2011-01-01から1年間の記事一覧
霞に煙る アルプスの山並み 幻のように 目の前にそびえたつ やや靄も晴れた 数時間後 ずっしりした重みを持って アルプスが具像化してきます
それは突然のことでした。 ベルギーはブルッセルの子猫、チョコは庭で遊んでいるとき、突然胸苦しさを感じた後、意識が遠くなっていきました。 体がふわっと浮いていき、そのまますっと空に上っていきます。 気がつくと、きれいなお花畑の中でした。 色とり…
グルノーブルの展望台から、バスティーユ要塞の奥の通路に入っていきます。 向こうに見える山も、いかにも奇岩という感じでそびえていますね。 崖にこのような人工的な穴が掘られていましたが、これも要塞の一部だったのでしょうか? それにしても、このよ…
グルノーブルのバスティーユ要塞から街並みを眺めます。 靄がかなりかかっていますね。 周囲を山に囲まれている地形的要因、また車の排気ガスなどの環境破壊もあり、どうしても靄がかかりやすくなってしまうようです。 街中を真直ぐに大通りが通っています…
ちょっと怖かったロープウェイで、山の上のバスティーユ城塞に着きます。 写真は展望台あたりから撮ったものだと思います。 建物の跡形のようなものが残っていますね。 バスティーユ城塞自体は16世紀に造られたものだそうですが、写っているところがはた…
リヨン、ヴィエンヌを後にして、グルノーブルに着きます。 まずはバスティーユ城塞に登っていきます。 歩くのは大変なので、写真のようなロープウェイに乗りました。 日本にいたとき、何度かロープウェイに乗ったときは、そんなに怖さを感じなかったのです…
ヴィエンヌからリヨンに戻ります。 ここはローヌ河とソーヌ河の間、いわゆる半島地区にあるベルクール広場になります。 この広場の中央には写真のように、ローマ皇帝の衣装をまとったルイ14世の騎馬像があります。 そして背景には丘の上のフルヴィエール…
こちらは第一次・第二次世界大戦のいわゆる「無名戦士の墓」か「戦没者慰霊碑」のようなものだと思われます。 女性の彫像のそばに1914 1939 そして1918 1945という年号が刻まれています。 そして兵士や亡くなられた方のレリーフが刻まれています。 フランス…
アルプスのレマン湖に発して リヨンでソーヌ河と出会い、 滑らかな曲線を描きながら ローヌはヴィエンヌに入ります 門番のような 古い砦に見つめられても さりげなく川面に街の姿を 映し出しながら 優雅にゆったりと 流れていきます ヴィエンヌを過ぎたあと…
ローマ劇場を出て、街の南の方へ歩いていきます。 写真のモニュメントは「ピラミッド」と呼ばれています。 街の南の地区にあったローマ円形競技場の遺物だそうです。 もともとこの場所にあったのか(ここも街の南部)、それともえっちらおっちらここまで運…
橋下さんが大阪を制圧した。 やはり若くて元気で、弁が立つ人は強い。 ある意味、マキャヴェリが理想化した君主に近いのかもしれない。 ということで、どうしてもチェーザレ・ボルジアを思いだしてしまう。 父の教皇権を最大限に利用してのし上がったように…
展望台から下りて、ローマ劇場の中に入ります。 受付の男性が妙に優しかったのが印象に残っています。 ローマ劇場を下から見上げても、かなりの規模だというのがわかりますね。 改めて今写真を見なおしていると、右側のプレートにアルベール・ルブランとい…
地図は言葉を超える 自転車で走ったヨーロッパ75日 佐藤博 著 文芸社 発行 2011年2月15日 初版第一刷発行 まずはドイツを自転車で走ってみたい。そして更にスペインの巡礼の道を走ってみたい。その結果オランダからベルギー、ドイツ、オーストリー、スイ…
パリ 中世の美と出会う旅 著者 木俣元一 芸術新潮編集部編 発行所 ㈱新潮社 2008年9月25日 発行 パリ中心に、中世を発見するという観点から編集されたガイドブック。五日間で回れるように紹介してくれています。 1日目はシテ島のサント・シャぺルなど 2日…
展望台から後ろを振り向くと、写真のような彫像が立っていました。 逆光でわかりにくいのですが、聖母子像のように思えます。 ふと、彫像における聖母マリアの表現はどうなのか気になりました。 絵画では、受胎告知など聖書の場面、あるいは聖母子としての…
