学びなおすと世界史はおもしろい

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学びなおすと世界史はおもしろい
太田竜一 著
ベレ出版 発行
2015年8月25日 初版発行

世界史の全体像を要領よく学べる新しいタイプの入門書
地域を行き来しつつらせん状に時代を下るという、教科書的な構成ではなく、
「農業と都市」「宗教と文明」「交易」「科学技術」「主権国家」「ナショナリズム」「イデオロギー対立」エネルギー問題」「グローバル化」のような、歴史を動かし現代の世界を作り上げてきたテーマを語るというかたちをとっています。

麦の文明-オリエント
アワと米の文明-中国とインド
トウモロコシとジャガイモの文明-アメリカ大陸

遊牧民が担う草原の道
中国の絹が運ばれたオアシスの道
季節風を用いる海の道
これらがユーラシア東西の世界を結んだ

大西洋の三角貿易
英仏の商人は西アフリカの国に武器やインド産の綿織物を売り、アフリカ人奴隷を買う
奴隷は英仏が所有するカリブ海の島々に運ばれサトウキビのプランテーションで働かされる
そこでつくられた砂糖はヨーロッパにもたらされ、上流階級の食卓にのぼる