2011-01-01から1年間の記事一覧

EU・ヨーロッパ統合の政治史~その成功と苦悩(3月放送分)」

EUに成立に対して、反対の立場を貫いたサッチャー首相。1960年代にドゴールが欧州統一に対して反対した役割と非常に似通ったものだった。彼女は市場統合には賛成したが、通貨統合や外交安保の局面の統合となると許容外のテーマとなった。 2000年に入り…

EU・ヨーロッパ統合の政治史~その成功と苦悩(2月放送分)」

1957年のローマ条約により、欧州経済共同体(EEC)と欧州原子力共同体(EACA)が創設された。 EECが目指したもの。それはヒト、モノ、カネ、サービスが自由に移動できるいわゆる「共同市場」と呼ばれる単一経済空間の形成であった。 EAEC…

NHKカルチャーラジオ EU・ヨーロッパ統合の政治史(1月放送分)

NHK カルチャ―ラジオ 歴史再発見 EU・ヨーロッパ統合の政治史~その成功と苦悩 2011年1月1日発行 児玉昌己 著 第二次世界大戦後、EUにより「非戦共同体」と形容すべき平和の空間を獲得した。 EUの経済学には「規模の経済」と呼ばれる用語がある。…

緊急! 地震被災協力のお願い

緊急! 地震被災協力のお願い 119番、110番などが繋がりづらくなっています 皆さま、電話の使用は極力避けてください! 安否の確認は災害用伝言ダイアル171番 ツイッターなどのネットの利用をお願いします ●地震でコンタクト&メガネが使用できなくな…

埋もれてしまった?マルキア・フェリーチェ水道橋(ローマ)

このマルキア・フェリーチェ水道橋は、クラウディア水道橋と違って、橋脚がありません。 しかしよく見ると、下部には沢山アーチのようなものが並んでいます。 どうやら推測するに、長年の土砂の堆積によりかなり地中に埋もれてしまったようなのです。 クラ…

マルキア・フェリーチェ水道橋(ローマ)

水道橋公園にあるもう一つの水道橋である、フェリーチェ水道橋に戻って行きます。 最初クラウディア水道橋にいくときに、この上を通る鉄製の簡易階段を渡りました。 この水道橋の名前ですが、宮内庁のHPに載っていた皇太子殿下ご訪問時のスケジュール表に…

イタリア白ワイン「エスト!エスト!!エスト!!!」

仕事の帰り、近くの量販店で、いつものように安売りワインを買いました。 今日はイタリアはローマ近郊の町、モンテフィアスコーネの白ワイン、「エスト!エスト!!エスト!!!」です。 「地球の歩き方 ローマ」にこのコラムが載っていたので、以前から興…

並木道と小道(クラウディア水道橋、ローマ)

あたかもここを起点にして はるか彼方まで分かれていく 道が一本、そしてまた一本 歩く人一人、そしてまた一人

水道橋公園の並木道(クラウディア水道橋、ローマ)

水道橋公園の並木道を歩いていきます。 松の木とクラウディア水道橋が独特の風景を形作っています。 このあたりは、かなり並木の本数も多くなっています。 冬なので意識しませんでしたが、夏の日は太陽の光を遮り、通る人々にひと時の涼を与えてくれている…

クラウディア水道橋と羊さん(ローマ)

クラウディア水道橋から、少しずつ離れていきます。 先ほど通った木の橋が見えますね。 途中に、芝生の中にぽつんと石の柱がありました。 ひょっとしたら、これも古代ローマ時代の、何かいわれのあるものなのかなと思ってしまいます。 さらに歩いていくと、…

鶴林寺での王将戦

先日、将棋の王将戦の対局を現場で観戦する機会に恵まれましたので、なんとか仕事を休んで行ってきました。 場所は、加古川市の名刹、鶴林寺です。 朝、お寺の入り口で集合し、係の方に対局場の浄心院まで連れていってもらいます。 中に入り、対局室からふす…

ヒコーキと青空とクラウディア水道橋(ローマ)

古代の水道橋が 指し示す未来に向かい 現代の飛行機が 飛び立っていきます

埋もれゆく?クラウディア水道橋(ローマ)

クラウディア水道橋沿いにどんどん歩いて行きます。 このあたりに到達すると、橋脚が短くなっているように感じました。 年月を経て、土砂が積もってきたのか、沈没していったのか、それとも元々こういうつくりだったのかはっきりとわかりません。 おそらく…

クラウディア水道橋の傍にて(ローマ)

わずかな水たまりにさえ映える 古代ローマの水道橋と ほんのわずかな青い空 水が通るは石積の橋 人が通るは木製の橋

クラウディア水道橋の断面(ローマ)

クラウディア水道橋の上部断面がわかりやすいところがあったため、写真に撮っておきました。 以前書いたように、この水道橋は新アニオ水道とクラウディア水道の二つの水道を通していました。 おそらくは、この上部のところが、その二つの水道の流れる道だっ…

クラウディア水道橋から見たゴルフ場?と鉄道(ローマ)

