2011-02-09 間近で観察するクラウディア水道橋(ローマ) ローマへ続く真直ぐな道 #ヨーロッパ クラウディア水道橋のそばにたどり着きます。 この水道橋に沿って、小道ができており、水道橋を間近で見ながら散策することができます。 この橋脚は、凝灰岩とぺぺリーノ(斑点のある灰色の火山砕屑岩)でできているそうです。 ただ、この写真では、レンガのような素材も見えます。 真下から覗きこみます。 アーチを支えるため、石がぴっちりと貼りついています。 もともと古代ローマの時代にコンクリートが発明されたそうです。 ただし、それは現代のコンクリートとは違い、粘着力の強いものだったそうです。 それで耐久性もあり、長い年月にも耐えれたようです。 素材にはヴェスピオ火山の灰も含まれており、それが好都合だったともいえます。 もちろん、今までの修復過程において、その時点の科学による最善な方法が使われてきたと思うのですが、それでも何千年と維持してきたことには、今更ながら感服させられます。 (ローマ 古代散歩 および ある設計士の方のブログを参考にしました)