#その他芸術、アート

色の辞典

色の辞典 新井美樹 著 雷鳥社 発行 2018年3月7日 初版1刷発行 この本では、日常的な色名や慣用的な色名、日本や欧米諸国の伝統的色名など367色を取り上げ、由来や歴史などの解説と色見本をつけて紹介しています。 奈良時代や平安時代からの色は雅に感じ、江…

特別展 古代ギリシャ での墓碑について

特別展 古代ギリシャ を見に、神戸市立博物館に行ってきました。 ここには何度も訪れていますが、神戸三宮駅で降りてしまったせいで、到着するのに少し遠回りしてしまいました。 展覧会は古代ギリシャ世界のはじまりを第1章として、ミノス文明やミュケナイ…

世界を巡る美術探検

世界を巡る美術探検 木村重信 著 思文閣出版 2012(平成24)年7月1日 発行 実際に著者が訪問しフィールドワークを行ってきた遺跡や古代美術を、ヨーロッパ・アジア・アフリカ・オセアニア・アメリカに分けて紹介しています。 歴史という時間的縦軸と、地…

ルノワールの彫刻は太すぎる?

ルノワールの彫像があまり人気がなかったとのことです。 まあこの画像の作品を見る限り、下半身がちょっと太すぎるかな、という気がしました(笑)。 絵画でもルノワールはふくよかな女性像が多いですが、その傾向は彫像には向かないのかもしれません。

日本人と美

日本人と美 竹山道雄 著 新潮社 昭和45年11月30日 発行 カルナックの巨石文化。日本の飛鳥の蘇我馬子の墓など、世界各地に同じような巨石文化が見られる。 芸術というのは、優しくてメロディアスで陶然とさせるものだけではない。逆にぞっとさせる、暗…

ぼくはサイード⑥

ヨウコが自分の原風景を追い求めているように、ぼくも自分の原風景を描き出してみよう。 早速下宿に帰り、予備審査用の報告用紙に、自分の作品を描いていく。 テーマははっきりした。すっすと筆がすすむ。 提出して2、3日、すぐに結果は出た。 出展OKとの…

ルーヴル美術館展 古代ギリシャ芸術・神々の遺産

京都市美術館で開催中のルーヴル美術館展を見に行く。 この美術館には何度も行っている。前回はマルモッタン美術館の、モネ・モリゾの時だっただろうか。 今回はギリシャ系の彫刻、レリーフの類である。 絵画と比べ、フランスからの搬送には更なる苦労があっ…

霧のモンパルナス(ブルーデル美術館)

1月の霧のパリ、この日は昼からブルーデル美術館に行く。 場所はモンパルナスの一角にある。小さな美術館だ。 中に入り、受付で入場料を払おうとしたら、この時は無料だった。Gratuitと書かれたチケットは発行してくれた。 最初の部屋に入る。 白い壁の、天…