2006-07-01から1ヶ月間の記事一覧

コルマールの聖堂と鐘楼

古の通りのあいだから しっかりとサン・マルタン聖堂を支えている後陣 その向こうには小さな鐘楼が見える 他のフランスのゴシックの大聖堂のように 圧倒的な存在感はないけれども こじんまりとした古都の眺めにマッチした 独特な聖堂の姿 正面に回り 見上げ…

小ヴェニス(Petite Venise)にて

アルザス地方特有の家が並ぶ プティット・ヴェニス 小さな河沿いに きれいな花で飾られた いにしえの木枠造りの家々 激動のアルザスにもかかわらず ここコルマールはあまり戦災に遭わず 古い街を残している それが何よりも大切なこと 近くのカフェに入り ア…

三体のキリスト(ウンターリンデン美術館・コルマール)

いよいよ入る旧市街 まず訪れるは、 修道院の建物の中にある ウンターリンデン美術館 イーゼンハイム祭壇画 「ひとびとの全ての罪を背負って」 という表現がぴったりの キリストの疲れきったさま 祭壇画の裏に回る そこにははなやかに甦ったキリストの姿 磔…

コルマール 夏の噴水

ストラスブール駅を出て 郊外列車はどんどん進む 途中止まった 名前もわからぬ小さな駅 広々とした大地の向こうに 緩やかな山地が広がる それに向かって行くかのように 自転車ごと列車を降りていく人たち 夏の日の楽しいサイクリング のんびりとしたツールド…

下流から上流へ(コルマールへ)

アルザスというレジオン(州・地域圏)にある二つの県 オーラン県とバーラン県 オーはHaut、バーはBas いわゆる「高・低」「上・下」という関係 でも地図では 北の方がバーラン県、南がオーラン県 見かけだけでは少しヘン でもちょちょいと考えてみると ラン…

風呂にも入らずバーデンバーデン」

バスはゆくゆくバーデンバーデン 黒い森の中心の町 湯治場として有名 バスを降りる 帰りのバスの待ち合わせ場所はここと違うと運転手さん よくわからず、あらためて説明してもらう それでもよくわからなかったが諦めてあちこちあるく のんびりした黒い森の中…

黒い森の曲がりくねった道(サスバッハヴァルデン)

ライン河のほとりから いよいよ入る黒い森 妙に新鮮なドイツ語の標識 自分にとっては見慣れないアルファベットでも 運転手にとっては馴染みの道 バスは坂を登っていく みんなを迎えてくれるのは 木組みの家にきれいに飾った花、そして花 ここサスバッハヴァ…

国境の街ケール

バスはヨーロッパ橋を渡りきりいよいよドイツに入るすぐさまかすめる、国境の街ケールなんのことなく通り過ぎる自転車で訪れたこの小さい街最初の仕事はマルクの入手現金引出機の前カードを取りだし、周りをうかがい、ピポピポ押した暗証番号通貨統合まで、…

ヨーロッパ橋から黒い森へ

夏の暑い日、対外試合に行く高校生場所は隣町の高校、適当な交通機関はなく、自転車で行く渡るのは一級河川、結構幅の広い河その高校と対戦するのは初めてで、どんな選手がいるのやら・・・もしその橋がフランスとドイツの間でなければまた、もし過去の深く…

ストラスブールに広がる青い空(ツールドフランス開幕)

フランスの夏の象徴 ツールドフランスいよいよ開幕 出発地は我がストラスブール 7月の初夏の青空のもと 街中の、平坦コースを疾走する 上空に浮かぶヘリコプターから 映し出されるストラスブールの旧市街 やっぱり今日も元気な大聖堂 いにしえの街並みを従…