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モンテーニュ 旅日記(上)表紙 モンテーニュ 旅日記(上) 宮下志朗 訳 岩波書店 発行 岩波文庫 赤 509-7 2026年2月13日 第1刷発行 1580年、地元ボルドーで『エセー』初版を出したモンテーニュは、同年9月から1581年11月まで旅に出ます。 この上巻ではパリ近…
ランキング参加中読書 凡例 固有名詞は、英訳読みを避け、当時のラテン語音に近そうなカタカナ読みを考えた。例えば「ジュリアス」「シーザー」ではなく「ユリウス」「カエサル」とする、等。ただし、もとより専門家の作業ではない。 (本文中にガイウス・カエサルと…
【新訳】フロンティヌス戦術書 表紙 [新訳]フロンティヌス戦術書 古代西洋の兵学を集成したローマ人の覇道 フロンティヌス 著 兵頭二十八 訳 PHP研究所 発行 2013年12月27日 第1版第1刷発行 古代ローマ水道橋について調べる過程でフロンティヌスを知ったので…
ランキング参加中ヨーロッパ旅行 ランキング参加中読書 地中海の慰め ダンテ〈天国篇〉 〈天国篇〉の〈第一歌〉で天国を歌うに先立って、ダンテはここでも前口上を述べております。その趣旨は天国を見事に歌い上げたい熾烈な願いにもかかわらず、これはまこ…
地中海の慰め 旅と物語の思い出 表紙 地中海の慰め 旅と物語の思い出 小川国夫 著 小沢書店 発行 1989年1月15日 初版発行 以前著者の文章を読んだ時、シンプルでわかりやすい文章にもかかわらず、格調高い文体に魅かれました。 新約について キリスト歴の元…
私はチェコびいき 大人のための旅案内 表紙 私はチェコびいき 大人のための旅案内 大鷹節子 著 朝日新聞社 発行 2002年6月5日 第1刷発行 以前このブログで取り上げさせていただいた『チェコとスロバキア』を全く違った角度から書き直した(というよりも新たに…
クレットマン日記 若きフランス士官の見た明治初年の日本 表紙 クレットマン日記 若きフランス士官の見た明治初年の日本 松崎硯子 訳 平凡社 発行 東洋文庫898 2019年12月13日 初版第1刷発行 本書は、コレージュ・ド・フランス日本学高等研究所により2015年…
日本語を作った男 上田万年とその時代 表紙 日本語を作った男 上田万年とその時代 山口謡司 著 集英社インターナショナル 発行 2016年2月29日 第1刷発行 近代言語学を初めて日本に導入すると同時に、標準語の制定や仮名遣いの統一などを通じて「近代日本語」…
地中海からブリタンニアへの輸送 第二部 河川・海上交通がローマの繁栄をもたらした 第五章 何を、どこから運んだのか 地中海西部〜ブリタンニアのルートには 一番西側の「ジブラルタル海峡〜大西洋」 東側の「陸路を含むローヌ川〜モーゼル川〜ライン川〜北…
交路からみる古代ローマ繁栄史 表紙 交路からみる古代ローマ繁栄史 陸の道・河の道・海の道が古代ローマの繁栄をつくった 中川良隆 著 鹿島出版会 2011年9月10日 第1刷発行 本書は、陸と水の交易路とはどのようなもので、いつ、どうしてつくったのか、そして…
リモナ城(Leamaneh Castle) 巨人のテーブルの後、画像のような廃墟の前でバスは止まりました。 席と反対側で、どのような建物かもよくわからなかったのですが、せっかくの機会なので、写真を撮っていました。 改めて画像検索するとLeamaneh Castleだという…
裏表紙裏のウラジオストク案内図 “熱烈歓迎”の入港 訪問者のうち「富山県日ソ友好視察団」は主に新湊市関係者で構成された。 「新潟代表団」は県を挙げてという意気込みがうかがえた。 新潟市は定期航路復活への期待を込めて、姉妹港締結を提案し、新湊市は…
ウラジオストクの旅 海の向こうにあった日本人町 表紙 ウラジオストクの旅 海の向こうにあった日本人町 杉山公子 著 地久館 発行 原書房 発売 1989年12月15日 発行 1989年の5月、新潟港からウラジオストク(ウラジオストック)に客船で旅行した著者の紀行文…
バレン高原の「巨人のテーブル」 エルウィ洞窟を出て、再びバスに乗り込みます。 その途中で、画像のようなモニュメントに出くわしました。 ここではバスから降りることなく、バス内部からの見学でした。 そばで見ることができなかったのが残念です。 これは…
古代ローマ歴史散歩 最盛期の帝国の街並みをたどる 表紙 古代ローマ歴史散歩 最盛期の帝国の街並みをたどる フィリップ・マティザック 著 大槻敦子 訳 原書房 発行 2026年1月30日 第1刷 本書では4世紀末から5世紀にかけてローマの街を散歩した情景を描いてい…
