村と小さな教会 街と大聖堂

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フランスの田舎の村
いにしえの「教区」の区域を元にした村
教区の範囲を決める時
ほんとかどうかは知らないが
教会の鐘が聞こえる広さで決めたという

田舎に響く鐘の音
日の終わりには
農作業にいそしんでいた村人たちは
晩鐘の音を聞いて
お祈りをし
仕事を終えた
そんなミレーやコローの絵の情景が思い浮かぶような
フランスの村と小さな教会

いっぽう大きな街の大聖堂
現世とあの世の幸せと
街の発展を願い
ひとびとが力をあわせて造ったモニュメント

ストラスブールの大聖堂
ヴォージュ山脈産のばら色砂岩から作られた独特の色合い
刻々変化する太陽の光の角度と強さで
新たな色を作り出す

外側の彫像
内側のステンドグラス
聖書の色々な物語を
さまざまな芸術をとおして
わかりやすく説くための壮大なヴィジュアル装置

夜になれば
ライトアップで照らし出される
また違った大聖堂の表情
夏の夜を彩る
大聖堂のもう一つの顔