2021-01-01から1年間の記事一覧
佐藤優 著 プラハの憂鬱 表紙 プラハの憂鬱佐藤優 著新潮社 発行2015年3月30日 発行佐藤優さんの本は、「十五の夏」上・下に引き続き三冊目です。この本の題名はプラハの憂鬱となっていますが、舞台はプラハではなくイギリスとなっています。1986年から1987…
欧州航路の文化誌 寄港地を読み解く 表紙 欧州航路の文化史寄港地を読み解く橋本順光 鈴木禎宏 編著青弓社 発行2017年1月27日 第1刷幕末から1960年前後まで、日本から欧州への旅路として利用された欧州航路。本書では、欧州航路によって生みだされた膨大な…
箱の中で寝るにゃんこ にゃんこは箱の中で、すっかりくつろいでしまいました。 白くて真ん丸な体がお餅のようです。 小柄なアフリカ系少年(原題は不適切らしいので‥)で、虎がぐるぐる走り回ってバターになってしまいましたとさ、という話がありましたが、白…
柳田國男の恋 岡谷公二 著 表紙 柳田國男の恋岡谷公二 著 平凡社 発行2012年6月25日 初版第1刷発行松岡國男の恋田山花袋はその初期において、明らかに國男をモデルとする、美貌の大学生の恋をテーマにした沢山の恋愛小説を書いた。花袋は、或る一時期、松岡…
箱入り娘にゃんこ 箱を立てて置いていたら、その中ににゃんこが入ってきました。(わざと入れたのではありません) ゲームの「黒ひげ危機一髪」スタイルです。 ふにゃ、そんなに悪い感じではないのにゃ。 段ボールをかじるにゃんこ こら、そんなところかじった…
箱入り娘にゃんこ 「箱入り娘」という言葉自体はほとんど死語かもしれませんが、そのまんま箱に入っている娘にゃんこということで、語彙の奥底から取り出してみました。 ふにゃ、結構居心地いいのにゃ 寝落ちしそうなにゃんこ ふにゃんちょっと眠くなってき…
NHKテレビドイツ語講座「旅するためのドイツ語」モーリー 今さらながら、NHKの語学講座の中で一番お気に入りの、テレビドイツ語講座「旅するためのドイツ語」新シリーズについて。最初の方では、皆さんお揃いの作業服、もっと悪くいえば囚人服(笑)のようなも…
共和党の大統領候補に選ばれたヴァレリー・ペクレス イル・ド・フランス地域圏議長 (前回のブログで取り上げたペクレスさんの支持が、いきなり上がっているそうです)【パリ時事】来年4月に投票が行われるフランス大統領選で、保守中道野党・共和党のバレリー…
2016年、訪日時のヴァレリー・ペクレス イル・ド・フランス地域圏議長 (フランス大統領候補として、共和党からヴァレリー・ペクレス氏が選出されました。まずは毎日新聞の記事から)フランスの中道右派の野党・共和党は4日、来年4月のフランス大統領選に向け…
どや顔+流し目のにゃんこ にゃんこは高いところが大好きです。 こんな狭い場所でも優雅に座って、どや顔+流し目です。 「ふにゃ、気分いいのにゃ」 ご満悦な表情で見上げるにゃんこ 下から目線で撮ってみました。 いい表情です。
ある外国語の表現やことばが、形態操作のルールに収まりきらない時、正確に言えばその国語のルールとの意味的あるいは形式的類推が成立しない時、我々はそれを慣用句(イディオム)と呼ぶ。p137ラテン文字ではない文字で書かれる言語に難しいというレッテルを…
わたしの外国語学習法 表紙 わたしの外国語学習法ロンブ・カトー 著米原万里 訳1981年9月20日 創樹社より刊行ちくま学芸文庫より2000年3月8日 第一刷発行2020年4月5日 第二十七刷発行 1930年頃から、16ヵ国語を身につけたハンガリー人の著者の体験記です。学…
左から見返り美にゃんこ 浮世絵のモチーフで、なおかつ記念切手としても知られている「見返り美人」というのがありましたが、こちらは見返り美にゃんこです。 カメラ目線で、頑張ってモデルをつとめてくれています。 右から見返り美にゃんこ ふにゃん サービ…
オランジュのサン・トゥトロップの丘公園からの眺め オランジュ最後の投稿となります。やはりサン・トゥトロップの丘からの眺めです。少しひいて、公園らしい憩いの場所の雰囲気が出ています。マツの木々の間に広がる、のんびりしたオランジュの街並み。ラス…
まんまるな眼をしたにゃんこ うちのにゃんこです。 まんまるな眼で、じっと見つめてくれています。 ちょっと寄り目のにゃんこ こちらでは、更に丸くなり、ちょっと寄り目になって面白可愛くなっています。 水色がかっているのがキレイですね。 薄暗くなると…
