「南フランス古代文明紀行」より(ニームの円形闘技場)

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再びニームについて。
著者の方は、ニーム円形闘技場も訪問されている。
ここでは英語も上手に話せる、若い女性ガイドにより案内してもらっている。
自分が行った時には、ガイドの方はいなかったように思う。
アルルの闘技場ではまとまった人数でガイドさんに案内してもらった記憶がある。
サービス面だけでなく、安全の問題もあるのかもしれない。

ニームの闘技場は、ローマのコロセオの少し後に造られたとの事。
西暦90年ごろらしい。
ニームの「アレーナの全体構造は二層からなり、外壁の一階は角型の「付け柱」で飾り、二階は変形した一種のコリント式円柱で装飾し、連続するアーチは壮大でしかも調和美がある」と文中で述べておられる。
自分が行った時は、添付しているとおり、全体がわかるようないい写真を撮る事ができなかった。
この本の中にある写真は駅方面から撮った物だと思われるが、かなり全体像を捕らえている。

ガイドブックによると、現在もスポーツやコンサートに使われているらしい。
また布の屋根をつける時もあるとのこと。