ニームの古代ローマ円形闘技場の外観

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ニームのプラディエの噴水のそばにある、古代ローマ円形闘技場に着きます。
まずは外観から。
二層からなる、がっしりとした造りになっています。
一階も二階も同じような感じなのですが、よく見ると、一階は角型の「付け柱」(ピラストル)で飾り、二階は変形した一種のコリント式円柱で装飾されています。
武骨な建物のように見えますが、細かい変化というか工夫を発見し、なんとなく嬉しくなってしまいます。
そして連続するアーチは60個あります。
それにより、闘技場に壮大さと調和美をもたらしています。

(南フランス古代文明紀行を参考にしました)