2013-01-01から1年間の記事一覧

世界遺産をもっと楽しむための西洋建築入門 ギリシャ建築

世界遺産をもっと楽しむための西洋建築入門 楽学ブックス 海外6 著者 鈴木博之 発行所 JTBパブリッシング 平成25年7月現在の情報 西洋建築の歴史と分類がわかりやすくまとめられています。 西欧文明が生み出した建築の基本は 古典系と中世系 ・古典系 …

「天使に翼はない」、カトリック天使学者の見解

なんだか、雲をつかむような話ですね(笑) 以前、彫刻や絵画で表現されている天使についての本を読んだのですが、その多様な姿には興味をそそられました。 たいがい子供の姿が多いのですが、確かに大人の姿もありましたね。 「ベルリン 天使の詩」ではおじ…

イタリア古寺巡礼 6~9章

アシシ(アッシジ)のサン・フランスシスコ寺内にあるシモネ・マルチニによる壁画「サンタ・キアラ」(聖クララ) シエナ派の特徴「洗練と甘美」 色でも形でも実にスウィートな感じになっている。 (流し目がなかなかいいですね) フィレンツェのパラッツイ…

イタリア古寺巡礼 4・5 ナポリ・シチリア

ナポリの国立美術館で見た「シヌエッサのヴィナス」を激賞する和辻哲郎さん。 この作はローマのニオベの像やカピトリノのヴィナスに見ることの出来ない「雄大さ」がある。 この像の作者が狙っているのは繊細な感じではなく、剛宕(ごうとう)とも言える成熟…

イタリア古寺巡礼 3 ローマ滞在 より

ニオベの像 この像の肌は中から盛りだす起伏を刻みだしている。 この相違は鑿を使う人の態度に基づくのかもしれない。 すなわち表面を作ろうとする態度と、奥から何かを掘り出そうとする態度 前者は力が横に動き、後者は力が縦に食い込んでいく。 (なんだ…

イタリア古寺巡礼 1・2章

イタリア古寺巡礼 和辻哲郎 著 岩波文庫 青144-6 2002年11月15日 第20刷発行 1927年末から三ヶ月余にわたり、パリからマルセイユ、ニースなどを経てイタリアに入り、そのあちこちの街について書かれた知的な紀行文。 表題では古寺巡礼となっているが、教会…

ミス・フランス2014決定、優勝はオルレアン代表

フランスは主要な街の代表が集まった全国大会のようなシステムなのですね。 なぜか早くも2014はミス・オルレアンの方とのこと。 オルレアンの女性と聞くと、やはりジャンヌダルクですね。彼女もジャンヌになぞらえられているかもしれません。 あちこちの街で…

餌を探してハンガリーに?セルビアから野生の熊

セルビアのくまこうも大変ですね。 おなかが減ったとはいえ、長い距離ご苦労なことです。 ハングリーだからハンガリーなんていうわけでもないんでしょうが。 このギャグは以前アントニオ猪木さんがテレビで言っておられました。 ハンガリーの新婚さんの朝食…

オランダ「長くつ下のピッピ」で長年の誤解

そういえば小さい頃、ありましたね。 歌も思い出します。 「~のピッピて知ってるかい。素敵で可愛い私のことよ~。チョラホップチョーララララ~」とかでしたっけ。 しかしこの記事を見るまで「長ぐつ下のピッピ」だと思っていました。 本当にアホですね。…

ロンドンで自転車の死亡事故が相次ぐ

この12月から、日本では自転車についての法律が変わり、厳しくなりました。 自分も自転車も通勤に使っているので、左側通行の徹底など、どうしても神経質になってしまいます。 まだそれでも自分の場合はママチャリで、交通量の少ないところをのんびり走っ…

フランスで最も長い名前の街

以前このAFPニュースで、フランスで一番短い名前の町は「Y」だと紹介していたのですが、一番長い名前もわざわざ紹介してくれましたね。 タイトルでも書いているように、あまり長々しくは感じません。普通によくありそうな名前です。その理由としては、フ…

イタリア上院、ベルルスコーニ元首相の議員資格を剥奪

とりあえず、ベルルスコーニさんを国会から追放することができましたが、これからどうなってしまうのでしょうか? ある記事でベルルスコーニさんは「修道院のようなところへは行かない」と言っていました。でももし修道院に行ってしまったとしても、なんだか…

キプロスのニコシア大学、仮想通貨での学費支払いを承認 世界初

うーん、ユーロへの恨みを、今流行のビットコインであてつけているのですか。 そもそも通貨は信用があるから成り立っています。 金本位制のときは金という貴重な鉱物とリンクすることで信用を得ました。 また現在の各国通貨はその国の信用で成り立っています…

サマセット・モーム 「昔も今も」

昔も今も サマセット・モーム 著 天野隆司 訳 筑摩書房 発行(ちくま文庫) 2011年6月10日 第一刷発行 読みたいなと思っていながら読めなかった本を、たまたま発見したのは嬉しいことです。 この小説は塩野七生さんの「わが友マキャヴァッリ フィレンツエ…

チェス世界選手権、ノルウェーのカールセンさんが新王者に

22歳の世界王者とは若いですね。 といっても将棋などでも、けっこう若い人が活躍しているので、特に珍しいことでもないようです。 スコアも3勝7分とのことで、圧倒的な勝利でしたね。 チェスの日本での別名として、「西洋将棋」という言い方がありますが…

