村上春樹 1Q84 BOOK1

 
 
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1Q84 BOOK1
著者 村上春樹
発行所 ㈱新潮社
6刷 2009年6月20日
 
この日曜日に図書館で見かけたので、すばやく借りてしまいました。
途中は最後まで読めるか心配だったが、結局今日の休みでBOOK1は読破してしまいました。
このようなベストセラーについて、今更内容や感想を書くのもなんなので、映画化するのなら登場人物を誰にすればよいか、お遊びで思いつきました。
ろくにドラマや映画は見ないので、俳優さんの範囲も限られていますが、ご容赦願います。
 
青豆・・・天海祐希さん
天吾・・・重くて影のある山本太郎さん
小松・・・調子のいい山本太郎さん(ただし関西弁ではない)
ふかえり・・・蒼井優さん(ただし胸以外・(笑))
老婦人・・・最近、芸能ニュースでしっかりとインタヴューにこたえている樹木樹林さん
 
この小説の中で、チェーホフの「サハリン島」を読むシーンがある。
自分がこの本を読んだ時、なぜ彼はわざわざサハリン島まで行って、下級官吏のごとくに調査しそれをまとめたのか疑問だったが、天吾がその理由を言ってくれている。
それによると
・ただ単にそこに行きたくなった。純粋な意味での好奇心。説明のつかないインスピレーション
・チェーホウは小説家でもあり医者でもあった。そこで彼は一人の科学者として、ロシアという巨大な国家の患部のようなものを、自分の眼で検証してみたかった。
・モスクワの文壇や批評家など、文学的な垢を洗い流すための、一種の巡礼的な行為
 
最後に
二つの月は見たことはないが、星が二つ近づいているのは、今なら18時半ごろ、西の空に見ることができます。少なくとも自分には見えます(笑)。