コンピエーニュ城のファサードと歴史

コンピエーニュ城のファサード 古の写真で巡るフランスシリーズ、コンピエーニュ編の最後の写真になります。コンピエーニュ城のファサードを間近から撮ったものになっていました。ここでコンピエーニュ城の歴史を簡単にまとめておきます。1370年頃 シャルル…

民俗学・台湾・国際連盟 柳田國男と新渡戸稲造(後半)

第五章 挫折と訣別 柳田の唐突な国際連盟委任統治委員辞任の理由は?・言葉の問題。柳田は英仏独語を読むことはできたが、会話は苦手だった。・委任統治委員会が新渡戸や柳田が思い描いたような原住民保護の理想とは程遠い、形式的なものだったことも大きい…

民俗学・台湾・国際連盟 柳田國男と新渡戸稲造(前半)

民俗学・台湾・国際連盟 柳田國男と新渡戸稲造 表紙 民俗学・台湾・国際連盟 柳田國男と新渡戸稲造 佐谷眞木人 著 講談社 発行2015年1月10日第1刷発行 講談社選書メチエ591 はじめに今日に続く日本の民俗学は日露戦争後の二十世紀初頭に、新渡戸と柳田とい…

宮本常一著作集 51 私の学んだ人

宮本常一著作集 51 私の学んだ人 私の学んだ人 宮本常一著作集51宮本常一 著 田村善次郎 編 未來社 発行2012年7月30日 第1刷発行 柳田国男や渋沢敬三(大河ドラマの渋沢栄一の孫)、折口信夫や南方熊楠など知られている人だけでなく、民俗学、そして宮本さ…

ノートルダム フランスの魂(後半)

2002年当時のノートルダム 7 1844年 ヴィオレ=ル=デュク「薔薇窓の光に照らされ、ここで最期の時を迎えられますように」 ヴィオレ=ル=デュクとラシュスの分析結果12世紀、13世紀の建造物は16世紀から19世紀初頭に至る間に野蛮に作り替えられた。この三…

ノートルダム フランスの魂(前半)

ノートルダム フランスの魂 表紙 ノートルダム フランスの魂アニエス・ポワリエ 著 木下哲夫 訳 白水社 発行2021年4月10日 発行 2019年4月15日、火災に遭ったパリのノートルダム大聖堂。その時の緊迫した状況や、その後の再建に向けての混乱、そして大聖堂建…

コンピエーニュ城庭園の5の目形?並木

コンピエーニュ城庭園の5の目形?並木 コンピエーニュ城庭園の並木を撮っています。この写真もきれいな遠近法になっています。この場所は庭園内でQuinconcesと呼ばれています。庭園の左右に同じ様式で配置されているため、複数形になっています。Quinconce…

コンピエーニュ城庭園中央からの眺め

庭園中央から見たコンピエーニュ城 コンピエーニュ城の庭園の真ん中辺りまで、たどり着きます。木々の間に、翼を伸ばした、白くて平べったいコンピエーニュ城の姿が見えます。 コンピエーニュ城庭園からのボーモン散歩道 城の反対側に目を転じます。門のよう…

アルザス欧州自治体(CeA)議長選挙と常任委員会担当者

アルザス欧州自治体(CeA)内の7地域 アルザス欧州自治体議会の選挙後、初召集された議会での議長選挙と、常任委員会の担当副議長についてのHPの記事を訳してみました。 訳だけでなく、お名前などの固有名詞の日本語表記も怪しいものが多いですが(笑)ご了承…

フランス地域圏(州)議会選挙、最終結果と前回との比較

2015年のフランス地域圏(州)議会選挙の勢力図 2021年のフランス地域圏(州)議会選挙の勢力図 上は2015年のフランス地域圏(州)議会選挙の勢力図で、下は今回の勢力図です。右派と左派の配置は同じです。コルシカは地域政党が勝利しています。備忘録として、今…

アルザス欧州自治体(CeA)議会選挙の最終結果

改選前のアルザス欧州自治体議会勢力図 改選後のアルザス欧州自治体議会勢力図 アルザス欧州自治体議会の、改選前(上)と改選後(下)の勢力図を比較します。改選後の方が、少し多色になっていますね。各派の議席数及び、主要な点をフランスアンフォの記事より…

フランス地域圏(州)議会選挙などでの棄権率

フランスにおける選挙の棄権率の推移 今回の地域圏(州)議会選挙(第1回投票)における各地域圏での棄権率 最初の表は、今までのフランスの選挙(EU、大統領、地域圏(州)、県、市町村の棄権率です。今回の地域圏での棄権率がいかに多いかわかります。 二番目の…

コンピエーニュ城庭園の空堀

コンピエーニュ城庭園の空堀 コンピエーニュ城の庭園周辺の空堀を写真に撮っていました。 空堀を中心にして、両側に連なる並木に、一種の美を感じたからかもしれません。 遠近法の消失点が、空堀の先になっています。 この空堀について詳しいことはよくわか…

フランス地域圏(州)議会選挙、マクロン与党が惨敗

地域圏(州)議会選挙の投票に臨むマクロン大統領とブリジット夫人 (トリコロールの投票所とは凝っていますね。ブリジット夫人も黒いスーツがよく似合っておられます。スリムな体型を維持しておられるのも流石ですね。さて、フランス地域圏(州)議会の第1回投…

アルザス欧州自治体(CeA)議会選挙の争点

アルザス欧州自治体(CeA)の議会選挙ポスター フランス3アルザスによる、アルザス欧州自治体(CEA)選挙に関する討論番組から見た争点を、簡単にまとめておきます。 参加者はアルザス欧州自治体前議長と、緑の党、社会党、国民連合、アルザス自治党からの代表…

