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兵庫県の不思議事典

兵庫県の不思議事典有井基、大国正美、橘川真一 編2007年12月10日 第一刷発行新人物往来社 発行 兵庫県の様々な謎や不思議を考古、歴史、産業・鉄道、街道・舟運、人物、神話・伝説、文学、宗教、民俗・芸能、地理・地質、植物の各編に分けて紹介しています…

ひょうごの城めぐり

ひょうごの城めぐり 本岡勇一 著 神戸新聞総合出版センター 2018年11月20日 第1刷発行 世界遺産の姫路城、天空の城の竹田城だけでなく、中世の城や信長・秀吉時代の城、そして江戸の幕末に瀬戸内海沿いに築かれた台場など、各時代の特徴ある城が存…

生野銀山と銀の馬車道

生野銀山と銀の馬車道 清原幹雄 著 2011年5月20日 初版第1刷発行 神戸新聞総合出版センター 発行 明治の初めに生野鉱山から姫路の飾磨津まで、物資輸送専用の道路が建設されました。 今では「銀の馬車道」という愛称で親しまれています。 その成り立ちや歴史…

シスレーのバラ「絆」 日仏友好記念植樹(姫路港)

姫路港には、一枚目の画像のようなモニュメントがあります。 そのそばにバラが咲いています。 これはシスレーのバラ「絆」と呼ばれます。画像のような説明のプレートが備え付けられています。 海のそばで、潮風にさらされながらでも、健気に咲いてくれていま…

播磨ものがたり より 家島の浪花節語りについて

播磨ものがたり 池内紀 著 1997年10月3日 第1刷発行 神戸新聞総合出版センター ドイツ文学者として知られている池内さんが、播磨のあちこちの歴史を「バリカン先生」や美術史専攻の女子学生と訪ね歩く、という形式で書いています。 P60 なにがなに…

海に漂う歌ごころ 兵庫の万葉紀行

海に漂う歌ごころ 兵庫の万葉紀行 竹内茂 文 北村泰生 カメラ 1977年11月25日 第1刷 TOWN編集室 万葉集には、当時の飾磨海岸を詠んだ歌が三首ある。 風吹けば 浪か立たむと さもらひに 都太の細江に 浦隠り居り 飾磨江は 漕ぎ過ぎぬらし 天伝ふ 日笠の…

播磨文学紀行 より 宮本百合子の「播州平野」

白鷺城の濠について人通りのない雨の道を舊(きゅう)城下町へ入って行った。白鷺城は、遠めに見る天守閣の姿が空に浮き立って美しく往復の汽車から眺めて通るひろ子の目にのこった。古い濠の水は青みどろに覆はれていた。濠端の古い柳が、しづかに雨にもま…

播磨文学紀行 より 谷崎潤一郎の「乱菊物語」

播磨文学紀行 より 谷崎潤一郎の「乱菊物語」 昭和5年、面白い小説を目指した潤一郎は「水滸伝」や「三国志」「八犬伝」のような奇想天外なロマンを描こうとする。 2月に家島から室津を克明に歩いて回り、構想を固めたという。 瀬戸内海の島々の美しさと、…

播磨文学紀行 播磨路の「万葉集」

播磨文学紀行 橘川真一 著 神戸新聞総合出版センター 発行 姫路文庫 5 1996年10月25日 第1刷発行 播磨地方にゆかりのある文学作品を紹介しています。 播磨路の「万葉集」 きらめく古代の海の旅 わたつみの海に出でたる飾磨川絶えむ日にこそ吾が恋…

明石・船上城の高山右近

船上城跡から南に進むと、瀬戸内海に出ます。 淡路島と明石海峡大橋が見えます。 少し東側に歩くと、明石川にぶつかります。 明石海峡と明石川という、水運の拠点に当たる所に船上城があったのがよく理解できます。 1585年8月、羽柴秀吉による国替えに…

高山右近が築城した船上城

先ごろ、バチカンより、最高の崇敬対象となる「聖人」に次ぐ「福者」に認定された高山右近にちなむ「船上城」跡を訪問しました。 兵庫県明石市の山陽電車西新町駅を降り、南西の方向に進んでいきます。 本丸跡近くにある公園に、船上城跡およびその周辺を紹…

ひょうごの城〔新版〕

ひょうごの城〔新版〕 橘川真一 角田誠 編著 神戸新聞総合出版センター 発行 2011年2月10日 初版第1刷発行 摂津・播磨・但馬・丹波・淡路という五つの国に分かれていた兵庫県。 播磨守護の赤松氏、但馬守護の山名氏をめぐる南北朝の争い、それに織田信長、…

人間将棋 姫路の陣

姫路城のそばで行われた「人間将棋」を見に行ってきました! これは姫路城グランドオープンを記念して行われたものです。 人間将棋の前には、稲葉七段とシャンプーハットてつじさんの対局が行われていました。 解説は神吉七段と船江五段です。 アナーキーな…

軍師官兵衛の舞台 御着城跡 秋の姫路城

「軍師官兵衛」も後一回を残すまでとなりました。 この機会に舞台になった御着城跡を訪問しました。 この場所には、今は城をイメージした建物である、市役所の東出張所が建っています。 また黒田家廟所などもありますが、この日はちょうどそのあたりの広場で…

柳田國男生家と銀の馬車道、そしてカッパ(福崎町、兵庫県)

兵庫県は福崎町にある民俗学者柳田國男の生家と記念館に行ってきました。 上の画像が柳田の生家です。 「私の家は日本一小さい家だ」とご自分で書いてましたが、現代人の感覚からするとそんなに小さな家ではありませんでした。 ただ昔の大家族からすれば、…

真っ白な姫路城(Himeji Castle ,Le chateau de Himeji)

ひめじの黒田官兵衛大河ドラマ館を出て、ユネスコの世界遺産、姫路城に行きます。 これは姫路城の入り口近くから撮ったものです。 やはり白さが際立っていますね。 中に入り、三国濠のそばから撮ります。 少し階段を上がり、西の丸の庭園から撮ります。 松…