2013-01-01から1年間の記事一覧

サルトル、世界をつかむ言葉

サルトル、世界をつかむ言葉 渡部佳延 著 トランスビュー 発行 2013年8月5日 初版第一刷発行 サルトル入門のために72の言葉を取り上げて、説明した本です。彼の思想や哲学だけでなく、人生や人間関係についてもそれらの言葉を通じて知ることが出来ます。 …

樫本大進さん音楽監督によるル・ポン 2013を聴きにいく

今年も、かの樫本大進さんが音楽監督を務める、ル・ポン2013に行ってきました。 自分にとっては、この季節の風物詩になりつつあります。 ちょうどこの日の朝、「題名のない音楽会」で樫本さんが出ておられ、いつもの迫力あるヴァイオリンを聴かせてください…

NHKテレビフランス語講座 マルセイユ編

ただいまテレビフランス語講座をみながら書いております。 マルセイユ駅前にきれいな眺めのいいテラスがあるのですね。知らなかったです。 駅で知らない人に荷物を運んでもらうという時の会話なのですが、そのまま荷物を持っていかれないか心配になります(笑)

世界と日本のビール図鑑

世界と日本のビール図鑑 世界のビール博物館 監修 主婦の友社 編者・発行 2013年7月31日 発行 国別1人あたりのビール消費量が多いのはどこか? 一位はチェコで、そしてオーストリア、ドイツ、アイルランド、エストニアと続き、日本は41位だそうです。 単…

来た、見た、勝った、レッタさん(イタリア政争)

とりあえず今回はレッタ政権が勝ってほっとしました。 来た、見た、勝った、レッタさんという感じですね。 それにしても、相変わらずのベルルスコーニ氏の行動には呆れます。 自分が生き残るために、連立離脱とは。 幸い氏が率いる自由国民から造反者が出た…

イタリアの引き出し

イタリアの引き出し 内田洋子 著 阪急コミュニケーションズ 発行 2013年6月9日 初版発行 フィガロ・ジャパンのウエッブサイトに2011年10月から2013年3月に掲載したものを加筆・修正したものです。 自分の持ち分や好きなことを知り粛々と暮らすことこそ、何…

舟に乗って郵便配達 フランス

フランスで唯一の、舟を使った郵便配達員とのことです。 フランスなど、ヨーロッパの平野部では運河が多いイメージがあります。 水郷地帯ゆえ、運河やそれにつながっている川などを使えば、結構効率よく配達できるのでしょうね。 見かけはのんきで楽しそうで…

恋する王様(名画で読み解く「世界史」より)

この絵は、アングルによる「グランド・オダリスク」です。 オダリスクとは、スルタンの寵愛を受ける女性のことです。 彼女たちはハレムにいましたが、その誘惑に負けて、スルタンもハレムに籠もりがちになってしまいました。そして女性たちが国政を操ったり…

名画で読み解く「世界史」よりカエサルとウェルキンゲトリクス

名画で読み解く「世界史」 監修 祝田秀全 発行 世界文化社 2013年8月20日 発行 この本では、名画を鑑賞しながら、世界史の流れをたどれるようになっています。 古代文明と人類の歴史の始まり イスラーム勢力の拡大 西洋社会の形成 近世ヨーロッパと打ち続く…

コンタドールがスペイン代表入り、ロード世界選手権

スペイン、これはこれは豪華なメンバーですね。 スペインの選手が優勝候補といってもおかしくないです。 ただ、問題はチームワークなのかなという感じです。 エースはやはりコンタドールなのでしょうが、彼のために自分を捨ててサポートするか、となればどう…

ルノワールの彫刻は太すぎる?

ルノワールの彫像があまり人気がなかったとのことです。 まあこの画像の作品を見る限り、下半身がちょっと太すぎるかな、という気がしました(笑)。 絵画でもルノワールはふくよかな女性像が多いですが、その傾向は彫像には向かないのかもしれません。

第1回シカの鳴きまね大会、フランス 優勝者の名前が気になる

シカの鳴きまね大会の優勝者の名前がWolfgangウルフギャングさん、つまり英語にして直訳すると狼軍団さん、というのも面白いです。 シカの鳴きまねをして、本物のシカをおびき出すか、あるいは別の狼をおびきだすか・・・なんてね。 ただよく考えると、名前…

パリで初めての猫カフェがオープン

一ヶ月前ほど、ベルリンのネコカフェのニュースがあったのですが、パリでもネコカフェがオープンしたのですね。 日本のネコカフェをモデルにしたそうですが、画像を見る限り内部の雰囲気が、日本と違いシックに感じます。 ヨーロッパでは室内だけでなく、旧…

ホーナーがブエルタ・ア・エスパーニャ制覇、グランツール最年長勝者に

ブエルタ・ア・エスパーニャ最終日。 マドリッドの周回ゴールまで、郊外の道を進んでいきます。 のんびりムードの中、主に自動車道を通り、荒涼としたスペインの地を走ります。 そしてマドリードの街並みが見えてきます。 緑も多くなるのですが、街並み自体…

ホーナーが事実上の総合優勝、エリッソンドがステージ初制覇 ブエルタ・ア・エスパーニャ第20ステージ

いやあ凄い闘いでした。 最後の激坂で、ニーバリが仕掛けていきます。 解説の方によると、最初の仕掛けが予想より早かったそうですが、やはり3秒差といえども順位がホーナーの方が上、という焦りもあったのかもしれません。 そして途中、少し差がついたとこ…

ホーナーが総合首位に、第19Sはロドリゲスが制す ブエルタ・ア・エスパーニャ

総合の1位がホーナー選手(アメリカ・レディオシャック)となった。 しかし2位ニーバリ選手(イタリア・アスタナ)との差はわずか3秒。 たかが3秒、されど3秒。 今日の激坂が劇坂となるか!

