2012-01-01から1ヶ月間の記事一覧
パリはバスに乗って 上松三治彦 著 旭屋出版 発行 2010年3月25日 初版発行 著者の家があるパリ左岸の6区、セーヴル・バビロンヌを中心にしたバスのルートを紹介している。 車中から見える名所だけでなく、著者の極私的な思い出も織り交ぜながら、パリの街…
フランス四季と愛の詩 饗庭孝男 編/訳 東京書籍 発行 1995年12月6日 第1刷発行 春・夏・秋・冬・愛、という章に分けて、アポリネールやランボー、リルケやヴェルレーヌの詩を、フランス語原文もつけて紹介している。 特に詩の場合、日本語訳だけではその語…
イゼール河の橋の上 霞の向こうに見えるのは 曇天を支えるグルノーブルの あまりに頑丈な大岩の山
この写真は、スタンダール博物館です。 入口のそばに、スタンダールらしき写真が飾ってありますね。 この建物は、17世紀には個人の邸宅だったそうですが、その後グルノーブル市庁舎となり、そして現在は博物館として使用されています。 18世紀のエレガント…
カルチャーガイド ヨーロッパ 歴史と文化の旅 水野潤一 著 大修館書店 1993年7月1日 3版発行 ギリシャから始まり、イタリア、バチカン、スイス、オーストリア、ドイツ、デンマーク、フランス、イギリスについての柔らかい解説、およびギリシャ神話、建築・…
大世界史10 神の国から地上の国へ 著者 西村貞二 文藝春秋 発行 昭和43年3月25日 初版発行 5世紀、アウグスティヌスが「神の国」を書く。この中で異教の信仰を排し、キリスト教信仰に基づいた世界の創造と人類の歴史を記す。 それからおよそ千年を経た14、…
このいかに由緒ありそうだなあと思わせる建物は、サンタンドレ広場の一画にある、グルノーブルの裁判所です。 13世紀にはこのあたりには刑務所があったそうです。 グルノーブル出身の作家スタンダールの「赤と黒」の登場人物であるジュリアン・ソレルのモ…
ここはグルノーブルのサンタンドレ広場です。 時計から判断すると朝の9時でしょうか。 手前では花を売っているようです。 背景の教会は、広場と同じ名前のサンタンドレ教会です。13世紀に建てられたそうです。 天を指し示す尖塔が見事ですね。 あと広場…
村上春樹 雑文集 装画・解説対談 安西水丸 和田誠 新潮社 発行 2011年1月30日 発行 村上さんが1979年から書いてきたいろいろな文章。 序文から、あいさつ、音楽について、「アンダーグラウンド」を巡って、翻訳、人物、そして小説などについての雑文が掲載…
グルノーブルの城塞から下りて、街中をうろうろします。 この立派な建物は県庁でしょうか? EU旗やフランスの国旗がみえますね。 ヨーロッパでは市庁舎は結構歴史的建造物が多いのですが、県庁や都市共同体の建物はモダンで機能的な建物が多いようです。 …
グルノーブルのバスティーユ城塞から、帰りは歩いて下りていきます。 この写真は、展望台からか、下りる途中だったのかははっきり覚えていないのですが、緑も多く街と山の間のような感じですね。 やはり靄がかかっています。 ちょうど真下を見つめます。 こ…
セザンヌ ガスケ 著 與謝野文子 訳 岩波文庫 2009年4月16日 第1刷発行 プロヴァンスの画家、セザンヌについて、第1部「私の知ることやこの目で見たこと」として、青春、パリ、プロヴァンス、老後の4章に分けて、更に第2部で「彼が私に語ったこと」とし…