アルザスの散歩道

ストラスブールのクリスマス市襲撃

フランス、ストラスブールのクリスマス市襲撃 事件に関わる、ストラスブールの3ヶ所を指定してみました。 まず左上第1は、事件現場 ストラスブールの旧市街です。ストラスブールの中心地で、観光地でもあります。 クリスマス市は、ここのクレベール広場を…

仏ストラスブールの大聖堂がライトアップ、もうすぐ着工1000年

ストラスブールの大聖堂、着工1000周年とのことですか。 つまり1015年着工と言う事ですね。 厳密に調べてみると、1015年には ストラスブール司教ハプスブルグ家のヴェルネール、ロマネスク建築の大聖堂を建設。ノートルダム事業団を創設 (アル…

鮮やかなしま模様、フランス東部アルザスのヘザー畑

ビショフサイム、という地名が、モロにアルザスらしくていいですね。 この写真はへザーという植物に着色作業をしているとのことですが、これを見て、フランスの車窓から見た黄色や赤の花畑や、シャルルドゴールの上空から見たまだら模様の畑を思い出しました…

救援活動に催眠法を応用、アルザスの消防隊

確かにパニクッテいる人相手には、このように催眠術のような感じで語りかけるのが効果的でしょうね。 ちょうどDJポリスが群集に向かって冷静に話しかけて、暴動を予防しているのを思い出しました。 こういうとき、どうしても自分も興奮してしまって、逆効…

アルザスのキツネザルの赤ちゃん

ホワイトライオンの赤ちゃんに続いて、 ボクはアルザスのキツネザルの赤ちゃんなのだ。 白いクマのぬいぐるみと遊ぶのが楽しいんダヨ。 こちらは目がクリッとして可愛いですね。 シロクマくんといいコンビです。

雪の中のコウノトリ(ストラスブール)

ストラスブールの天空から 雪が地上に降りてきます 大聖堂を、古の街並みを そしてコウノトリの巣を たちまち白く変えていきます 雪が溶ければたちまちに 古の街並みから大聖堂から 更にヴォージュ山地まで見下ろしながら コウノトリは天空に舞い上がってい…

アルザスのミネラルウオーター

その土地になじむことを 「水が合う」という ここアルザスでも 文字通り そこのミネラルウオーターを飲み 夏の渇きをいやす パリではあまり見かけなかった 赤と青、そして緑だったかの 原色のラベル 炭酸ありと炭酸なしがあり 炭酸ありの水の中でも その炭酸…

母と二人の息子の群像(ストラスブール・共和国広場)

もうあと数日でストラスブールを離れるというある夏の朝空は夏らしからぬ曇った表情寝ぼすけな自分には珍しく早起きをして石畳の旧市街を横切りたどりつくは「共和国」広場プラス・ドゥ・ラ・レプブリク円形の広場をなぞるように歩いたり対角線に歩いたりし…

「料理屋アルザス」で(大聖堂のふもとにて)

この日は大聖堂のそばにある 少しお高いレストラン 日本の学者さんたちと ストラスブールの専門家による食事会 なぜか自分もそこに同席し それこそ決まり文句のとおり 末席を汚す 料理をもぐもぐ食べながら みんなの会話を聞いている 優秀な女性の通訳さん …

「料理屋アルザス」 にて

ストラスブールのいにしえの街の 運河のそばのアルザスの 古いサンパなレストラン みんなで集う夏の夜 料理は当然アルザス料理 シュークルートに挑戦す 山と詰まれた酢漬けのキャベツ その上にどっしり乗るは ぶっといソーセージと 分厚い油のベーコンだ 同…

結婚の間の前にて(ストラスブール市庁舎)

みんなで行く行く ストラスブール市庁舎 長細いブロイエー広場の並木の下から 邸宅のような建物を見上げる 今日はここの豪華な応接間で ささやかな歓迎セレモニー アルザスのお菓子 クグロフと シャンパンが みんなを迎えてくれる 仕事の多くは 郊外の都市共…

コルマールの聖堂と鐘楼

古の通りのあいだから しっかりとサン・マルタン聖堂を支えている後陣 その向こうには小さな鐘楼が見える 他のフランスのゴシックの大聖堂のように 圧倒的な存在感はないけれども こじんまりとした古都の眺めにマッチした 独特な聖堂の姿 正面に回り 見上げ…

小ヴェニス(Petite Venise)にて

アルザス地方特有の家が並ぶ プティット・ヴェニス 小さな河沿いに きれいな花で飾られた いにしえの木枠造りの家々 激動のアルザスにもかかわらず ここコルマールはあまり戦災に遭わず 古い街を残している それが何よりも大切なこと 近くのカフェに入り ア…

三体のキリスト(ウンターリンデン美術館・コルマール)

いよいよ入る旧市街 まず訪れるは、 修道院の建物の中にある ウンターリンデン美術館 イーゼンハイム祭壇画 「ひとびとの全ての罪を背負って」 という表現がぴったりの キリストの疲れきったさま 祭壇画の裏に回る そこにははなやかに甦ったキリストの姿 磔…

コルマール 夏の噴水

ストラスブール駅を出て 郊外列車はどんどん進む 途中止まった 名前もわからぬ小さな駅 広々とした大地の向こうに 緩やかな山地が広がる それに向かって行くかのように 自転車ごと列車を降りていく人たち 夏の日の楽しいサイクリング のんびりとしたツールド…

