ジロ・デ・イタリア 第20ステージ ニーバリ総合優勝へ

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2016年のジロ・デ・イタリア、最終日前の第20ステージを見ることが出来た。
首位と44秒差だったニーバリが逆転総合優勝を確実にした。
それにしても、アスタナのサポート陣がすごい。
チャベスを中心とする、マリアローザグループを支配する。
スカルポーニなどの選手が、どんどん引っ張っていく。
チャベス選手も孤軍奮闘するが、ニーバリ選手のアタックについていけず、少しずつ遅れ始める。
ニーバリ一人になっても、更に先頭グループから降りてきたアスタナのアシストがいたのも大きい。
ついに44秒差を越え、めでたく地元での総合優勝を確実にした。
イタリアは盛り上がっていることでしょうね。
チャベスは惜しくも総合2位。インタビューで「これは始まりだ」と悔しさを隠して前向き発言をしていたのが印象的だった。
総合3位はバルベルデ。しっかりと表彰台にもぐりこむのは流石である。
この日のステージ優勝はカチューシャでエストニア人のタラマエ選手。
前日無念のリタイアした同じチームの選手の頭文字の「Z」の字を描きながらゴールしたのは感動的だった。
それにしても、この時期でも、まだ雪が残っているような所を走っているのは、ジロなら普通の風景かもしれないが、やはり凄い。
あと最後の下りは狭い道でカーブもきつい。そこをタイムを気にしながら滑走する。見ていてもスリルあふれるコースであった。
(画像はCYCLE SPORTS JPのHPからです)