第三章 経済による立て直し 第一節 日本人初の経済外交 小栗が参加した遣米使節の目的は日米修好通商条約の批准書交換と、アメリカという近代国家を直接目にしてくることでしたが、もう一つの使命として、日米通貨の交換比率の再交渉するための下調査があっ…
小栗上野介とヴェルニーの胸像 第二章 幕末期の構造改革 第一節 変わり果てた祖国の姿 アメリカ政府から、アメリカの他の町や、ヨーロッパのロンドンやパリも回ったらどうかと提案されるが、断りを入れる使節一行 ニューヨーク→(大西洋)→ベルデ岬諸島→ロアン…
宮本常一 民俗学を超えて 表紙 宮本常一 民俗学を超えて 木村哲也 著 岩波新書(新赤版)2096 2026年1月20日 第1刷発行 本書では民俗学関係者だけではなく、民俗学以外の分野で、宮本常一から何かを受け継ぎ、自分の仕事の中に発展させた多くの人物を取り上げ…
第三章 七つの丘の町と称され、起伏に富んだ首都ローマ全域に、どのように動力もなしで給水できたのか ローマ水道の市内給水の話 現代の浄水・送水設備は各所にポンプ圧送するが、ローマ時代は重力による自然硫化しか手段がなかった。このため、各設備の工程…
クラウディア水道橋 第二章 古代ローマはなぜ長大な水道を造り、トンネルや水道橋を多用したのか 古代ローマの水道幹線の話 首都ローマには紀元前312年に造られたアッピア水道をはじめとして、11本の幹線の水道があった。226年に最後のアントニアーナ水道が…
水道が語る古代ローマ繁栄史 表紙 水道が語る古代ローマ繁栄史 中川良隆 著 鹿島出版会 発行 2009年8月20日 第1刷発行 古代ローマ時代の水道について、江戸時代の水道との比較も含めながら、詳しく書かれています。 自分は塩野七生先生の『ローマ人の物語』…
Ⅺ 近代科学の源流 スコラ自然学と近代 伊東俊太郎 12世紀ルネサンスの真の担い手は十字軍のような宗教的狂熱の虜にとなった人々ではなくて、もっと一層冷めた知的精神の持ち主たちでありました。彼らは当時のアラビア文化の優れた点を謙虚に認め、それを吸収…
ヨーロッパ科学史の旅 表紙 ヨーロッパ科学史の旅 高野義郎 著 日本放送出版協会 発行 昭和63年11月20日 第1刷発行 イタリア、イギリス、フランス、ドイツ、スイスの街々の著名な科学者の跡をたどりながら、彼らのエピソードや研究成果を分かりやすく述べて…
地中海世界の中世史 表紙 地中海世界の中世史 小林功 馬場多聞 編著 ミネルヴァ書房 発行 2021年3月31日 初版第1刷発行 黒海、バルト海ときて、次は地中海の本になります。 およそ6〜16世紀の地中海とその周辺部の歴史に特化した本です。 序章 地中海世界の…
バルト海を旅する40章 7つの島の物語 表紙 バルト海を旅する40章 7つの島の物語 小柏葉子 著 明石書店 発行 2017年2月25日 初版第1刷発行 日本ではなかなか知ることができない、バルト海域に位置する7つの島について、歴史を踏まえた訪問記を書いています。 …
黒海経済協力機構(BSEC)のロゴ 第6章 国際社会と黒海 ブラック・シー 1860〜1990年 マーク・トウェインは、1867年、イスタンブルから汽船に乗ってセヴァストーポリを訪れている。彼はその頃、旅行記『地中海遊覧記』の執筆のため、ヨーロッパからレヴ…
黒海周辺の地図 第5章 ロシア帝国と黒海 チョールノエ・モーレ 1700〜1860年 イヴァン雷帝からピョートル大帝に至る2世紀の間、ロシアにとって、ステップという不安定な地域が国家政策に与えた重要性はいくら強調しても足りないほどである。ロシアは、この…
第3章 ビザンツ帝国と黒海 偉大なる海 500〜1500年 ローマ帝国末期からオスマン帝国の興隆までの長い黒海の歴史を通じて、北方のステップでは、特定の集団が別の集団へ全面的に入れ替わるのではなく、文化的なある種の連続性が認められるということである。…
オランジュの古代ローマ劇場の外側ファサード 劇場と見世物 ガリアに150ほどの劇場があり、そのうち15以上が、1970から80年代に実施された航空考古学によって確認されている。 古典的なローマの劇場が手本としたギリシャ劇場は、3つの区域で構成されている。…
ヴィエンヌのピラミッド 水道と都市における水 ガリアの水道といえば、思わずガール橋を思い浮かべてしまうが、水道の経路の大半は、ごくわずかな傾斜をつけて地下に埋設された導管という形態をとっていたことを忘れてはならない。 ニームの水道の平均斜度は…