樫本大進さん音楽監督によるル・ポン 2013を聴きにいく

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今年も、かの樫本大進さんが音楽監督を務める、ル・ポン2013に行ってきました。
自分にとっては、この季節の風物詩になりつつあります。
ちょうどこの日の朝、「題名のない音楽会」で樫本さんが出ておられ、いつもの迫力あるヴァイオリンを聴かせてくださいました。番組内でも、このルポン2013について触れられていました。
この日はまずベートーヴェンのホルン ソナタ ヘ長調Op.17からでした。
やはりコンサート最初の曲は、ブルーノ・シュナイダーさんによるホルンの管楽器特有の伸びやかな音色がよく似合います。
続いて同じくベートーヴェンの弦楽三重奏のためのセレナードでした。
この曲では樫本さんのヴァイオリンがたっぷり聴けましたが、途中突然中断したのが残念でした。弦の関係だったのでしょうか?
休憩の後、ボッテシーニの弦楽五重奏曲となります。
ここではメインは黒いドレス姿が素敵なナタリア・ロメイコさんでした。樫本さんたちがしっかりと支えているという感じでしょうか。
最後は再びベートーヴェンのピアノ三重奏曲第7番 変ロ長調「大公」でした。
コンスタンティン・リフシッツのピアノが見かけどおり迫力ありました。ボリス・ブロフツィンさんも迫力ある外見で、最初はしきりに椅子を気にしておられました。小さかったのでしょうか(笑)。
その二人を理知的なズヴィ・プレッサーさんのチェロが支えます。
個人的にはもっとリフシッツさんとブロフツィンさんのピアノVSバイオリンバトルが聴きかったような気がするのですが、単なる見かけに惑わされる素人の悲しさでしょうか(笑)。
ともかくこのような貴重なコンサートを地方でしていただけるのは誠にありがたいことです。今後とも続くことを願っております。