2016-01-01から1年間の記事一覧
とんでもなくおもしろい宇宙 柴田一成 著 株式会社KADOKAWA 発行 2016年1月25日 初版発行 日という漢字の象形文字で、丸の真ん中に点が書かれたのは、黒点を表現してのことだ、との説がある。 条件さえ整えば裸眼で観察することも可能だが、直接太陽を見るの…
フランスなど欧州北部で豪雨が続き、洪水被害も出ているようです。 セーヌ河も氾濫し、白鳥の小道の先にある自由の女神像あたりもこのようになってしまいました。 こちらはシャンボール城です。 周りが水に覆われてしまいました。 ただ、その水面に城が映し…
2016年のジロ・デ・イタリア、最終日前の第20ステージを見ることが出来た。 首位と44秒差だったニーバリが逆転総合優勝を確実にした。 それにしても、アスタナのサポート陣がすごい。 チャベスを中心とする、マリアローザグループを支配する。 スカ…
モンサンミッシェルの大天使像、修繕終え再び尖塔に Archangel helicoptered back to iconic French abbey 修繕のために降ろされていたモン・サン・ミッシェルの大天使像が再び尖塔に戻りました! 大天使様のお力で、何かと大変なフランスをお救いください!
私の百人一首紀行 大倉俊雄 著 ブイツーソリューション 発行 2016年2月20日 初版第1刷発行 百人一首の詠まれた舞台、あるいはその作者に関連ある地を訪問し、写真つきで解説、紹介しています。 それぞれの短歌から適した百の地を探し、訪問し、最終的に…
仏冒険家、水路でフランス一周計画 French adventurer plans to row his way through France パリから水路でフランス一周とのことです。 テロやデモ、飛行機事故などの大変な事件が続くフランスで、このようなニュースはほっとしますね。 わんこが一緒に乗っ…
カシュガルの道 スザンヌ・ジョインソン 著 中村久里子 訳 2016年3月30日 初版第1刷発行 西村書店 図書館でこの本を手に取り、表紙をめくると、天山山脈あたりの地図がありました。 1923年当時の地図で、当時の新疆とソビエト連邦国境付近になり…
【5月7日 AFP】(更新、写真追加)英国の統一地方選は5日投票が行われ、ロンドン(London)の市長選では野党・労働党から出馬したサディク・カーン(Sadiq Khan)氏(45)が当選した。カーン氏はムスリム(イスラム教徒)として初めて欧州連合(EU)加盟国首…
パルミラの古代劇場でコンサート 露オーケストラ Russian orchestra performs in Syria's war-scarred Palmyra 今朝のNHKBSのフランスニュースのトップがこれでした。 確かにインパクトがありますね。 つい先日まで破壊され、非人道的行為が行われた場…
李陵・山月記 弟子・名人伝 中島敦 著 昭和43年9月10日 初版発行 平成28年4月20日 改版67版発行 角川文庫 中島敦の本については、以前、家にあった古い文庫本を読んだことがあった。 それには、「宝島」の作家、ロバアト・ルイス・スティーブン…
前面に見える建物、パリのレアル近くにある商品取引所なのですが、ここを美術館にしようとする計画があるそうです。 ロトンダのような円形の建物で、自分もそばを通ったとき、ユニークな建物があるなあ、と感じた思い出があります。 少なくとも外観は、美術…
ラジオフランス語講座応用編、4月からは井上美穂先生による「ニュースで知りたいフランス文化」の再放送です。 井上先生のファンなので、しっかり聴こうと思っていたのですが、L1、2はさぼってしまい、L3からインターネット放送で聴きました。 テニス…
この絵画は、ラファエッロによる、「聖チェチリアの法悦」(1514年)です。 ゲーテは1786年10月18日、ボローニャにて鑑賞しています。 「イタリア紀行」の中でゲーテは 「われわれに何の関わりもない5人の聖者が相並んでいるが、その存在がいかにも完全であ…
天使とは何か 岡田温司 著 2016年3月25日 発行 中公新書2369 表紙の帯に出てくる、ラファエッロの「システィーナの聖母」に出てくる、愛らしくもどこかいたずらっぽさそうな有翼の「天使」 正真正銘の天使は、聖母子を取り囲む雲の間から、無数にその顔をの…
入門 国境学 岩下明裕 著 2016年3月25日 発行 中公新書2366 国境を学として論じる際に依拠するボーダースタディーズ、つまり境界研究は、一つの空間が持つさまざまな彩りをその境界が重なり合う場所を通じて描き出すことで、単色に塗りこめられた空間がそう…
