間近で観察するクラウディア水道橋(ローマ)

 
 
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クラウディア水道橋のそばにたどり着きます。
この水道橋に沿って、小道ができており、水道橋を間近で見ながら散策することができます。
この橋脚は、凝灰岩とぺぺリーノ(斑点のある灰色の火山砕屑岩)でできているそうです。
ただ、この写真では、レンガのような素材も見えます。
 
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真下から覗きこみます。
アーチを支えるため、石がぴっちりと貼りついています。
もともと古代ローマの時代にコンクリートが発明されたそうです。
ただし、それは現代のコンクリートとは違い、粘着力の強いものだったそうです。
それで耐久性もあり、長い年月にも耐えれたようです。
素材にはヴェスピオ火山の灰も含まれており、それが好都合だったともいえます。
もちろん、今までの修復過程において、その時点の科学による最善な方法が使われてきたと思うのですが、それでも何千年と維持してきたことには、今更ながら感服させられます。
 
(ローマ 古代散歩 および ある設計士の方のブログを参考にしました)