海に捧げる神殿(スニオン岬へ)

アクロポリスの南側から、シンタグマ広場近くまで歩いて行く。
相変らずこの辺りは人が多い。歩行者天国の辺りはごったがえしていた。
近くのマクドナルドで昼食をとる。
そして、近くのホテルのロビーでツーリストの人を待つ。スニオン岬行きのツアーのためだ。
迎えの人が来る。名前確認後、バスまで連れてってもらう。人ごみの中で見失わないように注意する。
バスに乗り、一旦アテネの南の方に行く。ここで別のバスに乗り換えるとのこと。
みんなぞろぞろと乗り換えていく。無事右側の席を確保する事ができた。
少し年配の女性のガイドが説明する。最初に言葉は英語、フランス語、などどれがいいか聞かれる。「日本語」でしゃべってくれと言ったり、あるいはカッコつけて「フランス語」の時にさりげなく手をあげてやろうかと思ったが、迷惑なだけなのでやめておく。
バスはアテネの街中を抜け海辺の道をひた走る。中間地点のホテルから更に家族が乗り込んできた。
途中、旧の空港の前を通る。まだ飛行機はあったのでそうわかる。
2時間ほどでスニオン岬に着く。回りはなだらかで木々の少ない山、そして穏やかで静かな海が広がっている。
一応入場口があり、ポセイドン神殿のそばまでみんなで登って行く。
ここでしばらくガイドの説明を聞く。
この神殿は、紀元前444年に建てられた。今は16本の大理石の柱が残る。ここも神殿の中には入れないようになっている。
またかの英国の詩人、バイロンも訪れたとのこと。彼のものらしい落書きも残っているらしい。
一通りガイドさんの説明が終わる。後は自由に見てください、集合時間は~時半ですと告げられる。
Half pastて前か後ろかと他の日本人観光客が心配していた。数字だけで言ってくれた方が我々日本人にはありがたい。
神殿の周りにみんな散らばって行く。