アルザスのワイン畑(バール Barrにて)

フランスのぶどう畑について語ろうとする時
思わず言ってしまう
「ワイン畑」と
日本では、ぶどうはそのまま食べるけど
ヨーロッパでは、あくまでワインの原料として
ぶどうを利用する
そして畑の周りでは
素晴らしいワインを創るため
知恵と手間をかけて
えっちらおっちら働いている
その言い違いは
ぶどうとワインの
切っても切れない
深すぎる関係から来る
間違いじゃない、ほんの単語の言い違い

アルザス
ヴォージュの斜面を利用して
ワイン畑、じゃなくて、ぶどう畑がいっぱいだ
リースリング、シルヴァネル、ピノ・ブラン
舌をかみそうなゲヴュルツトラミナー
いろんな品種がいっぱいだ

サント・オディール修道院を降り
立ち寄った小さな村バール(barr)
ここもやわらなか斜面にワイン畑、もといぶどう畑が広がり
上質のワインのように
醸し出すのんびりとした風景