コンピエーニュ城庭園のわかりにくい各部名称

コンピエーニュ城の2月の庭園 コンピエーニュ城から振り返ると、2月の城の庭園が広がります。シーズンオフということでか、彫像には覆いが被せられています。 コンピエーニュ城庭園の地図 庭園の地図と写真を見比べてみます。 3のGrande pelouseは大芝生…

庭園から見たコンピエーニュ城のファサード

庭園から見たコンピエーニュ城 庭園の側からコンピエーニュ城を真正面から見つめます。二階建ての宮殿が横に広がっています。中央には、装飾のない破風を、4本のイオニア式の柱で支えるような構造を見せており、威厳を保っています。前回の城の構造図を参照…

コンピエーニュ城の正面入り口

コンピエーニュ城の正面入り口 コンピエーニュ城の構造 コンピエーニュの城というか、城館というか、宮殿というか、の前にやってきました。画像は正面の入り口になりますが、車が多いのが残念です。グーグルマップの航空写真で見ると、現在は城の真ん前には…

コンピエーニュの市庁舎

コンピエーニュの市庁舎とジャンヌダルクの像 矢印はピカンタン 「古の写真で巡るフランス」シリーズ、今回からはコンピエーニュを取り上げます。 まずはコンピエーニュ市庁舎から。 約15年前、この画像で記事書いた時は主に市庁舎に対峙しているジャンヌダ…

強制的な合併から6年、選挙前のグランテスト地域圏(州)

グランテスト地域圏(州)の地図 フランスアンフォにアルザスを含むグランテスト地域圏(州)についての記事があったので、そこから一部抜粋します。 地域圏の2021: 依然としてアイデンティティーを求めているグラン・テスト地域圏6年前、シャンパーニュ・アルデ…

マルセイユ旧港そばの魚市場と連絡船

マルセイユ旧港そばの魚市場 マルセイユの旧港そばの魚市場の別景です。 右端の女性の服がエキゾチックですね。 ご本人にとっては日常の服装なのでしょうが、旅人の立場では思わず目を引いてしまいます。 奥に停泊しているのはイフ島やフリウル諸島への連絡…

マルセイユ旧港の魚市場になぜピストル?

マルセイユ旧港の魚市場 マルセイユのノートルダム・ドゥ・ラ・ガルド寺院から旧港まで駆け降りてきました。画像のようにマルセイユ名物といっていいのか、魚市場が開かれています。魚の陳列棚をよく見てみると、PISTOLETという文字が書かれています。意味を…

マルセイユの街を見守るシンプルな十字架

ノートルダム・ドゥ・ラ・ガルド寺院の十字架とマルセイユの街 マルセイユのノートルダム・ドゥ・ラ・ガルド寺院の旧港側に戻ります。 ふと見ると、画像のようなシンプルな十字架を発見しました。 今、改めて見ると、ローマのコロッセオの内部に立てられてい…

アルザス欧州自治体の6月の選挙について

アルザス欧州自治体の選挙について、フランスアンフォの記事がありましたので試訳してみました。選挙制度は県の制度で行われます。よってパリテ2人組投票、つまり混合ダブルスみたいに男女ペアで立候補し、各選挙区(カントンとよばれる行政区画)から1組を…

北アイルランド「誕生」百年 くすぶる帰属問題 英

アルスター・バナー 1953年から1972年まで北アイルランド政府を表すための公式旗 【ロンドン時事】英領北アイルランドが南側のアイルランドと分離し、英国に統合されてから3日で100年となる。 当局は「連合王国の連帯を示す機会」と位置付けるが、英統治維持…

フランスの珍名市町村協会

フランスの珍名市町村協会の看板 フランスアンフォを見ていたら、フランスの珍名市町村の協会を取り扱っていました。 まずその協会名は Association des communes de France aux noms burlesques et chantants 直訳すると、 「滑稽で歌うような名のフランス…

今日の天気は半分いちじく半分ぶどう

アルザスの天気予報 半分いちじく半分ぶどう アルザス・ロレーヌ地方の天気予報を自動翻訳で読んでいたら、下記のような日本語が出てきたのでびっくりしました。 5月2日日曜日の天気予報:イチジクの半分、ブドウの半分 なんのことかと原文のフランス語見て…

ノートルダム・ドゥ・ラ・ガルド寺院の裏側、歴史と建築(マルセイユ)

マルセイユのノートルダム・ドゥ・ラ・ガルド寺院の裏側 ノートルダム・ドゥ・ラ・ガルド寺院の裏側、というのは適切ではないかもしれませんが、旧港とは反対側で、聖母マリア様も後ろ姿なので、一応そうしておきます。 この寺院については、いろんな所で語…

サマセット・モーム作「昔も今も」より

サマセット・モーム作「昔も今も」表紙 サマセット・モーム作、天野隆司訳、「昔も今も」(ちくま文庫)より フィレンツェでの官職を辞し、サン・カシアーノの農場にひきさがったマキアヴェリが、息子がワナでつかまえたヒバリの串刺しを食べながら呟く こいつ…

マルセイユのボンパール地区と地中海

マルセイユの松と白い岩とボンパール地区と地中海 前回写した場所から、少し右側の風景を撮ります。この辺りはルーカス・ブラン地区の隣のボンパール(Bompard)地区と呼ばれます。ボンパールという意味はよくわからないのですが、フランス人の姓で使われてい…