ストラスブール美術館展を観賞するため、姫路市立美術館に行って来ました!
この美術館は、ユトリロ展以来の訪問です。
また、作品を提供したストラスブール近現代美術館にも行っていました。現代芸術のオブジェの印象がおぼろげに残っています。
自分はやはり印象派などによる風景画が好きです。
これはシスレーの「家のある風景」です。
シスレーにしては、わりと明るい風景画になっています。
これはロタール・フォン・ゼーバッハによる、La rue de la Douane à Strasbourg, Effet de pluie(邦題は「ストラスブールのドゥアンヌ通り、雨の効果」の方がよろしいかと存じます)です。
この作品の他、ストラスブール周辺を描いた作品としては、ジャック・ガショによる「Port du Rhin」(ライン河の河港を描いたものと思われます)や、マルタン・ユーブレシュトによる、「イル川に架かる橋」などが展示されていました。
まあ軽薄ぐらいでないと、当時わざわざフランスから日本まで来て働く、という思いきったことはできなかったのかもしれませんが。
あと、銀の馬車道を日仏ゆかりのあるバラで飾るプロジェクトが進んでいるとのこと。
以前、姫路港で見たことがありますが、それが沿線各地で見ることができるようになるのは新しい名所となりますね。