プラハ

プラハのあまりに醜いモニュメント

なんじゃこりゃ せっかくの美しいプラハの街に、あまりに醜いモニュメントですね。 景観を思いっきりぶち壊しています。 おそらくプラハでは有名なゲージツ家なのでしょうが、これではあまりに下品で幼稚です。 なんだか自分のプラハやその他ヨーロッパ各地…

古都プラハよ いつまでも

地下鉄の駅の入り口を見つけ、降りようとするとき、ふと前を見ると建物の下にあるアーチ型の短く、暗い通り道の向こうにプラハ城が見えた。 曇天でかすんでいるものの、大聖堂とその前の宮殿が見える。 思わず立ち止まり、しばし眺め、名残を惜しむ。 プラハ…

ユダヤ人地区を彷徨う

二泊三日のプラハ旅行、今日で最終日だ。 ホテルをチェックアウトして外に出る。この日は前日の青空とは違い曇っていた。 まずプラハ市立博物館に入る。ほとんど一番の客のようで、中にはほとんど人はいない。 ここには1830年代に作られたプラハ市の巨大…

チェコのテレビに出演?

プラハ城前の銅像のところに、戦争に反対するグループがいたのだ。 何人かの、若い連中が、小さなプラカードを持っている。チェコ語と英語で書いているものがあり、英語では“War IS NO solution"と書いてあった。9.11のテロに対する報復の軍事行動を批難…

「ボヘミア・ベーグル」で いまどきのチェコ娘

カレル橋を渡り再び旧市街、ユダヤ人地区方面に戻る。 まだ昼食をとっておらず、食べるところを探す。 ガイドブックで見つけたボヘミア・べーグルに行く。2号店が旧市街内にあるらしい。 くねくねと道を曲がり見つけ出す。かなり足が疲れている。 ランボー…

マラー・ストラナの緑

ムハ美術館を出て、市街地を通り、ヴルタヴァ河に向かう。 国民劇場のそばを通り、カレル橋の南側にある、チェコ軍団橋を渡る。 前日と違い、さわやかな青空で気分がよい。 橋から、青空を反射し空色になったヴルタヴァ河、遊覧船、カレル橋、川辺の緑、そし…

ムハ(ミュシャ)美術館にて

ヴァーツラフ広場を離れ、近くにあるムハ美術館に行く。 チェコではムハだが、パリでの呼び方ミューシャ(ミュシャ)の方がポピュラーかもしれない。 白い建物の入り口に「MUCHA MUSEUM」とあり、そばに小さいパネルが置かれていた。 内部は細長いが、奥行き…

朝霧にかすむプラハ(ヴァーツラフ広場にて)

プラハで二日目の朝を迎える。 ホテルを出て、新市街に向かう。ここのヴァーツラフ広場が目的地だ。 地下鉄のムーステク駅から地上に上がる。 この日、プラハは霧にかすんでいた。 広場の端っこの方から国立博物館に目を向けるが、霧が邪魔をして博物館がよ…

灯火に映えるプラハ城

カレル橋を渡り終え、プラハ城に向かう。 「城」といっても、プラハ城の場合、少しユニークである。 まず、日本的な城の感覚、つまり天守閣のようなもの(英語で言うとdonjon)があって、そこをいざというときのための防御のために・・・、などとは異なる。 …

カレル橋にとどろく銃声

カレル橋を渡る。 この橋には、様々な聖人像があり、観光客の目を惹いている。 日本人にも有名な、フランススコ・ザビエルの像もある。彼を支える人の中に、東洋人らしき人もいる。 アジアへのキリスト教の広がりを表しているのかもしれないが、一方で皮相的…

プラハ 王の道へ

地下鉄の駅を離れホテルを探す。 簡単な地図を旅行会社からもらっていたとはいえ、あまりよくわからない。 近くに教会があり、それを目安にする。 大通りにでる。あまり舗装されていない。ここでも古い路面電車が走っている。ヨーロッパでは古い型から最新型…

「コーリャ 愛のプラハ」について

バスは地下鉄の駅、ノヴェー・ブトヴィツェに着く。 今のおぼろげな記憶からすると、地下鉄の駅らしくなく、住宅や店などもない、広々とした緑の中にぽつんとあったような気がするが、全く当てにならない。 地下鉄に乗る。車内での駅名のアナウンスが女性の…

愛しのプラハへ

今回からプラハ行きのことについて書いてみようと思う。 普通、旅行の予定の変更を考えるのは、個人の事情によることが多い。 しかし、今回は違っていた。 例の9.11同時多発テロにより、プラハ行きを延期しようと思ったのだ。 いくらテロの後とはいえ、…