イタリア紀行(中) ゲーテ著

イタリア紀行(中) ゲーテ 著 相良守峯 訳 2007年5月15日 第53刷発行 1787年2月および3月、ゲーテはナポリに滞在する。 たちまちゲーテはその魅力に魅了される。 「人々がなんと言おうが、語ろうが、また絵に描こうが、この景観の美はすべてにたち超えてい…

ゴッホアルル時代の風景画、新たに発見

この時期はゴッホのアルル時代ですね。 7月の手紙に書かれているとのことですが、10月にはゴーガンがやってくるので、それも楽しみだったのでしょうね。 ただ結局彼らの生活は耳きり事件などで悲劇に終わります。 今なら凄い価値なのでしょうが、テオがせ…

モスクワ市長選、プーチン派現職が勝利へ ブロガー候補は不正主張

子供のときはとりあえず反体制派が正義、のように思っていたのですが、いろいろ歴史を勉強したり、世界や日本の様々な人を見ていると、必ずしもそうではないな、と思ってしまいます。 もちろん、今回のモスクワ市長選では、あまり候補者の方々は知らないので…

ベネチア映画祭、地元イタリアのドキュメンタリーに金獅子賞

このような地味なドキュメンタリー作品が賞を取るのはなんだか嬉しくなってしまいます。 どのような手法で撮った映画なのか興味深いですね。機会があれば見てみたいです。 ローマの環状道路はよくわからないのですが、ローマ市内から車で空港まで行ったとき…

鮮やかなしま模様、フランス東部アルザスのヘザー畑

ビショフサイム、という地名が、モロにアルザスらしくていいですね。 この写真はへザーという植物に着色作業をしているとのことですが、これを見て、フランスの車窓から見た黄色や赤の花畑や、シャルルドゴールの上空から見たまだら模様の畑を思い出しました…

シリアへの軍事介入、仏世論調査で3分の2が「参加に反対」

フィガロは右派系の新聞で、左派のオランド大統領には反対したいのでしょうが、まあこの世論調査の数字自体は偏向のない妥当なものだと思われます。 それにしてもなぜオランドさんは軍事介入を進めたいのでしょうか?フランスの軍需産業のためなんでしょうか…

マルティン・ルター(岩波新書)

マルティン・ルター ことばに生きた改革者 徳善義和 著 2012年6月20日 第1刷発行 岩波新書 ザクセン地方で実業家として成功した父の期待を伴い、エルフルトの大学で法学を学ぶ。 しかし雷鳴を受けたとき、突如修道士になる決意をする。 ルターのいた修道院…

ラウンドアバウトの効用のいろいろ

ラウンドアバウト(イギリスの呼び方。アメリカではロータリー) 交差点での信号待ちの必要をなくす そのほかに ①交通安全 交差点だと、正面や左右からやってくる車に注意しながら、直進・左折・右折を行わなければならない。 ラウンドアバウトだと注意が必…

ケーニッヒが第8ステージ制す、ロッシュが総合首位に ブエルタ・ア・エスパーニャ

ブエルタ・ア・エスパーニャ第8ステージ コースはジブラルタル海峡近くの地中海沿岸で、最後は山を登っていく。 放送を見始めたとき、ちょうど集団の先頭グループは、アスタナではなくネットアップ・エンデューラが支配していた。 このチームは全く知らなか…

ローマ法王が「自分撮り」?スマホで記念撮影

そういえば、ツイッターは前の法王さんがしておられたように思いますが、スマホでの自分撮りは歴代の法王さんとしても初めてでしょうね(笑)。 この後フェイスブックで広まるなんていかにも今の時代らしいです。 自分が子供だった頃は、短波放送で法王さん…

フランスの裁判所、モンサンミシェル近くの風力発電所建設計画に中止命令

この記事を読む限り、風力発電を造らないことが正しいと思います。 せっかくの景観を大切にしてほしいですからね。 この地方当局とは地方自治体なのでしょうか。電力が必要とはいえ、よりによってモンサンミッシェルの近くにとは、残念な気もします。 あと、…

リボン・ディベロップメント(沿道の無秩序な開発)の害悪は?

(ヨーロッパの街を車で出ると、別の街に着くまで、日本と比べると田園地帯が広がっているイメージがある。単に地形の差かと思ったが、そこにはリボン・ディベロップメント(沿道の無秩序な開発)をコントロールしているプランニングがあるそうだ。) 車社会…

欧州で最も国外旅行をするのはドイツの若者

まずは、ドイツが一番経済力があり、ゆとりがあるのが理由でしょうね。 そして、行った国が、スペイン、フランス、イタリアというのはやはり、という気がします。 近場で、なおかつ南で、ラテン系の楽しそうな国々、という感じですね。 特にイタリアは、昔か…

仏映画『アメリ』のジュネ監督、米ミュージカル化に「嫌悪感」

「アメリ」は自分も大好きな映画なので、いかにもアメリカらしいミュージカル化には反対ですね。 といっても権利はすでに別の方が持っているということなので、いまさらジュネ監督にとてもどうしようもないのですが、それでもいろいろ複雑な感情を持つ気持ち…