アルザスのミネラルウオーター

その土地になじむことを
「水が合う」という
ここアルザスでも
文字通り
そこのミネラルウオーターを飲み
夏の渇きをいやす

パリではあまり見かけなかった
赤と青、そして緑だったかの
原色のラベル
炭酸ありと炭酸なしがあり
炭酸ありの水の中でも
その炭酸の量の度合いが違い
好みの水を選ぶ事が出来る

すぐに渇きを癒す時は
刺激の多いボトルをごくごく
サンドイッチと一緒の時は
そこそこの炭酸量
微妙に変わる好みの基準

パリに戻り
更に東の端の島国に帰り
多分豊かな国だから
そのミネラルウオーターもどこかで手に入るだろうけれども
本当にその水が合うのは
やっぱりアルザスの夏の太陽の下