ヴィルヌーヴ・レ・ザヴィニョンののどかな町並み

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フィリップ美男王の塔から、サンタンドレ要塞へのカメラを少し引いて、ヴィルヌーヴ・レ・ザヴィニョンの町並みを捉えます。
この町について、「須賀敦子のフランス」(稲葉由紀子・文 河出書房新社)から引用しますと、
ヴィルヌーヴ(新しい町)といっても、アヴィニョンにくらべて新しいというだけで、十三世紀の末に造られたまったくの中世の町だ。法王がアヴィニョンに移り住むと、枢機卿たちがつぎつぎにこの町に豪奢な邸宅を建設し、町は十八世紀の末まで栄え続けたという。都会で大観光地のアヴィニョンにくらべると、空が広く緑に埋もれたこの町は、南仏の田舎町らしいのどかでくつろいだ雰囲気にあふれている。”
と上手く説明しておられます。
改めて、サンタンドレ要塞及びこの町をのんびり訪問出来なかったのが悔やまれます。

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アヴィニョンヴィルヌーヴ・レ・ザヴィニョンの地図です。だいたいの位置関係が判ります。フィリップ美男王の塔は町のはしっこでしたね。
あと地図をよく見ると、町名が VILLENEUVE LEZ AVIGNONと、LESではなくLEZとなっています。wikiで確認すると、この町はこういう綴りもある、とのことでした。
LEZの方がスペシャルでおしゃれに感じます。