ニームを象徴するプラディエの噴水

イメージ 1

古の写真で巡るフランスシリーズ、続いてはニームを取り上げます。
この時はアヴィニョンからほとんど人が乗っていないバスでニームまで行きました。
駅前でバスを降りて、フシェール大通りの突き当たりが画像の場所です。
この場所はシャルル・ド・ゴール広場と呼ばれています。フランスの代表的な人物から取った広場名です。
また広場を表す単語もよくあるplaceではなく、esplanadeという単語を使っています。仏和辞典では「(城や大建造物の前の)広場、見晴らし台」と書いてありました。
ニームにとって大切な場所だというのが伺えます。
そしてこの真ん中にある噴水はプラディエの噴水と呼ばれています。
19世紀に、彫刻家のジェイムス・プラディエにより制作されました。
中央の女性像はニーム市を表現し、それをガルドン川、ローヌ河、ユールの泉及びニームの泉を象徴する寓話上の人物像が囲っています。
噴水や泉を大切なシンボルとしている面から見ても、古代ローマの都市であった雰囲気を漂わせています。

(現地で手に入れた日本語パンフレットを参考にしました)