2011-11-01から1ヶ月間の記事一覧

ローヌ河のほとりにて(ヴィエンヌ、フランス)

アルプスのレマン湖に発して リヨンでソーヌ河と出会い、 滑らかな曲線を描きながら ローヌはヴィエンヌに入ります 門番のような 古い砦に見つめられても さりげなく川面に街の姿を 映し出しながら 優雅にゆったりと 流れていきます ヴィエンヌを過ぎたあと…

ヴィエンヌのピラミッド(フランス、ローヌアルプ)

ローマ劇場を出て、街の南の方へ歩いていきます。 写真のモニュメントは「ピラミッド」と呼ばれています。 街の南の地区にあったローマ円形競技場の遺物だそうです。 もともとこの場所にあったのか(ここも街の南部)、それともえっちらおっちらここまで運…

橋下氏は平成日本のチェーザレ・ボルジアか

橋下さんが大阪を制圧した。 やはり若くて元気で、弁が立つ人は強い。 ある意味、マキャヴェリが理想化した君主に近いのかもしれない。 ということで、どうしてもチェーザレ・ボルジアを思いだしてしまう。 父の教皇権を最大限に利用してのし上がったように…

ヴィエンヌのローマ劇場をうろちょろ(フランス)

展望台から下りて、ローマ劇場の中に入ります。 受付の男性が妙に優しかったのが印象に残っています。 ローマ劇場を下から見上げても、かなりの規模だというのがわかりますね。 改めて今写真を見なおしていると、右側のプレートにアルベール・ルブランとい…

地図は言葉を超える

地図は言葉を超える 自転車で走ったヨーロッパ75日 佐藤博 著 文芸社 発行 2011年2月15日 初版第一刷発行 まずはドイツを自転車で走ってみたい。そして更にスペインの巡礼の道を走ってみたい。その結果オランダからベルギー、ドイツ、オーストリー、スイ…

パリ 中世の美と出会う旅

パリ 中世の美と出会う旅 著者 木俣元一 芸術新潮編集部編 発行所 ㈱新潮社 2008年9月25日 発行 パリ中心に、中世を発見するという観点から編集されたガイドブック。五日間で回れるように紹介してくれています。 1日目はシテ島のサント・シャぺルなど 2日…

逆光の聖母子像(ヴィエンヌ、フランス)

展望台から後ろを振り向くと、写真のような彫像が立っていました。 逆光でわかりにくいのですが、聖母子像のように思えます。 ふと、彫像における聖母マリアの表現はどうなのか気になりました。 絵画では、受胎告知など聖書の場面、あるいは聖母子としての…

ヴィエンヌの街並み(フランス、ローヌアルプ)

展望台から街並みを中心に眺めます。 後陣からのサン・モーリス寺院が印象的です。 二つの塔と、寺院を支えている飛び梁が目立ちますね。 橋は人しか通ることができないような構造でしょうか? ヴィエンヌの建物もリヨンと同じように総じてだいだい色を使っ…

ヴィエンヌのローマ劇場(フランス、ローヌアルプ)

展望台から真下を見下ろすと、ちょうどローマ劇場がありました。 大きさは直径130メートルになります。 人が小粒に見えていますね。 ローマ皇帝アウグストゥスの時代(紀元前1世紀ごろ)に造られたそうです。 1938年に修繕され、現在では再び使用されて…

ヴィエンヌの展望台から③(フランス・ローヌアルプ)

展望台から更に右に目を転じます。 平地から見た謎の砦がちょうど同じくらいの高さになっています。 ローヌ川はゆったりとカーブを描いています。流れも緩やかですね。 この川の先は、上流のリヨンになります。 古代ローマ時代はリヨンとヴィエンヌは同じガ…

ヴィエンヌの展望台から②(フランス、ローヌアルプ)

展望台からほぼ正面を眺めます。 簡単な地図用のプレートがありますね。 ローヌ川を挟んで小高い丘陵が広がっています。 水運があり、住むのに適した平野があり、そして戦争などの有事の際に有利な小高い場所があり・・・。 古代ローマがここに街を築いた気…

ヴィエンヌの展望台より(フランス、ローヌアルプ)

ヴィエンヌの街中から、展望台に向かって歩いていきます。 途中の道路標示を見ると、ここまで来るのにえらい遠まわりをしてしまったことにはじめて気が付きました。 汗をかきかき坂道を登っていきます。 展望台に着いて、まず左側の写真を撮ります。 丘陵の…