シノン城から見た中州と郊外(フランス、ロワール地方)
再びシノン城からヴィエンヌ川の方に目を向けます。
巨大な中州が見えます。トゥール島と呼ぶそうです。近くの大都市トゥールにちなんだ名前など思うのですが、その理由はわかりません。
城から見る川と中州、アンボワーズ城からの景色も同じような感じでした。
そのそばには橋があります。その向こう側の南岸にも街が形成されており、フォーブル・サン・ジャックと呼ばれています。パリでもフォーブル・サン・ジェルマンとか、フォーブル・サン・トノーレとか呼ばれる地域がありますが、もともとの街の城壁外、郊外という意味があります。
この橋は元々12世紀、ヘンリ2世の時代に石橋が建てられ、それによりこのフォーブル・サン・ジャック地域も発展していきました。
この画像は現地でもらったパンフレットの表紙です。
赤いイラストで橋と城壁、そしてシノン城を描いています。
いつの時代かは不明で、ちょっと城壁が立派過ぎるようにも思いますが(笑)、古の雰囲気を伝えるのにちょうどいいので、掲載します。