いよいよクラウディア水道橋の本体沿いに歩いていきます。 そばで見ると、やはり迫力がありますね。 この水道橋の向こう側は、ちょっとしたゴルフ場なのでしょうか? 人がいますね。 更にその向こうには、線路があります。 この写真を撮ったとき、たまたま…

クラウディア水道橋の二つの空洞(ローマ)

クラウディア水道橋を縦の線として 松の並木道を横の線とする 十字の土の道を 行ったり来たりしています 再び横の線に戻り 水道橋の廃墟の遠景を眺めます 水道橋の上部を見ると 一番上の凹型と その下の四角形の 二つの空洞があるように見えます このクラウ…

廃墟の美、クラウディア水道橋(ローマ)

さらにもう少し進んでみます。 アーチの部分は残っていますが、それ以外はかなり朽ちて無くなっていますね。 もうここまでくれば、廃墟に近くなってきます。 長い歴史を経て、崩れていく水道橋 ただ踏み固められていく土の道 そしていつまでも変わらない青…

クラウディア水道橋の遺構(ローマ)

並木道を、クラウディア水道橋の方向に戻っていきます。 その途中、写真のような崩れかけた水道橋を撮ります。 こちらは、水道橋の「遺構」という表現がぴったりのような感じがします。 そばに近寄ります。 アーチの部分だけが、かろうじて残っています。 …

クラウディア水道橋の並木道から(ローマ)

クラウディア水道橋を横切り、並木道を歩いていきます。 この通りはアルケオバスで貰った地図を見るとV.LE APPIO CLAUDIO、アッピオ・クラウディオ通り、とでも訳すのでしょうか。 途中、のんびりウオーキング中の現地のおばさんたちとすれ違います。 日本…

間近で観察するクラウディア水道橋(ローマ)

クラウディア水道橋のそばにたどり着きます。 この水道橋に沿って、小道ができており、水道橋を間近で見ながら散策することができます。 この橋脚は、凝灰岩とぺぺリーノ(斑点のある灰色の火山砕屑岩)でできているそうです。 ただ、この写真では、レンガ…

クラウディア水道橋ができるまで(ローマ)

このクラウディア水道は、紀元後38年、カリグラ帝により建設がはじまりました。 しかしその三年後、彼が殺されたため、この水道の工事も中絶してしまいます。 帝位を継いだクラウディウス帝は、47年に工事を再開しました。 そして5年足らずで完成させ…

クラウディア水道橋と松の並木(ローマ)

クラウディア水道橋と ローマの松の並木が お互いに競うように そしてお互いを高め合うように 青空のもとで交差しています

16世紀末から古代ローマへ(水道橋公園、ローマ)

現代の公園エリアから まず目の前に広がるのは 16世紀末に造られたという フェリーチェ水道橋 そこにまたがっている 鉄製の粗末な梯子を ガタピシいわせながら上り、降り立つと ローマ古代に造られた クラウディア水道橋が その全貌をあらわしてくる

逆光のローマ水道橋公園

逆光があまりに鋭すぎて 昔の映画の夜景のような ローマの水道橋公園 松の並木が指し示す方向には 水源を包蔵してそうな 遥かな山並みがひかえてる

ローマ水道橋公園へ

ローマのほぼ中心、 地下鉄駅の暗い構内 注意深く取り出す財布 ユーロコインを探りとり ちょっと不安な自動券売機で なんとか切符を買いました 地下鉄の進行方向は ローマの郊外行きなので 混雑なしに運ばれていきます Subaugustaの駅で降りて もぐらのよう…

ヴィットリオ・エマヌエーレ駅へ(ローマ、テルミニ駅周辺)

もう一年の最後の日 ローマは青い冬の空 朝一番にホテルを出て テルミニ駅から程近い ヴィットリオ・エマヌエーレという名の 地下鉄駅に向かいます 欧州イタリアらしからぬ 有色人種の人の群れ 同じ有色人種である自分 彼らの中にまぎれます 朝日がまぶしい…

道を聞かれるのさえ怖いローマ

サンタンジェロ城を見学した後、地下鉄に乗るために北の方向に歩いていきます。 その辺りは、オフィス街という感じで、ちゃんと区画整理されているような場所でした。 ローマのごみごみした街並みに慣れたあとでは、新鮮に感じました。 まあそれでもローマ…

サンタンジェロ城をぐるり(ローマ)

サンタンジェロ城の下に降りて、周りをぐるりと一周していきます。 まだ入口のことが気になっていたようです。 周囲の雰囲気は寂しく、工事中のところもありました。 結局入口はよくわからないままでした。 途中、写真のように、現在の地表から一段低くなっ…

ハドリアヌス帝の胸像(サンタンジェロ城、ローマ)

画像はハドリアヌス帝の胸像です。 このサンタンジェロ城は、もともとハドリアヌス帝の遺体を葬るための墓廟として建設されたため、ハドリアネウム(ハドリアヌス帝の墓廟)とよばれていました。 130年に建設が始められ、彼の死の翌年になる139年に完成しま…