#伝記、自伝
英賀城本丸周辺復元図 英賀保めぐり案内図 歴史と文化のまち英賀保めぐり 保存版 司馬遼太郎の世界・英賀城跡 平成11年10月・「英賀保連合自治会」 発行 (3)英賀城(あがじょう)の特色 姫路市飾磨区中浜町 英賀城の創建は遠く平安期にあり鎌倉時代に吉川・赤松…
Ⅴ まっすぐな道 『プルターク英雄伝』 1世紀のローマの伝記作家プルタルコスの著した書物で、プルタークはプルタルコスの英語読みである。ギリシャ人とローマ人の互いに似たところがある高名な人物を、一人ずつ組み合わせた 22組の対比列伝と、4篇の単独伝記…
モンテーニュ 旅日記(上)表紙 モンテーニュ 旅日記(上) 宮下志朗 訳 岩波書店 発行 岩波文庫 赤 509-7 2026年2月13日 第1刷発行 1580年、地元ボルドーで『エセー』初版を出したモンテーニュは、同年9月から1581年11月まで旅に出ます。 この上巻ではパリ近…
川面に映る桜並木 近代将棋 四月号 昭和54年4月1日発行 編集兼発行人 永井英明 近代将棋社 発行 桜を見ていたら(しだれ桜ではありませんが)、昔読んだ、「近代将棋」に連載されていた、天野宗歩の小説の一場面を思い出しました。 小説天野宗歩 青嵐の棋客(第三…
Ⅳ 東西間の往復運動 日本滞在記の前期と後期を比べると、チェンバレンの日本研究の面での違いの他に、彼がヨーロッパに里帰りをした回数に大きな違いがあることがわかる。 それでも日本滞在記の後半においても、ヨーロッパに里帰りした期間よりも、日本に滞…
B・H・チェンバレン 日欧間の往復運動に生きた世界人 表紙 B・H・チェンバレン 日欧間の往復運動に生きた世界人 太田雄三 著 リブロポート 発行 シリーズ民間日本学者 24 1990年3月20日 初版第1刷発行 チェンバレン(1850−1935)の、主に書簡を通じて、その生…
解説 松崎硯子 クレットマンの学んだエコール・ポリテクニック エンジニア養成校として1794年に設立され、1804年に皇帝ナポレオン・ボナパルトが革命後に不足していた将校軍人を養成するための軍人養成校にした高等教育機関で、現在でも国防省の所管である。…
第二部 万年の国語愛 第八章 日本語改良への第一歩 それまでの写本の段階では方言などの影響で揺れていた表記が、印刷によって一定のものへと次第に固定化されていく。 およそ印刷は、カクストンの出版印刷所がロンドンに置かれたのと同じように、中国や我が…
日本語を作った男 上田万年とその時代 表紙 日本語を作った男 上田万年とその時代 山口謡司 著 集英社インターナショナル 発行 2016年2月29日 第1刷発行 近代言語学を初めて日本に導入すると同時に、標準語の制定や仮名遣いの統一などを通じて「近代日本語」…
小栗上野介 忘れられた悲劇の幕臣 表紙 小栗上野介 忘れられた悲劇の幕臣 村上泰賢 著 平凡社 新書561 2010年12月15日 初版第1刷発行 大河ドラマになることが決定した小栗上野介の評伝です。 地味な人物ですが、以前から気にはなってました。 どう大河ドラマ…
柳田國男 人と思想199 表紙 柳田國男 人と思想199 菅野覚明 著 清水書院 発行 2023年9月25日 第1刷発行 柳田國男の人生を振り返り、その思想世界の全貌を明快に描き切った評伝です。 はじめに――「柳田山」の道標 柳田の文体の特徴とされる持って回ったような…
姉・米原万里 思い出は食欲と共に 表紙 姉・米原万里 思い出は食欲と共に 井上ユリ 著 文藝春秋 発行 2016年6月5日 第2刷発行 米原万里さんの妹で、井上ひさしさんの妻である井上ユリさんによる、米原万里さんのエピソード集です。 ご家族というだけあって、…
ラファエロ作「聖チェチリア」 ボローニアの国立絵画館に展示されている ラファエロの『サンタ・チェチーリア(セシリア、チェチリア)』を忘れてはなるまい。 ヴァザーリの『優れた画家、彫刻家、建築家の生涯』(1550年)より ボローニャにフランチェスコ・…
世界中で言葉のかけらを 日本語教師の旅と記憶 世界中で言葉のかけらを 日本語教師の旅と記憶 山本冴里 著 2023年10月15日 初版第1刷発行 この本では、日本語教師としての体験や、複数言語使用への肯定、同業者の話、旅、日常などについて書いています。いず…