オランジュのサン・テュートロープの丘に建てられた聖母マリア像 画像はサン・トゥトロップの丘に建てられている聖母マリア像です。ぬけるような青空のもと、白い聖母が静かに街を守護しておられます。グーグルマップに投稿されている写真から、土台に刻まれ…
オランジュのサン・トゥトロップの丘からの眺め 再びオランジュのサン・トゥトロップの丘からの眺めです。中世史に引き続きオランジュの近代史を掲載します。Les temps modernes1620 : Maurice de Nassau transforme le château des Princes en une puissant…
お見送りするにゃんこ うちのにゃんこです。時々このように、仕事に行く時に見送りしてくれます。「仕事、頑張ってくるのにゃ(キリッ)」 忘れ物が無いか確認するにゃんこ(笑) 「忘れものはにゃいかなぁ?」とも見えますが、にゃんこは単にカバンと遊んでいる…
サン・トゥトロップの丘からの眺め 手前に古代劇場 サン・トゥトロップの丘からの別方向の眺めです。手前、木々の合間にオランジュの古代劇場の上部が垣間見えます。街並みにほとんど溶け込んでいますね。オランジュ市の歴史、中世編を載せておきます。Epoqu…
サン・テュートロープの丘から見たオランジュの古代劇場 この画像はサン・テュートロープの丘から覗き見たオランジュの古代劇場です。客席は日陰に覆われていますが、舞台背後の壁はわりとよく見えます。この古代劇場の歴史などをHPで調べていると、cultures…
オランジュのサン・テュートロープの丘にある風景案内板 これはオランジュのサン・テュートロープの丘にあった「風景案内板」です。日本でも同じようなものを見かけますが、正式な日本語名称はよくわかりません。フランス語ではTable d'orientationで、英語…
オランジュのサン・テュートロープの丘からの眺め オランジュの凱旋門から中心部に戻り、古代劇場が寄りかかっているようなサン・テュートロープの丘に上ります。画像はそこからの風景です。緑豊かなオランジュの街並み。オレンジ系でほぼ統一した屋根が緑黄…
オランジュの凱旋門 オランジュの古代ローマ劇場を出て、別の古代ローマ遺跡である凱旋門を見に行きます。一応凱旋門と呼ばれていますが、古代ローマ時代には、首都ローマで建てられたものしか正式な凱旋門と認められなかったそうです。オランジュのこれは厳…
第4章 京都とパリの魅力、都市史パリの不動産は外国人には理解できないくらい複雑。土地と上物である建物と、その建物のフォン・ド・コメルス(商業利用権)が別p152東京では飯田橋と神楽坂が「東京のパリ」と言われている。その理由の一説として、真ん中に、…
京都、パリ この美しくもイケズな街 表紙 京都、パリ この美しくもイケズな街鹿島茂 井上章一 著プレジデント社 発行2018年9月28日 第1刷発行鹿島さんと井上さんによる、京都とパリについての対談集です。第1章 京都人パリジャンの気質フランス人の名前の…
流人道中記(上) 浅田次郎 著 表紙 流人道中記(上)浅田次郎 著中央公論新社 発行 2020年3月10日 初版発行この小説は2018年7月から2019年10月まで読売新聞で連載されていたものです。前半部分当時、平日は読売新聞を読める環境にあり、ほぼ毎日楽しみに読んで…
オランジュの古代ローマ劇場壁面左脇と客席 オランジュの古代ローマ劇場の舞台脇と客席です。巨大な壁と丘のため、どうしても影が出来やすく、写真を撮るのに苦労していたようです。今回は古代劇場の歴史について、Le Théâtre Antique et le Musée d’Orange…
オランジュの古代ローマ劇場壁面のアウグストゥス立像 オランジュの古代ローマ劇場の背後壁中央に位置する初代ローマ皇帝アウグストゥス(前63~後14)の像です。高さ3.5mの大理石の立像です。この人はもともとオクタヴィアヌスと呼ばれていました。17(18?)歳…
第6章 文化革命としてのフランス革命1 多岐にわたった大きな変化ほぼ革命期だけで終わった革命暦(共和暦)一週を10日、一ヶ月を三週30日、各月には季節を表す名前西暦であるグレゴリオ暦は、かつて教皇庁がその制定に関わった経緯があるから、信仰の自由…
物語 パリの歴史 「芸術と文化の都」の2000年 表紙 物語 パリの歴史「芸術と文化の都」の2000年福井憲彦 著2021年8月25日発行中公新書 2658はじめに より多くの人にとってパリと「芸術文化」というイメージの結びつきは強い。どこから、それは感じられるのだ…