2005-09-01から1ヶ月間の記事一覧

ロワールの真珠(アゼ・ル・リドー城)

トゥール3日目の朝、今日は観光バスで城を目指す。 この日も、放射冷却で寒いことは寒いが、雲ひとつない晴天だ。11月のフランス北部で3日連続快晴に恵まれたのはラッキーだった。 8時過ぎにオフィスドツーリズムの前に行く。ここで待ち合わせだ。 しば…

城とワインとジャンヌのシノン

シノン城内を散策する。 まず、ジャンヌが初めてシャルル7世に会った大広間跡に入る。 いまや、ほとんど廃墟となっているが、ここが出会いの場だと思うと感慨深いものがあった。 ジャンヌダルクを扱った、映画やドラマで有名な場面である。性悪そうなシャル…

ジャンヌダルクを探しに(シノン)

シュノンソーからトゥールに帰る電車が、30分ほど遅れてしまった。 トゥールからシノン行きが少し遅れてしまう。幸い、シノン行きの本数はまずまずあるので、問題はなさそうだ。 トゥールの観光案内所で、明日の予約をする。予定通り、午前午後、別々のバ…

ジャンヌ・ダルクの生涯 藤本ひとみ著

岩波新書よりジャンヌダルクの新刊の新聞広告が出ていたので買いに行く。 しかし本屋に行くも、その本はなかった。 ちょうど、タイトルの藤本先生の本を見つけ、立ち読みする。すぐに気に入り買う。 ジャンヌダルクの生涯を、わかりやすく書いている。図面も…

流れに浮かぶシュノンソー城

翌日、予定通りまずシュノンソー城に行く。 トゥール駅で、まずシュノンソーとシノンへの往復切符を買っておく。シュノンソーなどは、無人駅らしいので、買っておかないとまずい。券売機が壊れていたりする事がある。 電車に乗る。何となく旧式のぼろっちい…

ロワールの城攻略作戦

夕焼けの中、アンボワーズからトゥールに戻る。 一旦ホテルに戻り、夕食の場所を探す。ホテルは中心地から南に外れたところだった。幸い手ごろな中華料理店があったのでそこで落ち着く。 ホテルに戻り、明日からの計画をたてる。ロワールの城を効果的に回ら…

ダヴィンチの黄昏(アンボワーズ)

11月の祝日と週末を利用して、ロワールの城めぐりに行こうと決めた。 ただ、この時期、天気が心配である。 前もってロワールの中心地、トゥールのホテルを予約し、TGVのチケットを買う。あとは雨が降らないのを祈るのみだった。 パリのモンパルナス駅から…

ライヴ・エイドのDVD

ライヴ・エイドのDVDを見た。 このところ、深夜のテレビを見ていると、このDVDの通信販売をさかんにしていた。懐かしい画像が一杯だったので、タワーレコードに行って、買いに行ったのだ。 このライヴ・エイドは、アフリカの飢餓に対する募金のため、198…

オランジュ 村の眺め

ひととおりガイドブックに載っていた所を見学し終わり、どこに行こうかということになる。 結局古代劇場の裏にあるサントゥトロップの丘に登ろうということになり、バスターミナルのある東側から登る。 この日は天気もよく、青空が広がっており、眺めを楽し…

オランジュの世界遺産

南仏のニームで用事があったので、その帰りオランジュに立ち寄る。世界遺産ハンターとしては、前から訪れたいと思っていた。以前プロヴァンスに行った時は、オランジュまで行く余裕がなかったのだ。小さいオランジュ駅に着く。荷物があったので、ロッカーを…

ブルゴーニュのぶどう収穫祭にて

宿泊地を出て、Joignyという人口1万人ほどのブルゴーニュの街に行く。 ここでぶどう収穫祭が開かれるとのことだ。今年で11回目とのことである。 オーセールと同じくヨンヌ河沿いにある、半円形をした街である。街自体小高い丘になっている。 朝早く着いた…

ブルゴーニュの小さな村 寒い秋の朝

オーセールを出てブルゴーニュのワイン畑、じゃなかったぶどう畑の間を巡る。 Irancyという場所のワインの即売所に立ち寄る。ぶどう畑の地図を見ながら、ワインのテイスティングをさせてもらう。そして気に入ったワインを買った。 車は刈り取られた後のぶど…

オーセールの名監督

パリから車でブルゴーニュ方面に行く。 今回はグループでの旅行で、何台もの車に分乗する。 高速道路で、まずオーセールという街を目指す。 フランスの高速道路は、日本のように高架のところは少ない。なだらかな曲線を描く平原の間を、スピードをあげて進ん…

古都プラハよ いつまでも

地下鉄の駅の入り口を見つけ、降りようとするとき、ふと前を見ると建物の下にあるアーチ型の短く、暗い通り道の向こうにプラハ城が見えた。 曇天でかすんでいるものの、大聖堂とその前の宮殿が見える。 思わず立ち止まり、しばし眺め、名残を惜しむ。 プラハ…

ユダヤ人地区を彷徨う

二泊三日のプラハ旅行、今日で最終日だ。 ホテルをチェックアウトして外に出る。この日は前日の青空とは違い曇っていた。 まずプラハ市立博物館に入る。ほとんど一番の客のようで、中にはほとんど人はいない。 ここには1830年代に作られたプラハ市の巨大…