放送記者、ドイツに生きる 表紙 放送記者、ドイツに生きる 永井潤子 著 未來社 発行 2013年8月1日 初版第1刷発行 ドイツからの日本語放送、ドイチェ・ヴェレで記者として働いていた著者の、自分史及びドイツの政治や社会の記録です。 ドイチェ・ヴェレは自分…
ヨハネス・ケプラー 天文学の新たなる地平へ オックスフォード 科学の肖像 ヨハネス・ケプラー 天文学の新たなる地平へ オーウェン・ギンガリッチ 編集代表 ジェームズ・R・ヴォールケル 著 林大 訳 大月書店 発行 2010年9月21日 第1刷発行 コペルニクスの後…
宮本常一と土佐源氏の真実 表紙 宮本常一と土佐源氏の真実 井出幸男 著 梟社 発行 2016年3月30日 第1刷発行 第一章 『土佐源氏』の成立 『土佐源氏』において、宮本は山口県周防大島の身についた言葉を核として方言的記述を作り上げた。そしてさらに中国地方…
ル・ペン家の人びと 表紙 ル・ペン家の人びと 三世代でたどるフランス極右の実像 本間圭一 著 創元社 発行 2025年8月20日 第1版第1刷発行 国民戦線創設者のジャン=マリ・ル・ペン、その三女のマリーヌ・ル・ペン、そしてジャン=マリの次女の娘で、マリーヌ…
フルベッキ伝 表紙 フルベッキ伝 井上篤夫 著 国書刊行会 発行 2022年9月8日 初版第1刷発行 フルベッキについては、自分もフルベッキ写真でしか知らなかったのですが、この本では彼の人生、そして日本の明治政府への貢献について詳しく書かれています。 序章…
曠野の花 表紙 明治34年2月20日 武藤信義大尉、阿部野利恭、秋山運次郎と共に哈爾浜へ立つ ポグラニーチナヤで真野新吉に再会 磨刀石に到着。ビストル所持でカザックに連行される 地名不明の鉄道工事場の掘立小屋に宿泊 掖河では真野の紹介で川上常吉の…
日露戦争直前の満州要図 曠野の花 石光真清の手記 石光真清 著 中公文庫 1991年3月25日 7版 『満州残映』を読んでいると、愛読書であるこの本に触れた箇所が複数出てきました。それで改めて石光真清さんの足跡を綿密にたどって、まとめてみたくなりました。 …
詳解 チェ・ゲバラ ボリビア日記 詳解 チェ・ゲバラ ボリビア日記 エルネスト・チェ・ゲバラ 著 伊高浩明 訳・解説 中央公論新社 発行 2025年8月10日 初版発行 革命家、チェ・ゲバラによる、1966年11月7日から1967年10月7日までの日記です。 ボリビアでのゲ…
橘耕斎とゴシケーヴィチが編纂した『和魯通言比考』 三 幕末・明治の人々 橘耕斎正伝 帝政ロシア外務省に勤務した日本人の話 耕斎は何よりも好奇心が強く、幾分軽率さを備えた人間だったと思う。 明治7年の日本帰国以来、さらに明治18年の他界以後、諸々の新…
森鷗外と日清・日露戦争末延芳晴 著2008年8月20日 初版第1刷平凡社 発行森鷗外の多様な面の中から、この本では日清・日露戦争従軍時に鷗外が経験したことや、様々な思い、また「うた日記」という戦争詩歌集、そして妻子への愛情や田山花袋との交流などが書…
みんな昔はこどもだった 池内紀 著 講談社 発行 2018年3月20日 第1刷発行 手塚治虫、林芙美子、宮本常一、柳田国男、澁澤龍彦ら、大きな、個性的な仕事をした十五人の足跡を幼少期を中心にたどっていっています。 手塚治虫版の「ファウスト」 池内さんが小…
新版 福翁自伝 福沢諭吉 昆野和七 校訂 角川文庫 15298 平成21年11月15日 三版発行 先日読んで、このブログでも紹介した「パリの福澤諭吉 謎の肖像写真をたずねて」に触発されて、この福翁自伝を読んでみました。 独特の語り口による、痛快な自伝で、たいへ…
アルチュール・ランボーは1870年10月7日、シャルルヴィルを出奔し、フュメまで列車で行き、ヴィルーからジヴェを通って、シャルルロワに乗り込んでジャーナリストになるという計画をたてた。 シャルルロワのコレージュ通り20番地にある町の新聞社では、ジュ…
小説集 竹中半兵衛 2014年3月30日 発行 末國善己 編 作品社 発行 大河ドラマ「軍師官兵衛」において、一番魅力的なキャラクターはこの竹中半兵衛かなという気がします。 まだドラマでは放送されていませんが、官兵衛の息子を助ける場面とかはしびれますね。…