#伝記、自伝
ムソルグスキー その作品と生涯 表紙 ムソルグスキー その作品と生涯 アビゾワ 著 伊集院俊隆 訳 新読書社 発行 1993年12月1日 初版1刷 モデスト・ペトロビチ・ムソルグスキー 1839-1881 読者へ ムソルグスキーの有名な肖像画は、彼の生涯の最後近くにレー…
江戸入牢中のコラッシュ 第十章 〈敗軍の将〉の再生 ---- " 皆一場の夢なり " 「コラッシュ君はまことに奇人だった。羽織袴を愛用し、日本刀を腰にさしてチョンまげまで結っている。それに長身でもないから、日本人とよく間違われたようだ。彼は北海道を独立…
大鳥圭介 威ありて、猛からず 表紙 評伝 大鳥圭介 威ありて、猛からず 高崎哲郎 著 鹿島出版会 発行 2008年4月20日 発行 プロローグ 創造の夜明け ---- 工部大学校開校 明治維新以降「維新の志士」や「旧幕臣」の多くが名前を変えた。大鳥は苗字や名前を変えよう…
ラファエッロの秘密 表紙 ラファエッロの秘密コスタンティーノ・ドラッツィオ 著上野真弓 訳河出書房新社 発行2019年1月30日 初版発行本書は2015年にイタリアの会社より出版された、直訳で「ラファエッロの秘密 フォルナリーナの謎からヴァティカン教皇居室ま…
〈付録〉『渋沢栄一自叙伝』より 王政復古と帰朝 一 新聞にて政権返上を知る フロリへラル卜氏の勧めに従ってフランスの公債と鉄道株券を買い求め、万一の場合の用意としておいた。 二 有為天変に感慨無量 12月3日無事横浜に着したのであるが、すでに江戸は…
箱館戦争に参加した日本人とフランス人 赤字はこの本の登場人物 主な部隊 最前線で戦った戦士達 遊撃隊 17 五稜郭に散った隻腕剣士 伊庭八郎 18 満身創痍で放った 6連発ピストル 人見勝太郎 衡鋒隊 19 ヨーロッパ式歩兵隊隊長、箱館に死す 古屋佐久左…
団鬼六自薦エッセイ集 牛丼屋にて 表紙 団鬼六エッセイ集『牛丼屋にて』 団鬼六 著 バジリコ 発行 2004年4月30日 初版第1刷発行 春の章 ジャパニーズ・チェス 軍需工場で仲良くなった、米軍のオーストラリア兵捕虜との将棋を通した交流 詰将棋 受け方5ニ王…
シベリアの旅 私の歌曲の出版について私の名が問題になった。ヘップバーン式(ヘボン式)に綴ると、耕作はkosakuとなる。が、それをそのまま、ドイツ流に発音すると、コォザクゥとなる。 「クゥはドイツでは牝牛だ。日本の作曲者が、はじめてドイツで出版するの…
自伝 若き日の狂詩曲 はるかなり青春のしらべ 表紙 はるかなり青春のしらべ 自伝/若き日の狂詩曲 山田耕筰 著 かのう書房 発行 昭和60年4月10日 発行 山田耕筰の前半生の自伝です。 留学先がドイツということもあり、読みながら「疾風怒濤」という言葉が、常…
棋士という人生 傑作将棋アンソロジー 表紙 棋士という人生 傑作将棋アンソロジー 大崎善生 編 新潮社 発行 新潮文庫 お-67-4 平成28年10月1日 発行 将棋に関するアンソロジー(名文選集)です。 将棋界関係者だけでなく、沢木耕太郎や村上春樹、小林秀雄など…
山田耕筰 作るのではなく生む 表紙 山田耕筰 作るのではなく生む 後藤暢子 著 ミネルヴァ書房 発行 2014年8月10日 初版第1刷発行 本書では、作品・著作などの資料調査と現地調査に基づき、異文化圏の芸術受容の前衛という視座から、彼の創作行為、その苦悩と…
柳田国男の宮廷時代 表紙 柳田国男の宮廷時代 山下紘一郎 著 而立書房 発行 2026年6月10日 第1刷発行 柳田国男の宮内書記官兼任から、貴族院書記官長辞任までの期間を狭義の「宮廷時代」としています。 なお新刊につき、目次中心でメモを書かせていただきます…
回想の明治維新 一ロシア人革命家の手記 表紙 回想の明治維新 一ロシア人革命家の手記 メーチニコフ 著 渡辺雅司 訳 岩波文庫 青441-1 1991年10月5日 第8刷発行 書名を見ると堅苦しそうに見えますが、中身は著者の学習と経験に基づく分かりやすい日本論です…
追跡 一枚の幕末写真 裏表紙 2 たそがれのパリ 芳賀徹「大君の使節」 文久2年(1862)徳川幕府第1回パリ使節正使竹内下野守について書いている。 帰り竹内使節団はグランド・ホテルに泊まる。1862年7月14日完成 パリの新聞は一行の写真を撮り、 それを細かい…
青い眼が見た幕末・明治 表紙 青い眼が見た幕末・明治 12人の日本見聞記を読む 緒方修 著 芙蓉書房出版 発行 2020年6月25日 第1刷発行 第1部 幕末・明治を外から見る 1 ロシア文豪が見た幕末日本―閉ざされた玉手箱 イワン・A.ゴンチャローフ『ゴンチャロ…
