2025-04-01から1ヶ月間の記事一覧

ローマの青空のもと、教皇の棺は走る

サンタ・マリア・マッジョーレ大聖堂 2009年撮影 サン・ピエトロでの葬儀の後、教皇フランチェスコ(フランシスコ)の素朴な棺は、ローマの青空のもと、街を巡っていく。コロッセオのそばを通り、テルミニ駅近くのサンタ・マリア・マッジョーレに到着。

海のロシア史(後半)

義勇艦隊の最初の軍艦旗 第Ⅱ部 国家 ロシア義勇艦隊史 第4章 19世紀のロシア義勇艦隊 就航とその後の模索 一 義勇艦隊の設立 義勇艦隊が創設されるきっかけになったのは、1877年から翌年にかけて行われた露土戦争だった。 1880年代後半においても、モスクワ…

海のロシア史(前半)

海のロシア史 表紙 海のロシア史 ユーラシア帝国の海運と世界経済 左近幸村 著 名古屋大学出版会 発行 2020年12月10日 初版第1刷発行 序章 ロシア帝国と近代世界 一 本書の背景 本書はオデッサーウラジオストクを結んだロシア義勇艦隊に着目する。 この船団…

ケンペル 礼節の国に来たりて(後半)

徳川綱吉の前で歌を披露する(ダンスをする?)ケンペル 第五章 元禄の長崎 1 初めて見る日本 手紙の中に日本の植物について研究していることだけを書いていて、日本の国そのものについて研究しているとは書いていない。 植物の研究なら、日本側から異議を…

ケンペル 礼節の国に来たりて(前半)

ケンペル 礼節の国に来たりて 表紙 ミネルヴァ日本評伝選 ケンペル 礼節の国に来たりて B・Ⅿ・ボダルト=ベイリー 著 中直一 訳 ミネルヴァ書房 発行 2009年9月10日 初版第1刷発行 はじめに ドイツ人ケンペルは十年の長きにわたって大旅行をなし、モスクワ…

コペルニクス よみがえる天才5 (後半)

コペルニクスの肖像画 第四章 『天球回転論』の出版 地動説の公表若き数学学者レティクスとの出会いが運命を変えた。彼がコペルニクスの唯一の直弟子になった。コペルニクスの著述に占星術的傾向は見られなかった。当時としてはその方が例外的だった。1543年…

コペルニクス よみがえる天才5 (前半)

コペルニクス よみがえる天才5 表紙 コペルニクス よみがえる天才5 高橋憲一 著 ちくまプリマー新書364 2020年12月10日 初版第一刷発行 『チ。地球の運動について』の再放送を見始めました。 そのテーマに一番近い人物がコペルニクスだと思います。 第一章 …

アイルランドのやうな田舎

アイルランドの風景 アイルランドの風景 海岸から少し内陸に入っていきます途中、Avoca Handweaver Showroomアヴォカ手織工ショールームという場所に立ち寄りました。画像の風景は、その辺りからのように思えますが、確かな記憶がありません。ともかく眼前に…

教養としての建築入門

教養としての建築入門 表紙 教養としての建築入門 見方、作り方、活かし方 坂牛卓 著 中公新書2764 2023年7月25日 発行 まえがき 建築に対する三つのアプローチ ・「使用者・鑑賞者」の視点 ・建築を設計する「建築家」の視点 ・建築が存在する「社会」の視…

日本の聖と賤 近世篇

日本の聖と賤 近世篇 表紙 日本の聖と賤 近世篇 野間宏・沖浦和光 著 人文書院 発行 1992年10月20日 初版第七刷発行 第一章 「海の民」と瀬戸内水軍 瀬戸内海では、川のように勢いよく潮が流れる。しかもその方向が時間によって刻々変化し転流するから、潮待…

ダルキー島の遺構(アイルランド)

ダルキー島 ダルキー島の遺構について詳しく見てみます。まず画像の右端は、砲台だと思われます。3台の24 パウンドの大砲が残っているそうです。その隣の円形砲塔は、以前このブログで紹介したジェームス ジョイスの塔 と同じ種類のものです。19世紀初頭海軍…

ダルキー島の眺め(アイルランド)

ダルキー島 ニューグレンジなどを訪れた翌日は、グレンダーロッホ 周辺を訪問するバスツアーに参加しました。ニューグレンジはダブリンの北側だったのですが 、グレンダー ロッホはダブリンの南側になります。その途中、画像の島が見えるところにバスは止ま…