下流から上流へ(コルマールへ)

アルザスというレジオン(州・地域圏)にある二つの県 オーラン県とバーラン県 オーはHaut、バーはBas いわゆる「高・低」「上・下」という関係 でも地図では 北の方がバーラン県、南がオーラン県 見かけだけでは少しヘン でもちょちょいと考えてみると ラン…

風呂にも入らずバーデンバーデン」

バスはゆくゆくバーデンバーデン 黒い森の中心の町 湯治場として有名 バスを降りる 帰りのバスの待ち合わせ場所はここと違うと運転手さん よくわからず、あらためて説明してもらう それでもよくわからなかったが諦めてあちこちあるく のんびりした黒い森の中…

黒い森の曲がりくねった道(サスバッハヴァルデン)

ライン河のほとりから いよいよ入る黒い森 妙に新鮮なドイツ語の標識 自分にとっては見慣れないアルファベットでも 運転手にとっては馴染みの道 バスは坂を登っていく みんなを迎えてくれるのは 木組みの家にきれいに飾った花、そして花 ここサスバッハヴァ…

国境の街ケール

バスはヨーロッパ橋を渡りきりいよいよドイツに入るすぐさまかすめる、国境の街ケールなんのことなく通り過ぎる自転車で訪れたこの小さい街最初の仕事はマルクの入手現金引出機の前カードを取りだし、周りをうかがい、ピポピポ押した暗証番号通貨統合まで、…

ヨーロッパ橋から黒い森へ

夏の暑い日、対外試合に行く高校生場所は隣町の高校、適当な交通機関はなく、自転車で行く渡るのは一級河川、結構幅の広い河その高校と対戦するのは初めてで、どんな選手がいるのやら・・・もしその橋がフランスとドイツの間でなければまた、もし過去の深く…

オベルネの夕暮れ

小さな旗群の下を通り やっぱりあったオベルネの広場 大きな古都には大きい広場 小さな古都にはそれなりに でも、街の中心には違いなく 周りを囲む建物は 16世紀の余韻を残す市庁舎と 小麦市場がしっかり構え 街の魅力をひき立てる 街の広場を中心に ほろ…

十都市同盟都市オベルネ

やや太陽が傾きかけた時刻 欧州の長い夏の夜の前ぶれ 最後の訪問地、オベルネに着く 聖オディール生誕の地 そして更に昔 ローマ時代にさかのぼる古い街 パンフレットにはDECAPOLE(1354)の街とある この時は 辞書をひいても何のことだかわからずに 読み…

アルザスのワイン畑(バール Barrにて)

フランスのぶどう畑について語ろうとする時 思わず言ってしまう 「ワイン畑」と 日本では、ぶどうはそのまま食べるけど ヨーロッパでは、あくまでワインの原料として ぶどうを利用する そして畑の周りでは 素晴らしいワインを創るため 知恵と手間をかけて え…

アルザスを見つめる聖オディール

バスは走る ヴォージュの山の中 くねくねくねくね 緑の中を行く バスは追い抜く 坂を登るサイクリストたち 「たいへんそうだね~」 と、それを見てニヤッと笑う 我らが運転手 山道を抜けて 辿り着くは サント・オディールの修道院 聖オディール 盲目のため、…

ロスハイムに佇む教会と井戸

雄大な姿をあらわす ゴシックの大聖堂 その立派さは、おらが街の象徴で 訪れる人も数知れず その一方 ロマネスクの教会 たいてい交通の便の悪いところにあり ひっそりとした その地味な姿 しかしその地味さゆえに 感じるひとびとの静かで、深い思い アルザス…

アルザスの村々を夢見て

ストラスブールの夏の午後 謎の旅人、歩いて大聖堂に向かう この日は大聖堂の中に入らず そばにある観光案内所に入る 手にはきれいな日帰り旅行のパンフレット アルザスの田舎のぶどう畑の斜面 こうのとり、そして木組みの家 緑の風情が彼を誘う 案内所で受…

陸から攻める欧州議会

みんなトラムから、旧市街の南の周縁、堀のような川のそばで、バスに乗り換える。 バスに乗り、改めて感じる、ゆったりとしたトラムのありがたさ。 バスは並木に挟まれた、緑の通りを走っていく。 旧市街ほどの風情はないけれども、普通のいわゆるヨーロッパ…

欧州連合の中心(欧州議会)

むかし、ある男たちが書いた「宣言」 ヨーロッパに幽霊が出る、共産主義という幽霊である というその出だし 第二次世界大戦後、その幽霊は東半分にとどまり、 西側では、まず石炭と鉄に目をつけ いさかいの根源を管理しようとした 東の幽霊が消え去った後 西…

欧州評議会にて(ヨーロッパ地区)

遊覧船はいよいよ入る カルティエ・ウーロペアン(ヨーロッパ地区)ヘ せっかくなので触れておきたい欧州評議会 欧州議会と紛らわしいけれど 欧州連合とは関係はない 第二次世界大戦後 1949年に設立された 今の加盟国は40数ヶ国 旧ソ連・旧ユーゴの国…

聖パウロ教会(ストラスブール大学前)

ストラスブールのノートルダム大聖堂ほど 大きくもなく 歴史もなく 大学のそばの中州の端の いわゆる街のはずれにあり なおかつフランスでは少数派の プロテスタントの教会だけれども 自分にとっては とっても気になる 聖パウロ教会 赤い砂岩の聖堂の色は ア…