シノン城の時計の塔門(ロワール地方、フランス)

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この塔はシノン城の入り口にある時計の塔門です。
12世紀に創建され、14世紀に増改築されました。
内部は今はジャンヌダルクに関する小さな博物館になっています。現地の英語パンフレットによると、七つの部屋とthree storiesと書いてありましたが、写真を見ても、日本流では4階建てなのかなと思われます。
一番下の通路には防衛のための落とし格子があったそうです。
そして塔の上部には石落しらしい装置があります。本来石落しは防御のことを考えれば塔の門扉側にだけあればよさそうですが、塔の威厳と風格を考えてぐるりと一周させているようです。
石落しの上にも人影があります。ここまで上れていたようです。
更にその上の小さな鐘楼と屋根と尖塔のおかげで、塔というだけでなく城館としての佇まいも垣間見せています。