学界で最も…

イタリア、フィレンツェのウフィツィ美術館の改修工事が完了

【10月18日 AFP】イタリア・フィレンツェ(Florence)にあるウフィツィ美術館(Uffizi Gallery)の改修工事が完了し、ルネサンス期を代表する巨匠、サンドロ・ボッティチェリ(Sandro Botticelli)の最も著名な2作品「春[プリマヴェーラ]」と「ヴィーナス…

ラテン語の世界 Ⅳ章 拡大するラテン語

ラテン語の世界 より ラテン語にとってギリシャ語は、基層語でも上層語でもなく、すぐ近くにあって長時間影響を横から与える言語、つまり傍層語、である。 現代においては、傍層語は必ずしも地理的に近縁になくても影響を与えうる。 日本語については、かつ…

ラテン語の世界 Ⅰ~Ⅲ章

ラテン語の世界 ローマが残した無限の遺産 小林 標 著 中公新書 1833 2010年4月15日 6版 ヨーロッパ文化の基層ともいえるラテン語 ラテン語の言語の系統や文法概説、文学者や歴史など、ラテン語に関する様々な面を叙述しています。 ラテン語はインド・ヨー…

通貨の日本史 第二章 三貨制度の形成(戦国~江戸前期)

1543年の鉄砲伝来 1549年のキリスト教宣教師ザビエルの来日 などのヨーロッパの商人や使節の来日 これは銀を求めてのことだった。 ヨーロッパ諸国は中国との貿易通貨として銀を必要とした。 ザビエルが山口で布教を重点的に行ったのは、山口に本拠を…

播磨文学紀行 より 宮本百合子の「播州平野」

白鷺城の濠について人通りのない雨の道を舊(きゅう)城下町へ入って行った。白鷺城は、遠めに見る天守閣の姿が空に浮き立って美しく往復の汽車から眺めて通るひろ子の目にのこった。古い濠の水は青みどろに覆はれていた。濠端の古い柳が、しづかに雨にもま…

播磨文学紀行 より 谷崎潤一郎の「乱菊物語」

播磨文学紀行 より 谷崎潤一郎の「乱菊物語」 昭和5年、面白い小説を目指した潤一郎は「水滸伝」や「三国志」「八犬伝」のような奇想天外なロマンを描こうとする。 2月に家島から室津を克明に歩いて回り、構想を固めたという。 瀬戸内海の島々の美しさと、…

播磨文学紀行 より 田山花袋

播磨文学紀行より 田山花袋 花袋に持つイメージは、明治を代表する自然主義作家であり、代表作は「蒲団」というのが普通で、旅行案内を書いたとは考えにくい。 ところが、本当は生涯を旅で過ごし、旅行をもっとも楽しんだ作家が花袋だったのである。 花袋の…

播磨文学紀行 播磨路の「万葉集」

播磨文学紀行 橘川真一 著 神戸新聞総合出版センター 発行 姫路文庫 5 1996年10月25日 第1刷発行 播磨地方にゆかりのある文学作品を紹介しています。 播磨路の「万葉集」 きらめく古代の海の旅 わたつみの海に出でたる飾磨川絶えむ日にこそ吾が恋…

カレーの難民をフランスの各地域圏に割り振る計画

今朝のNHKフランスニュース カレーの難民をフランスの各地域圏に割り振る計画 地域圏の議長の内、共和党の二人の議長は反対 社会党の一人の議長は受け入れる方向へ カレーの難民キャンプが一杯で問題になっているということから、各地域圏に割り振りたい…