久しぶりにパリ・ルーベを見ることが出来た。 前回見たのは、カンチェラーラの爆走のときだった。 今回もカンチェラーラは出場し、サガンとともに、第3グループを形成していた。 しかしこの第3のサガン・カンチェラーラグループ、トップグループやボーネン…
パナマ問題に抗議、とのことですが・・・ このATMを使うのはタックスヘイブンを利用する大金持ちではなく一般の人々 更にこの後始末をするのは、フランスかパリ市か銀行に雇われた清掃員の方々 いろんな人に迷惑をかける、こういう抗議行動自体、非常にむ…
古代の馬糞により、ハンニバルのアルプス越えのルート解明とのことですが、うーん、さすがにそれだけでは説得力は弱いでしょうね。 ただ、このトラベルセッテ(トラヴェルセッテ)峠を通ったのではという説は、以前読んだ「ハンニバル アルプス越えの謎を解…
乱菊物語 谷崎潤一郎 著 1995年6月18日 発行 中公文庫 谷崎潤一郎による、室町時代末期、室津や家島を主な舞台とした作品です。 導入部分は穏やかなのですが、だんだんどたばたどたばた物語が動いていきます。 しかしながら前編で中断されているのが残念です…
船上城跡から南に進むと、瀬戸内海に出ます。 淡路島と明石海峡大橋が見えます。 少し東側に歩くと、明石川にぶつかります。 明石海峡と明石川という、水運の拠点に当たる所に船上城があったのがよく理解できます。 1585年8月、羽柴秀吉による国替えに…
先ごろ、バチカンより、最高の崇敬対象となる「聖人」に次ぐ「福者」に認定された高山右近にちなむ「船上城」跡を訪問しました。 兵庫県明石市の山陽電車西新町駅を降り、南西の方向に進んでいきます。 本丸跡近くにある公園に、船上城跡およびその周辺を紹…
物語 ドイツの歴史 ドイツ的とは何か 阿部謹也 著 中公新書 1420 2006年7月20日 13版 936年にアーヘンで国王として戴冠したオットー その基本的政策としての 帝国教会制度 自立性の強い諸部族を従えるためにオットーは教会という部族とは関係の…
モンサンミッシェルの大天使ミカエル、地上に降臨、とのことです。 なんだか「ベルリン 天使の詩」を思い起こさせます。 ローマのサンタンジェロ城の頂上でも頑張っておられましたが、颯爽とした姿には魅かれます。 普段は避雷針も兼ねているとのことで、物…
ひょうごの城〔新版〕 橘川真一 角田誠 編著 神戸新聞総合出版センター 発行 2011年2月10日 初版第1刷発行 摂津・播磨・但馬・丹波・淡路という五つの国に分かれていた兵庫県。 播磨守護の赤松氏、但馬守護の山名氏をめぐる南北朝の争い、それに織田信長、…
「失われた時を求めて」(5) 過去にとりわけ大きなインスピレーションを得たデザイナー、マリアーノ・フォルチュニーについて 二面性を表現するmais ・・・mais~ : ・・・だけれども、~でもある fidèlement antiques mais puissamment originales 古い…
キリスト教と戦争 石川明人 著 中公新書 2360 2016年1月25日 発行 軍隊でも、将軍から一兵卒まで、多くの人が祈りをささげる。 それゆえ、祈りを専門とする要員を有する軍隊も珍しくない。 そうした要員を「従軍チャプレン」(military chaplain)とい…
今年もフランス農業見本市の季節がやってきましたね。 初めてのフランス訪問時にたまたま見学し、更に滞在中には毎年訪問していたので思い出深いです。 しかし記事によると今年は反対運動がエスカレートしているとのこと。 残念なことです。 その原因が、中…
ベルギーとフランス国境、川とか山とかあまりなさそうなので国境管理もたいへんそうですね。 以前、バスでこの二国の国境を越えたことがあったのですが、その時は高速道路でした。かえって高速道路のほうが国境管理はしやすいのかもしれません。 それにして…
ほぼ真正面からシャンボール城を眺めます。 こう見ると城下部の建物がしっかりとした土台に見えます。 この部分は馬小屋と使用人の共同部屋に割り当てられていたそうです。 再び城に近づいてテラス部分を中心に写真を撮ります。 このテラスから、延臣たちが…
イタリア現代史 第二次世界大戦からベルルスコーニ後まで 伊藤武 著 2016年1月25日発行 中公新書 2356 この本では、第二次世界大戦と冷戦という二つの「戦争」と「戦後体制」としてそれぞれ生まれた、二つの共和制を通してイタリアの現代史を描いています。 …