英賀城本丸周辺復元図 英賀保めぐり案内図 歴史と文化のまち英賀保めぐり 保存版 司馬遼太郎の世界・英賀城跡 平成11年10月・「英賀保連合自治会」 発行 (3)英賀城(あがじょう)の特色 姫路市飾磨区中浜町 英賀城の創建は遠く平安期にあり鎌倉時代に吉川・赤松…
Ⅴ まっすぐな道 『プルターク英雄伝』 1世紀のローマの伝記作家プルタルコスの著した書物で、プルタークはプルタルコスの英語読みである。ギリシャ人とローマ人の互いに似たところがある高名な人物を、一人ずつ組み合わせた 22組の対比列伝と、4篇の単独伝記…
モンテーニュ 旅日記(上)表紙 モンテーニュ 旅日記(上) 宮下志朗 訳 岩波書店 発行 岩波文庫 赤 509-7 2026年2月13日 第1刷発行 1580年、地元ボルドーで『エセー』初版を出したモンテーニュは、同年9月から1581年11月まで旅に出ます。 この上巻ではパリ近…
川面に映る桜並木 近代将棋 四月号 昭和54年4月1日発行 編集兼発行人 永井英明 近代将棋社 発行 桜を見ていたら(しだれ桜ではありませんが)、昔読んだ、「近代将棋」に連載されていた、天野宗歩の小説の一場面を思い出しました。 小説天野宗歩 青嵐の棋客(第三…
Ⅳ 東西間の往復運動 日本滞在記の前期と後期を比べると、チェンバレンの日本研究の面での違いの他に、彼がヨーロッパに里帰りをした回数に大きな違いがあることがわかる。 それでも日本滞在記の後半においても、ヨーロッパに里帰りした期間よりも、日本に滞…
B・H・チェンバレン 日欧間の往復運動に生きた世界人 表紙 B・H・チェンバレン 日欧間の往復運動に生きた世界人 太田雄三 著 リブロポート 発行 シリーズ民間日本学者 24 1990年3月20日 初版第1刷発行 チェンバレン(1850−1935)の、主に書簡を通じて、その生…
解説 松崎硯子 クレットマンの学んだエコール・ポリテクニック エンジニア養成校として1794年に設立され、1804年に皇帝ナポレオン・ボナパルトが革命後に不足していた将校軍人を養成するための軍人養成校にした高等教育機関で、現在でも国防省の所管である。…
第二部 万年の国語愛 第八章 日本語改良への第一歩 それまでの写本の段階では方言などの影響で揺れていた表記が、印刷によって一定のものへと次第に固定化されていく。 およそ印刷は、カクストンの出版印刷所がロンドンに置かれたのと同じように、中国や我が…
日本語を作った男 上田万年とその時代 表紙 日本語を作った男 上田万年とその時代 山口謡司 著 集英社インターナショナル 発行 2016年2月29日 第1刷発行 近代言語学を初めて日本に導入すると同時に、標準語の制定や仮名遣いの統一などを通じて「近代日本語」…
小栗上野介 忘れられた悲劇の幕臣 表紙 小栗上野介 忘れられた悲劇の幕臣 村上泰賢 著 平凡社 新書561 2010年12月15日 初版第1刷発行 大河ドラマになることが決定した小栗上野介の評伝です。 地味な人物ですが、以前から気にはなってました。 どう大河ドラマ…
柳田國男 人と思想199 表紙 柳田國男 人と思想199 菅野覚明 著 清水書院 発行 2023年9月25日 第1刷発行 柳田國男の人生を振り返り、その思想世界の全貌を明快に描き切った評伝です。 はじめに――「柳田山」の道標 柳田の文体の特徴とされる持って回ったような…
姉・米原万里 思い出は食欲と共に 表紙 姉・米原万里 思い出は食欲と共に 井上ユリ 著 文藝春秋 発行 2016年6月5日 第2刷発行 米原万里さんの妹で、井上ひさしさんの妻である井上ユリさんによる、米原万里さんのエピソード集です。 ご家族というだけあって、…
ラファエロ作「聖チェチリア」 ボローニアの国立絵画館に展示されている ラファエロの『サンタ・チェチーリア(セシリア、チェチリア)』を忘れてはなるまい。 ヴァザーリの『優れた画家、彫刻家、建築家の生涯』(1550年)より ボローニャにフランチェスコ・…
世界中で言葉のかけらを 日本語教師の旅と記憶 世界中で言葉のかけらを 日本語教師の旅と記憶 山本冴里 著 2023年10月15日 初版第1刷発行 この本では、日本語教師としての体験や、複数言語使用への肯定、同業者の話、旅、日常などについて書いています。いず…
放送記者、ドイツに生きる 表紙 放送記者、ドイツに生きる 永井潤子 著 未來社 発行 2013年8月1日 初版第1刷発行 ドイツからの日本語放送、ドイチェ・ヴェレで記者として働いていた著者の、自分史及びドイツの政治や社会の記録です。 ドイチェ・ヴェレは自分…