展望台から街並みを中心に眺めます。 後陣からのサン・モーリス寺院が印象的です。 二つの塔と、寺院を支えている飛び梁が目立ちますね。 橋は人しか通ることができないような構造でしょうか? ヴィエンヌの建物もリヨンと同じように総じてだいだい色を使っ…
展望台から真下を見下ろすと、ちょうどローマ劇場がありました。 大きさは直径130メートルになります。 人が小粒に見えていますね。 ローマ皇帝アウグストゥスの時代(紀元前1世紀ごろ)に造られたそうです。 1938年に修繕され、現在では再び使用されて…
展望台から更に右に目を転じます。 平地から見た謎の砦がちょうど同じくらいの高さになっています。 ローヌ川はゆったりとカーブを描いています。流れも緩やかですね。 この川の先は、上流のリヨンになります。 古代ローマ時代はリヨンとヴィエンヌは同じガ…
展望台からほぼ正面を眺めます。 簡単な地図用のプレートがありますね。 ローヌ川を挟んで小高い丘陵が広がっています。 水運があり、住むのに適した平野があり、そして戦争などの有事の際に有利な小高い場所があり・・・。 古代ローマがここに街を築いた気…
ヴィエンヌの街中から、展望台に向かって歩いていきます。 途中の道路標示を見ると、ここまで来るのにえらい遠まわりをしてしまったことにはじめて気が付きました。 汗をかきかき坂道を登っていきます。 展望台に着いて、まず左側の写真を撮ります。 丘陵の…
いかにも大都市リヨンの郊外のような 街並みを歩いていきますが この謎の砦にはたどり着けません いい加減諦めて 展望台の方を目指していきます これが砦の正体になるのかわからないけど 街のパンフレットの表紙に むかしのヴィエンヌのイラストがありまし…
SDライブラリー16 18世紀の建築 バロックと新古典主義 J.サマーソン 著 堀内正昭 訳 鹿島出版社 18世紀前半は、バロックの精神と造形によって支配されたのに対して、後半は新古典主義の時代である。 前半の特徴的な建築タイプは、教会堂と宮殿であり、…
世界の名著 45 ブルクハルト 責任編集 柴田治三郎 発行所 中央公論社 昭和41年12月20日初版発行 歴史家ブルクハルト(1818~1897)の作品「イタリア・ルネサンスの文化」をこの巻では扱っている。 14世紀から16世紀までのイタリア人の生活の種種の面において…
スペイン・ポルトガルの古城(新装版) 太田静六 著 吉川弘文館 発行 2010年10月1日 新装版第1刷発行 城郭はそれを必要とする重要な場所に営まれるので、自然と重要地帯に集中する。これに対してイベリア半島では、半島の全域にわたってほぼ万遍なく…
ヴィエンヌの平地を歩いていると なんだかいつも上からの 視線を感じ始めます その正体は 丘の上にある この砦のようなもの これはいったいなんだろか 気になってきて できればここまで登ってみたいと ヴィエンヌの住宅街をさまよいます
この聖堂はヴィエンヌのサンタンドレ・ル・バ教会 写真に写っているのは、後陣と鐘楼だろうか もともと6世紀にはこのあたりに豊かな修道院があり 9世紀には現在の建物につながる原型が建てられ 12世紀にはロマネスク様式を取り入れ改築された ここは回廊…
漱石と行くヨーロッパ 斎藤 明雄 著 文芸社 発行 2005年2月15日 初版第一刷発行 イタリア語学科を卒業し、保険会社勤務の著者による旅行記。パリ勤務の時もあったようで、その時の話が多いように思われる。時間の沢山ある学者や作家のように、細かくてディ…
サンタ・マリア・マッジョーレ大聖堂の内部に入ります。 このときは内部は薄暗かったです。 内装も豪華ですね。 天井はジュリアーノ・ダ・サンガッロの作品で、アメリカから最初に運ばれた金で飾られているそうです。 主祭壇はこの写真のような巨大な天蓋が…
テルミニ駅の手前にある地下鉄のヴィットリオ・エマヌエーレ駅で降ります。 このあたりだとアジア系やアフリカ系の人々をよく見かけました。 イタリアという感じがあまりしないのが残念です。 そんな中、このサンタ・マリア・マッジョーレ大聖堂がしっかり…
アッピア街道をずっと戻っていきます。 カポ・ディ・ボヴェの辺りの三差路に、地下鉄の駅へ通ずるバス停がありました。 一日歩きっぱなしだったので、座れそうな所に無理やり座って待っていました。 まもなくやってきた660番のバスに乗り込みます。 そして…