ミシュレとルネサンス

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ミシュレルネサンス
「歴史」の創始者についての講義録
リュシアン・フェーヴル
ポール・ブローデル 編
石川美子 訳
藤原書店
1996年4月25日初版第1刷

この正月休みに読んだフランス関係の本の一冊。
ミシュレという、有名なフランスの歴史家について、1942年から43年にかけて、パリで行われた講義を編集したものである。
ミシュレは、いわゆる「ルネサンス」という言葉を、歴史の専門用語とした人である。
15世紀当時、ヨーロッパで恵まれていた国、イタリアから発し、主にフランスとの衝突により「ルネサンス」という形で昇華した。
ディジョンのモーゼの彫刻から話が始まり、イタリアにとび、スタンダールやドレクリュ―ズまで話は飛んでいく。
ドイツに支配されていた時代のパリにおける講義だった事を思うと、その熱意のほどを感じ取れる事が出来る。