ニームのアウグストゥス門(フランス)

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画像はニームアウグストゥス門、別名アルル門と呼ばれる古代ローマ遺跡です。
古代ニームの主要な城門の一つです。
入り口は4つあり、大きな中央の2つは車両通行用で、その両側の小さい入り口は歩行者用だった、とのことです。
右側の大きな入り口の向こうに黒っぽい像が見えます。これはこの遺跡の主役そのものであるアウグストゥス皇帝の像です。
城門に刻まれた文字には「シーザー(カエサル)神王の子息アウグストゥス皇帝は当植民地で執政官として11度目の任期を、護民官として8度目の任期を務めた時に城門と城壁を築いた」という内容が書かれているそうです。
前の道から見ると、門はかなり下の位置になっています。
長年堆積した地層が、古代と現代の高低差を生み出したようです。