逆光の聖母子像(ヴィエンヌ、フランス)

イメージ 1
 
展望台から後ろを振り向くと、写真のような彫像が立っていました。
逆光でわかりにくいのですが、聖母子像のように思えます。
ふと、彫像における聖母マリアの表現はどうなのか気になりました。
絵画では、受胎告知など聖書の場面、あるいは聖母子としての姿が多いように思います。
それに対し、このような公共の彫像では、どうしてもまわりを見据えているような姿になります。
また幼子イエスを抱いている時もあれば、聖母単体の時もあります。
オランジュのローマ劇場そばの丘で見た彫像(それが聖母マリアかどうかは確証はありませんが)は、聖母単体だったように思います。
どう表現するかにより、信仰の形が、聖母に重きを置かれているのかどうか、という地域性などにもつながるのかもしれません。