
フランスの伝統色
城一夫 著
澤地真由美 デザイン
パメラ・ミキ 翻訳
奥山光洋 撮影
西岡詠美 編集
ピエ・ブックス 発行
2010年11月3日 第3刷発行
以前『色の辞典』という本を読み、このブログでも紹介しましたが、この本ではフランス関連の色に絞って案内しています。
多様な色とその背景が興味深いです。
オロール 曙色
ローマ神話の 暁の女神 アウロラに由来する。北極に見るオーロラではなく、 夜明けの 茜色の空の色である。
(ダンテの『神曲』煉獄篇第九歌の冒頭に「老ティトノスの女〔曙(アウロラ)〕は 優しい男の腕を離れて はや東の高台で白らんでいた」とのフレーズあり)
グリ・ドゥ・ラン 亜麻色
ランは 繊維素材の亜麻のこと。 グリ・ドゥ・ランはその関連の色名で亜麻色の意味となる。 薄いベージュ色で、繊維の色合いや 髪の色を表す時に使われる。
ルージュ・ドゥ・ブールジュ
ブールジュに所在するサン・テチエンヌ大聖堂(1255年建立 ゴシック様式の代表的建物)のステンドグラスの鮮やかな赤い色をさす。
ルージュ・ドゥ・パルク・ドゥ・ラ・ヴィレット ヴィレット公園の赤
ヴィレット公園の 赤い東屋の濃い赤を表してる
ベージュ
中世フランスにおける未漂白、未染色の天然の毛織物を指す形容詞 フランス語の「Beige」に由来する。
ティスィヤン 画家ティスィヤンの色
ブルー・シエル 空の青
フランスではノルマンディーの空の色とアルルの空の色とでは青の濃さが異なるので、 このブルー・シエルはフランス南東部の空と考えたい。
ブルー・ドゥ・シャルトル シャルトル大聖堂の青
シャルトル大聖堂のステンドグラスの青
ブルー・ドゥ・ピカソ
ブルー・ドゥ・マティス
それぞれ 青があり
パンセ パンジーの青紫
この花がものを思う風情で咲いているところから、思索、思想を表すパンセと同じスペルになったという
それぞれ ワインの赤紫色であり