アルフォンス・ドーデの書いたパリ・リヨン駅

まいにちフランス語10月号より、アルフォンス・ドーデ(1840-1897)の「プチ・ショーズ」からの抜粋です。 ドーデは「風車小屋だより」などの作品の作者ですが、日本では「最後の授業」が知られていますね。 当時のパリ・リヨン駅に、午前3時ごろ着いた…

作家とともにパリ散歩 ディドロのパレ=ロワイヤル

最近また、ネットのラジオ音声でフランス語を勉強しております。 10月からは、応用編では「作家とともにパリ散歩」ということで、有名な作家が取り上げた過去のパリを扱っています。 なかなかフランス語にはついていけないのですが、なんとか頑張って聴い…

図説 フリーメイソン

図説 フリーメイソン 吉村正和 著 河出書房新社 発行 2010年8月30日 初版発行 フリーメイソンは得体の知れない秘密結社という一般に流布したイメージとは異なり、道徳と理性による個人の完成、社交と慈善を通して人類と社会の完成を目指す18世紀ヨーロッ…

ナポレオン遺言補足書の内容

そうか、ナポレオンは51歳で亡くなったのか。意外に若死ですね。 波乱万丈の人生を思うと、密度は濃かったのでしょうが。 遺言の通り、セーヌ河畔のアンヴァリッドに葬られてよかったです。 観光客も程々な感じで、ナポレオンさんも寂しくなく、うるさ過ぎ…

レストラン 見た目のいい客は入り口近くに

現実的に、客を呼び込むためには、これくらいのことは当たり前なのでしょうね。 やはり見栄えのいい人が外から見えれば、それこそ「動く広告」となってくれます。 あとついでに「食いっぷり、飲みっぷりのいい客」もいい対象になりそうですが、それはひと目…

乙女の美術史 世界編

乙女の美術史 世界編 堀江宏樹 滝乃みわこ 著 実業之日本社 発行 2011年11月30日 初版第1刷発行 自分のような野郎が本屋で買ったり、図書館で借りたりするのはちょっと恥ずかしい題名と表紙なのですが、内容はズケズケ書いてくれているので面白かったです…

黒木渚「はさみ」が気になった

黒木渚 10/16 RELEASE 2nd Single「はさみ」(Radio Edit Ver.)ミュージックビデオ 今日昼ごはんを食べていた時、店でかかっていたこの曲。 とてもいい曲なので、気になって「背中に当てれば」という歌詞だけで携帯で検索すると、すぐに黒木渚だとわかりま…

ツイッター影響力も危険性も大きい

確かに今やツイッターの時代ですね。 ヨーロッパでもファンロンパイEU大統領や、フランシスコ法王もツイッターをやっておられたようなニュースを目にしました。 ただやはりツイッターは簡便な分、失言も多くなるような危険性もあります。 またあまり考えず…

ベルルスコーニ氏の娘に支持者ら熱視線、本人は政界に興味なし?

ベルルスコーニ支持者の皆さんも、頼りが娘さんとは情けないですね。 娘さんは興味なし?とのことですが、確かにお父さんやその周りを見て、政界の嫌なところを散々見せ付けられているでしょうから、気が進まないのも理解できます。 それでも他に後継者がい…

イケア、パリ サンラザール駅前に「動く」屋外広告を設置

サン・ラザール駅前の広場に、このようなリアルな広告を作ったのですね。 これは絶対に見てしまいますね。IKEAの術中に簡単にはまってしまいそうです。まあこのようなおしゃれな屋外広告なら歓迎です。 サンラザール駅はオーヴェルシュルロワーズやポン…

パリのヴァンドーム広場に日本人の芸術作品

このような名所にコンテンポラリーアートを許可するなんて、さすがパリは懐が深いですね。 プラハのように、美しい景観の中での、攻撃的で幼稚なオブジェでないところはいいと思います。 ただ銅像や窓に自然に溶け込んでいるため、知らない人から見たら「い…

仏大統領、通話傍受めぐり米大統領に「深い遺憾」伝える

オバマさんの回答 「いやあ、うちの国家公務員に、予算不足の中、フランス語の研修をさせてあげようと思って・・・」

プラハのあまりに醜いモニュメント

なんじゃこりゃ せっかくの美しいプラハの街に、あまりに醜いモニュメントですね。 景観を思いっきりぶち壊しています。 おそらくプラハでは有名なゲージツ家なのでしょうが、これではあまりに下品で幼稚です。 なんだか自分のプラハやその他ヨーロッパ各地…

今日のテレビフランス語講座

今日はトゥールーズを訪問して、そこの地方の言語オック語やオクシタン文化を紹介していました。 フランスでの地方の言語としてはアルザス語やブルターニュのブルトン語がありますね。 それらの街の表示とかもフランス語と現地語の二種類あったように思います。 ブルターニュでは…

モンマルトル・ブドウ収穫祭パレード  パリ

大都会のパリ、その市内のモンマルトルにブドウ畑があるとは意外に感じますが、傾斜したところでもあり、また車とかも少ないでしょうから、それなりの葡萄は作れるのでしょうね。 いろいろな扮装の人たちが楽しいです。 他のワイン生産地からもパレードに参…