ケーニッヒが第8ステージ制す、ロッシュが総合首位に ブエルタ・ア・エスパーニャ

コースはジブラルタル海峡近くの地中海沿岸で、最後は山を登っていく。
放送を見始めたとき、ちょうど集団の先頭グループは、アスタナではなくネットアップ・エンデューラが支配していた。
このチームは全く知らなかったが、ワイルドカードで今回のブエルタに滑り込んだとのこと。
どうやらこのステージ、気合が入っていたらしい。
コースは地中海沿岸の風光明媚なところを通る。
沿岸に別荘になりそうなコンドミニアムが立ち並んでいた。不動産の値段が気になるところである。
そしていよいよ上り。
ここで結構レースは動き、見ているほうとしては面白かった。
そして最後、ネットアップのケーニッヒ選手が先頭ゴール。
チームとしてレースを支配した功徳が報われたのはめでたい限り。
この選手はチェコ人だが、実況のサッシャさんによると、ドイツ系の名前らしい。
そういえばポーランド人のシュミッド選手なんかもそうなのかな、と思う。
そしてケーニッヒKonigは「王様」という意味らしい。konigがkingということなのだろうか。
インタビューによると、コースの坂のことをあまり把握していなかったらしい。かえってそういうのが怖いもの知らずで幸いしたのだろうか?
そして総合10位以内を狙いたいとのことだった。
この日でニーバリ選手は総合一位から落ち、サクソ・ティンコフのロッシュ選手がマイヨ・ロホとなった。